{"title":"板梁在纯弯曲下的弹性屈曲","authors":"I. Konishi, H. Yonezawa, I. Mikami","doi":"10.2208/JSCEJ1949.1967.143_1","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"プ レー ト ガーダーが曲げを受 けた場合 の腹 板 の弾性 座屈 に関 しては,非 常に広範 囲の研 究 が な され て きた が,そ れ らのほ とん どは腹板 を周辺単純支持 あるい は固 定 の等方性長方形板1)と して解析 している。 鋼道路橋設 計示方書の最小腹板厚 の規定 も周辺単純支持長方形板 の 曲げ座屈 を基礎に して定 め られ てい る。最近 の高張力鋼 の著 しい普及に ともない,そ の腹板へ の使用 を有意義 に す るた めには,腹 板厚 を薄 くす ることが要求 され る。 と ころが この ような場合,周 辺単純支持長方形板 としての 座屈強度が大きな制限 とな り,高 張力鋼 を使用す る価値 を半減 させ ることが多い。 これに対 し,現 実 の腹板 は上下 フランジで弾性支持 さ れた うえ,さ らに弾性固定 され,ま た補 剛 されてい るか ら,フ ランジ と補剛材が健在 なか ぎり腹板 の応 力が長方 形板 としての座屈値 に達 して も,桁 としての全体 の耐荷 力に支配的 な影響 をお よぼす とは考 え られない。補 剛 さ れた腹板 の座屈 に関 しても相 当数 の研究2)がな されてお り,そ の代表的 なもの としてKloppelの 与 えた補剛板 の座屈値3)があげ られ る。 これ らの研究 はいず れ も周辺 単純支持 の長方形補 剛板 を扱 った もので,補 剛材 の影響 と同時にフランジの水平 曲げ お よび ね じり抵抗 を考慮 した ものは見 当たらない ようであ る。","PeriodicalId":381391,"journal":{"name":"Transactions of the Japan Society of Civil Engineers","volume":"63 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"1967-07-20","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":"{\"title\":\"ELASTIC BUCKLING OF PLATE GIRDERS UNDER PURE BENDING\",\"authors\":\"I. Konishi, H. Yonezawa, I. Mikami\",\"doi\":\"10.2208/JSCEJ1949.1967.143_1\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"プ レー ト ガーダーが曲げを受 けた場合 の腹 板 の弾性 座屈 に関 しては,非 常に広範 囲の研 究 が な され て きた が,そ れ らのほ とん どは腹板 を周辺単純支持 あるい は固 定 の等方性長方形板1)と して解析 している。 鋼道路橋設 計示方書の最小腹板厚 の規定 も周辺単純支持長方形板 の 曲げ座屈 を基礎に して定 め られ てい る。最近 の高張力鋼 の著 しい普及に ともない,そ の腹板へ の使用 を有意義 に す るた めには,腹 板厚 を薄 くす ることが要求 され る。 と ころが この ような場合,周 辺単純支持長方形板 としての 座屈強度が大きな制限 とな り,高 張力鋼 を使用す る価値 を半減 させ ることが多い。 これに対 し,現 実 の腹板 は上下 フランジで弾性支持 さ れた うえ,さ らに弾性固定 され,ま た補 剛 されてい るか ら,フ ランジ と補剛材が健在 なか ぎり腹板 の応 力が長方 形板 としての座屈値 に達 して も,桁 としての全体 の耐荷 力に支配的 な影響 をお よぼす とは考 え られない。補 剛 さ れた腹板 の座屈 に関 しても相 当数 の研究2)がな されてお り,そ の代表的 なもの としてKloppelの 与 えた補剛板 の座屈値3)があげ られ る。 これ らの研究 はいず れ も周辺 単純支持 の長方形補 剛板 を扱 った もので,補 剛材 の影響 と同時にフランジの水平 曲げ お よび ね じり抵抗 を考慮 した ものは見 当たらない ようであ る。\",\"PeriodicalId\":381391,\"journal\":{\"name\":\"Transactions of the Japan Society of Civil Engineers\",\"volume\":\"63 1\",\"pages\":\"0\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"1967-07-20\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"0\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Transactions of the Japan Society of Civil Engineers\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.2208/JSCEJ1949.1967.143_1\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Transactions of the Japan Society of Civil Engineers","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.2208/JSCEJ1949.1967.143_1","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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ELASTIC BUCKLING OF PLATE GIRDERS UNDER PURE BENDING
プ レー ト ガーダーが曲げを受 けた場合 の腹 板 の弾性 座屈 に関 しては,非 常に広範 囲の研 究 が な され て きた が,そ れ らのほ とん どは腹板 を周辺単純支持 あるい は固 定 の等方性長方形板1)と して解析 している。 鋼道路橋設 計示方書の最小腹板厚 の規定 も周辺単純支持長方形板 の 曲げ座屈 を基礎に して定 め られ てい る。最近 の高張力鋼 の著 しい普及に ともない,そ の腹板へ の使用 を有意義 に す るた めには,腹 板厚 を薄 くす ることが要求 され る。 と ころが この ような場合,周 辺単純支持長方形板 としての 座屈強度が大きな制限 とな り,高 張力鋼 を使用す る価値 を半減 させ ることが多い。 これに対 し,現 実 の腹板 は上下 フランジで弾性支持 さ れた うえ,さ らに弾性固定 され,ま た補 剛 されてい るか ら,フ ランジ と補剛材が健在 なか ぎり腹板 の応 力が長方 形板 としての座屈値 に達 して も,桁 としての全体 の耐荷 力に支配的 な影響 をお よぼす とは考 え られない。補 剛 さ れた腹板 の座屈 に関 しても相 当数 の研究2)がな されてお り,そ の代表的 なもの としてKloppelの 与 えた補剛板 の座屈値3)があげ られ る。 これ らの研究 はいず れ も周辺 単純支持 の長方形補 剛板 を扱 った もので,補 剛材 の影響 と同時にフランジの水平 曲げ お よび ね じり抵抗 を考慮 した ものは見 当たらない ようであ る。