非曲康唑治疗甲真菌病的疗效和安全性

W. Naka
{"title":"非曲康唑治疗甲真菌病的疗效和安全性","authors":"W. Naka","doi":"10.3812/jocd.38.62","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"目的と方法:実臨床における爪白癬患者に対するホスラブコナゾールL-リシンエタノール付加物(ネイリンⓇカプセル,以下ホスラブコナゾール)の有効性および安全性を検討する目的で,2018年8月~2020年2月に当院を受診し,爪白癬の診断の下にホスラブコナゾールを処方された患者を対象としてカルテ情報を収集した. 結果:対象は爪白癬患者360例(足爪白癬340例,手爪白癬28例,そのうち両者の重複例8例)で,男女とも70歳台が最も多かった.ホスラブコナゾール12週投与を終了し投与開始から1年以上経過した足爪白癬84例における治療成績は完全治癒59例(70.2%),転帰不明22例(26.2%),無効3例(3.6%)であった.完全治癒は治療開始後3カ月と6~12カ月に確認できた例が多く,転帰不明例の多くはドロップアウト(最終来院)時に改善傾向を示していた.360例中ホスラブコナゾール12週の投与を完結できた症例は249例(69.2%)で,治験で除外されていた高齢者や若年者,手の爪白癬または難治な爪白癬に対しても本薬の高い有効性が認められた.投薬中の臨床検査にて260例中ALT/ASTは18例(6.9%)に,γ-GTPは61例(23.5%)に異常値を認めたが,皮膚症状など他の副作用を含め重篤な例はなかった. 結論:ホスラブコナゾールは実臨床においても完全治癒率と投与継続率が高く,肝機能検査など適切な対処により重篤な副作用を回避できることから,合併症などで内服が困難な例や外用薬で早期完治が期待できる例を除き,すべての爪白癬症例において早く確実に治すための第一選択薬として用いられるべき薬剤と思われる.","PeriodicalId":17355,"journal":{"name":"Journal of The Japan Organization of Clinical Dermatologists","volume":null,"pages":null},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2021-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":"{\"title\":\"Efficacy and safety of fosravuconazole in patients with onychomycosis in our clinic\",\"authors\":\"W. Naka\",\"doi\":\"10.3812/jocd.38.62\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"目的と方法:実臨床における爪白癬患者に対するホスラブコナゾールL-リシンエタノール付加物(ネイリンⓇカプセル,以下ホスラブコナゾール)の有効性および安全性を検討する目的で,2018年8月~2020年2月に当院を受診し,爪白癬の診断の下にホスラブコナゾールを処方された患者を対象としてカルテ情報を収集した. 結果:対象は爪白癬患者360例(足爪白癬340例,手爪白癬28例,そのうち両者の重複例8例)で,男女とも70歳台が最も多かった.ホスラブコナゾール12週投与を終了し投与開始から1年以上経過した足爪白癬84例における治療成績は完全治癒59例(70.2%),転帰不明22例(26.2%),無効3例(3.6%)であった.完全治癒は治療開始後3カ月と6~12カ月に確認できた例が多く,転帰不明例の多くはドロップアウト(最終来院)時に改善傾向を示していた.360例中ホスラブコナゾール12週の投与を完結できた症例は249例(69.2%)で,治験で除外されていた高齢者や若年者,手の爪白癬または難治な爪白癬に対しても本薬の高い有効性が認められた.投薬中の臨床検査にて260例中ALT/ASTは18例(6.9%)に,γ-GTPは61例(23.5%)に異常値を認めたが,皮膚症状など他の副作用を含め重篤な例はなかった. 結論:ホスラブコナゾールは実臨床においても完全治癒率と投与継続率が高く,肝機能検査など適切な対処により重篤な副作用を回避できることから,合併症などで内服が困難な例や外用薬で早期完治が期待できる例を除き,すべての爪白癬症例において早く確実に治すための第一選択薬として用いられるべき薬剤と思われる.\",\"PeriodicalId\":17355,\"journal\":{\"name\":\"Journal of The Japan Organization of Clinical Dermatologists\",\"volume\":null,\"pages\":null},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"2021-01-01\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"0\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Journal of The Japan Organization of Clinical Dermatologists\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.3812/jocd.38.62\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Journal of The Japan Organization of Clinical Dermatologists","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.3812/jocd.38.62","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
引用次数: 0

