{"title":"轻量混凝土三轴压缩破坏准则","authors":"Y. Niwa, W. Koyanagi, Shoichi Kobayashi","doi":"10.2208/JSCEJ1949.1967.143_28","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"種 々の研究や提案 がな されてい るが1),い ずれ も特殊 な 場 合 または限 られた範 囲内で しか成立せず,一 般的 に適 用 できる ものではない。 コンク リー トは骨材 とセ メン ト 水和物 との結合体 であ り,微 視 的には非均質,異 方性で あ るために,そ の破壊 は非 常に複 雑な様 相 を示す。 コン ク リー トの最 も一般的 な破壊条件 としては,微 視的 なひ びわれ の発生 か らその伝播 を経 て破壊 に到達 す るまでの 機 構 をも考慮 した ものを樹 立するこ とが望 まれ るが,現 段 階で はこのよ うな条件 を求 めるこ とは未 だ不 可能であ る。 しか しなが ら,工 学的 には コンク リー トの骨 材寸 法 効 果が現われ ない程度 に広 い範 囲にわた って一様 な応 力 状態 が仮定で きる場合 が多 く,し たが って材料 はその範 囲 では巨視的 に等方 ・均質 と考 えて取 り扱 うことがで き る。 この点か ら,巨 視的 な破壊条件 を求 めてお くことは 工 学上十分意義の あることである。一般 的な巨視 的破壊 条件 は,一 般化 した応力お よび一般化 したひずみ空間に お ける曲面で表わ され る。特 に,脆 性破壊 を生 じる範 囲 においては,こ の巨視的破壊条件 は三主応力空 間内の一 凸 曲面 として 一義的 に定 められ る。","PeriodicalId":381391,"journal":{"name":"Transactions of the Japan Society of Civil Engineers","volume":"42 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"1967-07-20","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"4","resultStr":"{\"title\":\"FAILURE CRITERION OF LIGHTWEIGHT CONCRETE SUBJECTED TO TRIAXIAL COMPRESSION\",\"authors\":\"Y. Niwa, W. Koyanagi, Shoichi Kobayashi\",\"doi\":\"10.2208/JSCEJ1949.1967.143_28\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"種 々の研究や提案 がな されてい るが1),い ずれ も特殊 な 場 合 または限 られた範 囲内で しか成立せず,一 般的 に適 用 できる ものではない。 コンク リー トは骨材 とセ メン ト 水和物 との結合体 であ り,微 視 的には非均質,異 方性で あ るために,そ の破壊 は非 常に複 雑な様 相 を示す。 コン ク リー トの最 も一般的 な破壊条件 としては,微 視的 なひ びわれ の発生 か らその伝播 を経 て破壊 に到達 す るまでの 機 構 をも考慮 した ものを樹 立するこ とが望 まれ るが,現 段 階で はこのよ うな条件 を求 めるこ とは未 だ不 可能であ る。 しか しなが ら,工 学的 には コンク リー トの骨 材寸 法 効 果が現われ ない程度 に広 い範 囲にわた って一様 な応 力 状態 が仮定で きる場合 が多 く,し たが って材料 はその範 囲 では巨視的 に等方 ・均質 と考 えて取 り扱 うことがで き る。 この点か ら,巨 視的 な破壊条件 を求 めてお くことは 工 学上十分意義の あることである。一般 的な巨視 的破壊 条件 は,一 般化 した応力お よび一般化 したひずみ空間に お ける曲面で表わ され る。特 に,脆 性破壊 を生 じる範 囲 においては,こ の巨視的破壊条件 は三主応力空 間内の一 凸 曲面 として 一義的 に定 められ る。\",\"PeriodicalId\":381391,\"journal\":{\"name\":\"Transactions of the Japan Society of Civil Engineers\",\"volume\":\"42 1\",\"pages\":\"0\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"1967-07-20\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"4\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Transactions of the Japan Society of Civil Engineers\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.2208/JSCEJ1949.1967.143_28\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Transactions of the Japan Society of Civil Engineers","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.2208/JSCEJ1949.1967.143_28","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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FAILURE CRITERION OF LIGHTWEIGHT CONCRETE SUBJECTED TO TRIAXIAL COMPRESSION
種 々の研究や提案 がな されてい るが1),い ずれ も特殊 な 場 合 または限 られた範 囲内で しか成立せず,一 般的 に適 用 できる ものではない。 コンク リー トは骨材 とセ メン ト 水和物 との結合体 であ り,微 視 的には非均質,異 方性で あ るために,そ の破壊 は非 常に複 雑な様 相 を示す。 コン ク リー トの最 も一般的 な破壊条件 としては,微 視的 なひ びわれ の発生 か らその伝播 を経 て破壊 に到達 す るまでの 機 構 をも考慮 した ものを樹 立するこ とが望 まれ るが,現 段 階で はこのよ うな条件 を求 めるこ とは未 だ不 可能であ る。 しか しなが ら,工 学的 には コンク リー トの骨 材寸 法 効 果が現われ ない程度 に広 い範 囲にわた って一様 な応 力 状態 が仮定で きる場合 が多 く,し たが って材料 はその範 囲 では巨視的 に等方 ・均質 と考 えて取 り扱 うことがで き る。 この点か ら,巨 視的 な破壊条件 を求 めてお くことは 工 学上十分意義の あることである。一般 的な巨視 的破壊 条件 は,一 般化 した応力お よび一般化 したひずみ空間に お ける曲面で表わ され る。特 に,脆 性破壊 を生 じる範 囲 においては,こ の巨視的破壊条件 は三主応力空 間内の一 凸 曲面 として 一義的 に定 められ る。