{"title":"High Pressure Rheology of Lubricants (Part 5)","authors":"M. Kaneko","doi":"10.2474/trol.17.257","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"軸受・歯車やトラクションドライブなどのヘル ツ接触面では,潤滑油は瞬間的高圧にさらされて 圧縮されることで,粘度や密度が大きく変化する. 一方,油膜に発生する圧力でしゅう動部は弾性変 形する.この領域における潤滑油の油膜厚さは, 1962 年に発表された DOWSONらの弾性流体潤滑 (EHL)理論により算出が可能となった.この EHL 理論に基づく計算式には BARUS式の圧力粘 性係数 が含まれている.なお, 値は第 1 報 で供試油として市販のエンジン油,変速機油,ギ ヤ油,冷凍機油,トラクション油,油圧油および 各種基油単体の 16 種類を用い,圧力 0.0001~ 0.26GPa,温度 30~100°Cの範囲で高圧粘度と高 圧密度を実測することにより導出した粘度圧力温 度密度線形式の 値と, T( t/ 0t) の関 係にある. ここで,高圧密度に関する過去の主な知見を列 挙すると,1953 年の ASME 報告では欠番を除 く 45 種類のサンプルについて,精力的に高圧粘 度とともに高圧密度の測定が行われた.また, DOWSONらは,EHL理論の中でREYNOLDS方程式 に含まれる高圧密度を算出するために密度圧力関 係式を導出した.この式は現在でも潤滑油の高圧 密度の推算式として多用されている.さらに,大 野らにより自由体積理論をもとに,固化領域にわ たる密度-温度-圧力関係式が提案されている. この中で,DOWSONらの密度圧力関係式が,第 1報の線形式の密度項の推算式としても活用でき 191","PeriodicalId":23314,"journal":{"name":"Tribology Online","volume":"13 1","pages":""},"PeriodicalIF":0.9000,"publicationDate":"2022-11-15","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Tribology Online","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.2474/trol.17.257","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"Q4","JCRName":"ENGINEERING, MECHANICAL","Score":null,"Total":0}
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润滑油的高压流变学(第5部分)
在轴承、齿轮和传动装置等的黑色接触面上,润滑油在瞬间高压下被压缩,粘度和密度会发生很大变化。另一方面,由于油膜上产生的压力,周动部分发生弹性变形。在这个区域,润滑油的油膜厚度为:根据1962年DOWSON等人发表的弹性流体润滑(EHL)理论可以算出。基于EHL理论的计算公式中包含了BARUS公式的压力粘度系数。数值方面,在第1报中作为供试油采用市面上销售的发动机油、变速箱油、齿轮油、冷冻机油、牵引油、液压油以及各种基础油单体共16种,压力0.0001~ 0.26GPa,温度通过实测30~100°C范围内的高压粘度和高压密度而导出的粘度压力温度密度线形式的值;t(t / t)的关系。在这里,高压密度相关的过去的主要见解排不服,1953年的asme销号报告中,除45针对不同种类的样品,认真地进行了高压粘度和高压密度的测定。DOWSON等人在EHL理论中为了计算REYNOLDS方程式中包含的高压密度而导出了密度压力关系式。该式现在也作为润滑油高压密度的推算式而被广泛使用。野等人以自由体积理论为基础,提出了固化区域的密度-温度-压力关系式。其中,DOWSON等人的密度压力关系式可作为第1报告线性式的密度项的推算式灵活运用。
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