摘要

目的和方法:对实际临床患者的指甲白癣ホスラブコナゾールl -リシンエタノール附加物(ネイリンⓇ胶囊,以下ホスラブコナゾール)的有效性及安全性研究的目的,以2018年8月~ 2020年2月在本院就诊,被诊断为指甲癣并被开了霍斯拉布康唑的患者为对象收集了病历信息。调查结果:调查对象为甲癣患者360例(脚癣340例,手癣28例,其中两者重复的8例),男女均以70岁左右为最多。在使用12周的甲酚康唑开始使用1年以上的84例脚趾甲癣中,治疗成绩为完全治愈59例(70.2%),转归不明22例(26.2%),无效3例(3.6%)。多数病例在治疗开始后的3个月和6 ~ 12个月确认完全治愈,多数转归不明病例在放弃治疗(最终来院)时显示出改善倾向。360例中能够完成12周注射甲酚康唑的病例有249例(69.2%),在试验中被排除的老年人和年轻人,以及手指甲癣和难治的指甲癣方面,本药物的有效性也得到了认可。在用药期间的临床检查中,260例ALT/AST和γ-GTP分别为18例(6.9%)和61例(23.5%)的异常值,但没有包括皮肤症状等其他副作用在内的严重病例。结论:霍斯拉布康唑在实际临床中完全治愈率和持续使用率很高,通过肝功能检查等适当措施可以避免严重的副作用,因此除了因合合症等难以内服的病例和外用药可期待早期痊愈的病例外,在所有的指甲癣病例中,被认为是为了快速、可靠地治愈的首选药物。
本文章由计算机程序翻译,如有差异,请以英文原文为准。
查看原文
分享 分享
微信好友 朋友圈 QQ好友 复制链接
本刊更多论文
Efficacy and safety of fosravuconazole in patients with onychomycosis in our clinic
目的と方法:実臨床における爪白癬患者に対するホスラブコナゾールL-リシンエタノール付加物(ネイリンⓇカプセル,以下ホスラブコナゾール)の有効性および安全性を検討する目的で,2018年8月~2020年2月に当院を受診し,爪白癬の診断の下にホスラブコナゾールを処方された患者を対象としてカルテ情報を収集した. 結果:対象は爪白癬患者360例(足爪白癬340例,手爪白癬28例,そのうち両者の重複例8例)で,男女とも70歳台が最も多かった.ホスラブコナゾール12週投与を終了し投与開始から1年以上経過した足爪白癬84例における治療成績は完全治癒59例(70.2%),転帰不明22例(26.2%),無効3例(3.6%)であった.完全治癒は治療開始後3カ月と6~12カ月に確認できた例が多く,転帰不明例の多くはドロップアウト(最終来院)時に改善傾向を示していた.360例中ホスラブコナゾール12週の投与を完結できた症例は249例(69.2%)で,治験で除外されていた高齢者や若年者,手の爪白癬または難治な爪白癬に対しても本薬の高い有効性が認められた.投薬中の臨床検査にて260例中ALT/ASTは18例(6.9%)に,γ-GTPは61例(23.5%)に異常値を認めたが,皮膚症状など他の副作用を含め重篤な例はなかった. 結論:ホスラブコナゾールは実臨床においても完全治癒率と投与継続率が高く,肝機能検査など適切な対処により重篤な副作用を回避できることから,合併症などで内服が困難な例や外用薬で早期完治が期待できる例を除き,すべての爪白癬症例において早く確実に治すための第一選択薬として用いられるべき薬剤と思われる.
求助全文
通过发布文献求助,成功后即可免费获取论文全文。 去求助
来源期刊
自引率
0.00%
发文量
0
期刊最新文献
Scabies outbreak in a group home monitored by DERMOCAMERA as telemedicine インターネットアンケートによる皮膚科医を対象とした爪白癬の薬物治療実態調査 Survey on perception for axillary hyperhidrosis in junior and senior high school students: 中等症から重症の日本人成人アトピー性皮膚炎患者におけるトラロキヌマブの単独療法およびステロイド外用薬併用療法の有効性と安全性の検討 Successful treatment of rosacea with simultaneous irradiation of two-color (blue and red) light-emitting diodes: five case reports
×
引用
GB/T 7714-2015
复制
MLA
复制
APA
复制
导出至
BibTeX EndNote RefMan NoteFirst NoteExpress
×
×
提示
您的信息不完整,为了账户安全,请先补充。
现在去补充
×
提示
您因"违规操作"
具体请查看互助需知
我知道了
×
提示
现在去查看 取消
×
提示
确定
0
微信
客服QQ
Book学术公众号 扫码关注我们
反馈
×
意见反馈
请填写您的意见或建议
请填写您的手机或邮箱
已复制链接
已复制链接
快去分享给好友吧!
我知道了
×
扫码分享
扫码分享
Book学术官方微信
Book学术文献互助
Book学术文献互助群
群 号:481959085
Book学术
文献互助 智能选刊 最新文献 互助须知 联系我们:info@booksci.cn
Book学术提供免费学术资源搜索服务,方便国内外学者检索中英文文献。致力于提供最便捷和优质的服务体验。
Copyright © 2023 Book学术 All rights reserved.
ghs 京公网安备 11010802042870号 京ICP备2023020795号-1