{"title":"Effect of Fuel Injection Pressure Drop on Spray Characteristics in PFI Injector","authors":"Y. Yoshida, Eriko Matsumura, J. Senda","doi":"10.1299/jsmekansai.2020.95.02_210","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"The purpose of this study is to grasp the spray shape and atomization characteristics of free spray, the stage before the impingement of the spray against the wall, in order to further increase the efficiency and reduce the emission of PFI engine. This report focused on the fuel injection pressure drop and investigated the spray characteristics over the entire spray area. 1 緒 言 本研究ではポート噴射式ガソリンエンジンの更なる高 効率化および低エミッション化のために,噴霧の壁面衝突の 前段階である自由噴霧に対して噴霧形状および微粒化特性 の把握を目的とした.本報では,燃料噴射差圧変更時におけ る噴霧特性の変化を詳細に把握するため,燃料噴射圧力およ び雰囲気圧力を変更し,自由噴霧の可視化により,噴霧全域 における噴霧特性の把握を行った. 2 実験装置および実験条件 2・1 超高解像度撮影 噴霧全域における噴霧の微粒化特性を把握するために超 高解像度撮影を用いた.光源には Nd : YAG レーザ(Spectra Physics:PRO200,発光半値幅:8 ns/pulse)の第 2 高調波(λ L=532nm)を用いた.発振されたレーザ光はピンホールを介 して,干渉縞を低減するスペックル低減装置(ナノフォトン: スペックルキラー,SK-11,φ=10mm)に入射される.スペッ クル低減装置より出射されたレーザ光は,平凸レンズ (f=200mm),両凸レンズ(f=300mm)および平凸レンズ (f=1000mm)の順に通過し集光されながら噴霧に照射され る.噴霧を透過したレーザ光は超高解像度レンズ系により捉 えられ,受光面上に拡大結像される.拡大倍率は 2.7 倍,空 間分解能は 9.8μm とした.また,本実験において,インジェ クタは噴孔が同一ピッチ円上に等間隔に配置されている 10 孔ホールノズルを使用した. 2・2 実験条件 表 1 に実験条件を示す.本実験では,噴射差圧をメインパ ラメータとし,同等の噴射差圧となるように燃料噴射圧力 (実験条件I)または雰囲気圧力(実験条件II)を変更し実 験を行った.また,噴射差圧が 324kPa,雰囲気圧力が大気圧, 燃料噴射圧力が 424kPaの条件を基準条件とした.","PeriodicalId":432236,"journal":{"name":"The Proceedings of Conference of Kansai Branch","volume":"8 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"1900-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"The Proceedings of Conference of Kansai Branch","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.1299/jsmekansai.2020.95.02_210","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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Abstract
The purpose of this study is to grasp the spray shape and atomization characteristics of free spray, the stage before the impingement of the spray against the wall, in order to further increase the efficiency and reduce the emission of PFI engine. This report focused on the fuel injection pressure drop and investigated the spray characteristics over the entire spray area. 1 緒 言 本研究ではポート噴射式ガソリンエンジンの更なる高 効率化および低エミッション化のために,噴霧の壁面衝突の 前段階である自由噴霧に対して噴霧形状および微粒化特性 の把握を目的とした.本報では,燃料噴射差圧変更時におけ る噴霧特性の変化を詳細に把握するため,燃料噴射圧力およ び雰囲気圧力を変更し,自由噴霧の可視化により,噴霧全域 における噴霧特性の把握を行った. 2 実験装置および実験条件 2・1 超高解像度撮影 噴霧全域における噴霧の微粒化特性を把握するために超 高解像度撮影を用いた.光源には Nd : YAG レーザ(Spectra Physics:PRO200,発光半値幅:8 ns/pulse)の第 2 高調波(λ L=532nm)を用いた.発振されたレーザ光はピンホールを介 して,干渉縞を低減するスペックル低減装置(ナノフォトン: スペックルキラー,SK-11,φ=10mm)に入射される.スペッ クル低減装置より出射されたレーザ光は,平凸レンズ (f=200mm),両凸レンズ(f=300mm)および平凸レンズ (f=1000mm)の順に通過し集光されながら噴霧に照射され る.噴霧を透過したレーザ光は超高解像度レンズ系により捉 えられ,受光面上に拡大結像される.拡大倍率は 2.7 倍,空 間分解能は 9.8μm とした.また,本実験において,インジェ クタは噴孔が同一ピッチ円上に等間隔に配置されている 10 孔ホールノズルを使用した. 2・2 実験条件 表 1 に実験条件を示す.本実験では,噴射差圧をメインパ ラメータとし,同等の噴射差圧となるように燃料噴射圧力 (実験条件I)または雰囲気圧力(実験条件II)を変更し実 験を行った.また,噴射差圧が 324kPa,雰囲気圧力が大気圧, 燃料噴射圧力が 424kPaの条件を基準条件とした.
The purpose of this study is to grasp The spray shape and atomization characteristics of free spray,the stage before the impingement of the spray against the wall,order to further increase the efficiency and reduce the emission of PFI engine. This reportfocused on the fuel injection pressure drop and investigated the spray characteristics over theentire spray area. 1前言在本研究中,为了端口喷射式汽油发动机的进一步高效率和低排放,将喷雾的墙面碰撞针对前一阶段的自由喷雾,以掌握喷雾形状及微粒化特性为目的。本报为了详细掌握燃油喷射差压改变时桶喷雾特性的变化,通过改变燃油喷射压力和氛围压力,通过自由喷雾的可视化,掌握了整个喷雾区域的喷雾特性。实验装置及实验条件2·1超高分辨率成像为了掌握喷雾全域的喷雾微粒化特性,使用了超高分辨率成像。光源采用Nd: YAG激光器(Spectra Physics:PRO200,发光一半宽度:8ns /pulse)的二次谐波(λ L=532nm)。所振荡的激光通过针孔来减少干涉条纹的散斑减少装置(纳米光子:入射到光谱杀伤器,SK-11,φ=10mm。从光谱减少装置发射的激光包括平凸透镜(f=200mm)、双凸透镜(f=300mm)及平凸透镜在以(f=1000mm)的顺序通过和聚光的同时照射喷雾。透过喷雾的激光被超高分辨率透镜系统捕捉,在受光面上放大成像。放大倍率为2.7倍,空中分辨率为9.8μm。在本实验中,喷墨器使用了喷孔在同一间距圆上等间隔布置的10孔喷嘴。1表示实验条件。在本实验中,以喷射差压为主要参数,改变燃料喷射压力(实验条件I)或氛围压力(实验条件II),以达到相同的喷射差压。基准条件为324kpa,氛围压力为大气压力,燃料喷射压力为424kpa。