{"title":"Moisture Problems in Apartment Houses-Case Study in Aomori Prefecture","authors":"K. Sawada","doi":"10.4106/JSSE.20.162","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"集 合住 宅 を対 象 に これ まで に行 った 熱環 境 と結 露 に関 す る ア ンケ ー ト調 査結 果 を もとに述 べ る。 表1に そ の ア ンケ ー ト調 査 の実 施 時期,対 象 の集 合住 宅 の一 覧 を示す 。 1)1987年1月 の調 査(図1) 1969~79年 建 設 の古 い もの には断 熱 不十 分(木 毛 セ メ ン ト板 な ど),断 熱 欠 陥(梁 部分 に断 熱 な し) が見 られ結 露被 害 の原 因 とな って いた。KA-Bは 特 に欠 点 がな い と考 え られ る住棟 で 「困 って い る」割 合 が 最 も低 か った が そ れ で も52%で あ っ た。M-C は,間 口が狭 く奥行 きの深 い間取 り(南 北 に3室 重 な る よ うな)で 困って い る割合 が90%と 最 も高か っ た もので あ る。 2)2001年4月 調査(図2) マ ン シ ョン2棟 で は単 身者 が多 く生 活感 が希 薄 な 住戸 が多 く,結 露 の訴 え は少 なか った 。 3)2001年12月 の調 査(図2) 中低 層 連 続住 宅A-P(一 部3階 建),は1)の 公 営住 宅 の調 査後 に建 設 され た もの で,断 熱 材 の 向上 表1調 査 一 覧 (ウ レタ ン),熱 橋 の防 止や浴 室,便 所 に排 気 フ ァン 設置 な ど建 物,設 備 を改良 して い る。 しか し,1階 の 間取 りが1)のM-Cと 同様 に間 口が 狭 く,南 北 に3室 が並 んで と られ てい て,「 結露 で 困 って い る」 割 合 が92%と 高 くなっ てい た。 中層 住 宅A-C(3階 建)は 標 準 的 な 平 面 で,同 時期 に建設 されたA-Pに 比べ 「結 露 で困 って いる」 割 合 が62%と30%ほ ど低 い。 4)2002年4月 の調 査(図3) N町 町営RC造 集合住 宅(青 森市 隣接)(1972~83) で は全体 で 「困 って いる」 が60%で あ る。 同町 の木 造連続 住宅(2階 建)(1993~95)は 断熱 やサ ッシュ の構 成 な ど高断 熱 ・高 気密住 宅 といっ てい い もの で あ る。16kの グ ラス ウール100mmの ブ ローイ ング, 窓 の構 成 は外窓 アル ミサ ッシ ュ,内 窓樹 脂 サ ッシ ュ の2重 窓(換 気 ブ レス付 き),居 間 天井 に換 気扇 が あ り,「 困 っ て いる」 はマ ンシ ョン と同程 度 で30% で あった。 しか し一部,屋 根裏 で の結露 が見 られた。","PeriodicalId":199097,"journal":{"name":"Journal of Snow Engineering of Japan","volume":"8 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2004-04-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Journal of Snow Engineering of Japan","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.4106/JSSE.20.162","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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