Hiromichi Takeda, Jun Horie, Shunsuke Yokota, Wakana Yamamoto, Koume Matsuoka, Haruki Ikematsu, Hayato Iwaki, Shunsuke Odani, Yuuma Mori
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Abstract
目的:不織布マスクを装着しても非装着時と比較して最高酸素摂取量(Peak V ・O2/ kg)は劣らないという仮説を非劣性試験で検証することを目的とした。方法:健常若年男性29名(年齢20. 7±0. 8歳)に対して,不織布マスク着用有り条件と着用無し条件で心肺運動負荷試験を実施した。評価指標はV ・O2/kg とした。統計解析では,不織布マスク無し条件に対して,不織布マスク有り条件のPeak V ・O2/kg における非劣性試験を実施した。結果:非劣性試験の結果,Peak V ・O2/kg(差の平均値[95% 信頼区間],1. 08[-0. 77 to 2. 93])は非劣性マージン(3. 5 mL/kg/min)の上限内に収まっており,不織布マスク無し条件と比較して不織布マスク有り条件で非劣性が達成された。結論:不織布マスクの装着は,不織布マスク無し条件と比較してPeak V ・O2/kg が低下しないことが示された。