Prevention of liquefaction of shallow backfill ground and of up-lift of underground facilities by use of stabilized mud

Abstract

建設泥土を消石灰で安定処理して造粒化させた礫を砂に混合させ，それを埋戻し材として用いる場合について，地震発生時での浅い埋戻し地盤の液状化ならびにそこに埋設された管路の浮き上がりを防止できる可能性を振動台実験によって調べた。その結果，同じ相対密度でみた場合，砂に対する礫の混合比率が高いほど，過剰間隙水圧の発生量を低減できることが分かった。また，砂と礫の質量混合比を7：3程度,かつ相対密度を50% 以上に締め固めることによって，埋戻し地盤の液状化と埋設管の浮き上がりを十分に抑止できることが明らかにされた。