{"title":"The Development and Utilization of the Visibility-observation Vehicle, which is Carreid on Various Sensors","authors":"Masaru Matasuzawa, Takehiko Suzuki","doi":"10.4106/JSSE.20.291","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"1.は じめ に 積雪寒冷地の冬期道路は,吹 雪等による視程障害 や滑りやすい雪氷路面等のため,非 常に厳しい運転 環境となっている。視程障害時の事故は,後 続車か らの発見が遅れやすく,多 重衝突事故に発展する事 例も少なくない。また,多 重衝突事故は長時間にわ たり道路交通に障害を生じさせ,社 会生活に与える 影響も非常に大きい。 このため,防 雪林や防雪柵等 各種の対策が行なわれてきているが,対 策の実施に あたっては事前に現地の状況を十分に把握すること が必要であり,ま た,施 工後の有効性の評価も重要 である。しかし,対 策を要する区間全体の気象状況 を同時に観測することは,膨 大な観測機材や人員, 費用を要することから,実 現が困難となっている。 そこで,当 研究室ではこうした問題に対処するため, 各種の観測機器を搭載し,走 行中に道路気象を観測 できる視程障害移動観測車を開発し,各 種実験観測 に使用している。以下には視程障害移動観測車の概 要と,活 用事例について概説する。","PeriodicalId":199097,"journal":{"name":"Journal of Snow Engineering of Japan","volume":"85 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2004-07-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Journal of Snow Engineering of Japan","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.4106/JSSE.20.291","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
引用次数: 0