H. Kitami, Tetsuo Watanabe, T. Kitahara, J. Takano
{"title":"Determination of the Pesticides in Environmental Water by GC/MS with Disk-format Solid Phase Extraction Method.","authors":"H. Kitami, Tetsuo Watanabe, T. Kitahara, J. Takano","doi":"10.1246/NIKKASHI.2002.183","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"本研究では,ゴルフ場規制農薬37種類を測定対象物質として着目し,ディスク型固相抽出法を用いて,その分析法の検討を行った.その際,排水基準に定められている揮発性有機化合物11種類に含まれていないアセトンを抽出溶媒として用いることに着目し,その有効性について調査した.その結果,蒸留水,河川水,降水を用いた添加回収試験において,アセトンで抽出しヘキサンに転溶する方法(アセトン/ヘキサン転溶法)は,排水基準項目に定められているジクロロメタンを使用しないで済むことから,実験室環境のジクロロメタンの混入を気にせずに前処理を行うことができる上に,回収率および変動係数の面でも優れていることから,かなり有効な抽出方法の一つであることがわかった. また本測定方法を用いて,東京都町田市において2000年7月から2000年12月までの期間,ゴルフ場規制農薬37種類の環境モニタリング調査を河川水,降水について行った.その結果,河川水,降水,すべて全農薬37種類において不検出であった.","PeriodicalId":19311,"journal":{"name":"Nippon Kagaku Kaishi","volume":null,"pages":null},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2002-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Nippon Kagaku Kaishi","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.1246/NIKKASHI.2002.183","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}