Explanation) The evaluation of granular aquifer fron geophysical well logging
Keiichi Kodai
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Abstract
1.は じめ に 地下水調査に利用す るすべ ての検層技術は,油 層工学 か ら発展 して きてい る.し か しなが ら,油 井 検層 の対象流 体は石 油 とガ スなので,淡 水層 の評価は,検 層解析上,特 殊な問題 としてあつかわれ て い る.こ れに対 して,水 井戸検層では多 くの場合,水 だけを対 象にす れば よい点で単純であ るが,油 層 と地 下水層 とでは地層や水質に大 きな相違が あ り,油 層工学で発展 してきた解析 技術をその まま踏 襲で きな い部分 も多 い.例 えば,油 層解析にお いて,間 隙率は産油層 とよ く比 例す るので重要視 され るが,砂.礫 か らな る未 固結 の堆積物が お もな対象に な る帯 水層の場合 には,有 効間隙率が透 水性 と 関係す るので,必 らず しも比例 しない◎砂.礫 か らな る帯 水層中には,程 度 の差は あ るが,砂 に比 べ て粒径 の小 さいあ る量の シル ト.粘 土 を一般に含有す る場合が多 い.粘 土成分は 全ての検層図に,あ る度 合で影響す る.粘 土鉱物 は,粘 土層 にだけでな く,ご く一般 に存在 し,多 くの不均一な透 水性地 層中に も存 在す る.こ の粘土.シ ル ト自体,非 常 に大 きな間隙率 を有す るに もか かわ らず,こ の間隙 水分 の多 くは,産 出可能 な水 と無関係で流動 しない水で あ る.透 水性は,間 隙率か らだけでな く,鉱 物組 成の粒 度お よび セ メンテーシ ョンに関係す るが,坑 井物理検層か らは直接的に透 水性を測 ること が で きない ので,検 層か ら間隙率を計算 し,こ れに地域的な他 のデータを加えた経験式を工夫 し,透 水性を推測す ることにな る. 地 下水調査 の最終 目標 は,正 確 で安全 な水量算定 を行な うことにあ るが,そ の前に,物 理検 層に よ る正確 かつ 詳細な地下地質 構造 を把握 し,特 に帯水層の識別評価 を行な うことが必要であ る.そ れに 臆,透 水性に関係 した幾つか の変数 の測定 が水理学的 に必要 とな る. 未 固結帯水 層の場 合,土 質試験 か ら得 られ る正確 な データは,お もに シル ト.粘 土に限 られ,帯 水 層 に最 も関係のあ る砂.礫 の層につい ては,概 乱試料 か ら自然状態を推察す るに とど まるか,悪 くす れぽ採取不能 にな る.ま た,採 取 可能 な シル ト.粘 土 の試料 において も,経 済的な理 由か ら,オ ー.ル コア リングを行な うことの方 がむ しろ稀であ るので,と て も連続 的な情報を得 ることので きな いのが
说明)地球物理测井对颗粒含水层的评价
首先,地下水调查所利用的所有检层技术都是从油层工学发展而来的。但是,由于油井检层的对象流体是石油和天然气,所以对淡水层的评价是通过检测。在层解析上,作为特别的问题被处理。与此相对,水、井、检层在多数情况下,只对水进行分析就可以,这点很简单,但是油层和地下水层对地层和水质的要求很大。由于存在巨大的差异,很多方面未能完全照搬油层工学发展起来的解析技术。举例来说,在油层解析中,由于间隙率与产油层是很好的比例,所以很受重视。含水层的主要对象是由砾石构成的未固结沉积物,由于其有效间隙率与透水性有关,所以含水层必须是不成比例的。在由砾石构成的含水层中,虽然有程度上的差异,但与沙子相比粒径小,含水量小。通常含有黏土的情况较多,黏土成分对所有的检层图都有影响。粘土矿物不仅存在于粘土层中,而且非常普遍地存在于许多不均匀的透水性地层中。这种粘土本身具有非常大的间隙率。不,这种间隙水分的多少,是与能产出的水无关的不流动的水。透水性不仅与间隙率有关,还与矿物组成的粒度及粒度有关,但从矿井物理检层无法直接测出透水性,所以要进行检层测试。计算拉隙率,再加上地区性的其他数据,设法得出经验式,就可以推测透水性。地下水调查的最终目标是进行正确、安全的水量计算,但在此之前,必须通过物检层掌握正确、详细的地下地质构造,特别是对含水层进行识别评估。首先,在水理学上需要测定与透水性有关的几个变量。未固结含水层的场合,土质试验得到的准确数据是:限于黏土,与含水层关系最密切的砂。对于砾石层,只能从大体样品推测其自然状态,或者无法进行恶劣的开采。即使是黏土的样品,从经济的原理来看,进行粘土环的情况反而稀少,因此,即使是连续的信息也不容易得到。
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