{"title":"青光眼周边视野随戈德曼周长变化的观察","authors":"Akiko Kobayashi, Megumi Hidano, N. Endo, H. Goto","doi":"10.4263/JORTHOPTIC.37.101","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"【目的】緑内障を疑いGoldmann perimeter(以下GP)を用いて検査を行う際、周辺視野における応答が不安定なために評価が困難なことがある。視野検査の長期観察例の経過をもとに、早期の周辺視野における異常が緑内障性変化をとらえていたか否かを検討した。【対象および方法】対象は経過中に計10回以上GPによる検査を施行した症例のうち、最終的に緑内障性視野異常を呈した198例315眼である。方法は、経時的に視野検査を行なった症例について視野異常の部位と範囲の変化を後ろ向きに調べ、異常出現時の周辺視野異常の程度と部位について検討した。【結果】初回検査時に異常がなかったのは36眼(11.4%)であった。異常出現時に周辺・中心ともに視野異常を呈したものが15眼(41.7%)、中心異常が12眼(33.3%)、周辺異常が7眼(19.4%)、判定不能2眼(5.6%)であった。周辺視野の異常部位は36眼中、上鼻側が13眼(36.1%)、下鼻側が14眼(38.9%)、下耳側が1眼(2.8%)、上耳側が4眼(11.1%)と鼻側の割合が高かった。経過中に視野の鼻側周辺における応答が不安定であった8眼は、最終的にいずれも特徴的な緑内障性視野異常に変化していた。【結論】GPによる緑内障の視野検査にあたっては、中心のみならず、周辺の鼻側を詳細に測定することの重要性が改めて確認された。検査時に不安定な部分は、やがて緑内障性視野異常に変化する可能性があるので、検査時にはその旨を正確に記録することが大切である。","PeriodicalId":205688,"journal":{"name":"Japanese orthoptic journal","volume":"43 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2008-10-31","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":"{\"title\":\"A Survey Of Glaucomatous Peripheral Visual Field Changes with Goldmann Perimeter\",\"authors\":\"Akiko Kobayashi, Megumi Hidano, N. Endo, H. Goto\",\"doi\":\"10.4263/JORTHOPTIC.37.101\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"【目的】緑内障を疑いGoldmann perimeter(以下GP)を用いて検査を行う際、周辺視野における応答が不安定なために評価が困難なことがある。視野検査の長期観察例の経過をもとに、早期の周辺視野における異常が緑内障性変化をとらえていたか否かを検討した。【対象および方法】対象は経過中に計10回以上GPによる検査を施行した症例のうち、最終的に緑内障性視野異常を呈した198例315眼である。方法は、経時的に視野検査を行なった症例について視野異常の部位と範囲の変化を後ろ向きに調べ、異常出現時の周辺視野異常の程度と部位について検討した。【結果】初回検査時に異常がなかったのは36眼(11.4%)であった。異常出現時に周辺・中心ともに視野異常を呈したものが15眼(41.7%)、中心異常が12眼(33.3%)、周辺異常が7眼(19.4%)、判定不能2眼(5.6%)であった。周辺視野の異常部位は36眼中、上鼻側が13眼(36.1%)、下鼻側が14眼(38.9%)、下耳側が1眼(2.8%)、上耳側が4眼(11.1%)と鼻側の割合が高かった。経過中に視野の鼻側周辺における応答が不安定であった8眼は、最終的にいずれも特徴的な緑内障性視野異常に変化していた。【結論】GPによる緑内障の視野検査にあたっては、中心のみならず、周辺の鼻側を詳細に測定することの重要性が改めて確認された。検査時に不安定な部分は、やがて緑内障性視野異常に変化する可能性があるので、検査時にはその旨を正確に記録することが大切である。\",\"PeriodicalId\":205688,\"journal\":{\"name\":\"Japanese orthoptic journal\",\"volume\":\"43 1\",\"pages\":\"0\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"2008-10-31\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"0\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Japanese orthoptic journal\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.4263/JORTHOPTIC.37.101\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Japanese orthoptic journal","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.4263/JORTHOPTIC.37.101","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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