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Discrimination of Periodical Jaw Movement Pattern Using Artificial Neural Network
本研究は人工ニューラルネットワークを用いて, ウサギの飲水時, ペレット咀嚼時, パン咀嚼時のそれぞれの下顎運動パタンの特徴を解析したものである。無麻酔, 無拘束下に導出されたウサギの摂食時咀嚼筋発火パタンをもとに, 3層パーセプトロン型の人工ニューラルネットワークをバックプロパゲーション学習法によって構築した。学習時には用いなかった咀嚼筋発火パタンに対するこのネットワークによる識別結果を調べ, 従来生理学的データ解析に用いられてきた, 発火タイミングや, 振幅を比較する解析方法と比較した。その結果, 咬筋活動からは従来の方法でも3種の下顎運動パタンを識別できたが, 人工ニューラルネットワークを用いると顎二腹筋活動からもそれぞれの下顎運動パタンを識別することが可能であった。それゆえ, 本手法が曖昧な情報を含む筋電図の解析に有用であることが明らかとなった。