{"title":"Revision of Japanese Industrial Standard of General Rule on Thermal Analysis","authors":"T. Hatakeyama","doi":"10.11311/JSCTA1974.33.127","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"日本工業規格(Japan Industrial Standard, JIS)におい て,熱関連の規格を扱っている分野は,プラスチックス, 電機,繊維など多岐に渉っている。形式,用語など一応の 整合性がたもたれているが,かならずしも学問体系に対応 するものではない。これは,本来工業規格が産業や商取引 において,必要とされる各分野で制定され,一定期間ごと の見直しにより更新され,さらに,現実に産業界が使用せ ず,必要が認められない規格は破棄されるためである。工 業規格は各産業界の団体が政府機関と連携のもと,原案を 作り規格として制定するため,しかも,業界の無償の寄与 に依存しているところも,多々あるため,その工業規格が, 日本の産業界に必要不可欠であるか,国際的にISOなどの 整合性などの観点から,必要であるかなどが規格制定の大 きな要因となっている。JISの熱分析関連規格を以下に示す。 JIS G 5511 鉄系低熱膨張鋳造品 JIS H 7101 形状記憶合金の変態点測定方法 JIS K 7120 プラスチックの熱重量測定方法 JIS K 7121 プラスチックの転移温度測定方法 JIS K 7122 プラスチックの転移熱測定方法 JIS K 7123 プラスチックの比熱容量測定方法 JIS K 7196 熱可塑性プラスチックフィルム及びシート の熱機械分析による軟化温度試験方法 JIS K 7197 プラスチックの熱機械分析による線膨張率 試験方法 JIS R 1618 ファインセラミックスの熱機械分析による 熱膨張の測定方法 JIS R 3102 ガラスの平均線膨張係数の試験方法 JIS K 6226-1 ゴム-熱重量測定による加硫ゴム及び未加 硫ゴム組成の求め方 JIS K 6226-2 ゴム-熱重量測定による加硫ゴム及び未加","PeriodicalId":19096,"journal":{"name":"Netsu Sokutei","volume":"30 1","pages":"127-133"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2006-06-15","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Netsu Sokutei","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.11311/JSCTA1974.33.127","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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Abstract
日本工業規格(Japan Industrial Standard, JIS)におい て,熱関連の規格を扱っている分野は,プラスチックス, 電機,繊維など多岐に渉っている。形式,用語など一応の 整合性がたもたれているが,かならずしも学問体系に対応 するものではない。これは,本来工業規格が産業や商取引 において,必要とされる各分野で制定され,一定期間ごと の見直しにより更新され,さらに,現実に産業界が使用せ ず,必要が認められない規格は破棄されるためである。工 業規格は各産業界の団体が政府機関と連携のもと,原案を 作り規格として制定するため,しかも,業界の無償の寄与 に依存しているところも,多々あるため,その工業規格が, 日本の産業界に必要不可欠であるか,国際的にISOなどの 整合性などの観点から,必要であるかなどが規格制定の大 きな要因となっている。JISの熱分析関連規格を以下に示す。 JIS G 5511 鉄系低熱膨張鋳造品 JIS H 7101 形状記憶合金の変態点測定方法 JIS K 7120 プラスチックの熱重量測定方法 JIS K 7121 プラスチックの転移温度測定方法 JIS K 7122 プラスチックの転移熱測定方法 JIS K 7123 プラスチックの比熱容量測定方法 JIS K 7196 熱可塑性プラスチックフィルム及びシート の熱機械分析による軟化温度試験方法 JIS K 7197 プラスチックの熱機械分析による線膨張率 試験方法 JIS R 1618 ファインセラミックスの熱機械分析による 熱膨張の測定方法 JIS R 3102 ガラスの平均線膨張係数の試験方法 JIS K 6226-1 ゴム-熱重量測定による加硫ゴム及び未加 硫ゴム組成の求め方 JIS K 6226-2 ゴム-熱重量測定による加硫ゴム及び未加
日本工业标准(Japan Industrial Standard, JIS)中涉及热相关标准的领域包括塑料、电机、纤维等多个领域。形式、用语等保持了初步的一致性,但不一定对应学问体系。这是因为,本来工业规格是在产业和商业交易中需要的各个领域制定的,每隔一段时间就更新一次,进而废除现实中产业界不使用的、不被认为有必要的规格。工业规格是各产业界的团体在与政府机关的合作下,将原案作为规格制定出来的,而且,依赖业界的无偿贡献的地方也很多,因此,那个工业规格制定标准的主要原因是,是否对日本产业界来说不可或缺,从国际ISO等的一致性等角度考虑,是否必要等。JIS的热分析相关标准如下所示。JIS G 5511铁基低热膨胀铸造品JIS H 7101形状记忆合金的变态点测定方法JIS k7120塑料的热重量测定方法JIS k7121塑料的转移温度测定方法JIS k7122塑料的转移热测量方法JIS k7123塑料的比热容量测量方法JIS k7196热塑性塑料薄膜和薄膜热机分析的软化温度测试方法JIS K 7197塑料热机分析的线膨胀率测试方法JIS R 1618新型陶瓷热机分析的热膨胀测量方法JIS R3102玻璃的平均线膨胀系数的测试方法JIS K 6226-1橡胶-热重量测定硫化橡胶和未硫化橡胶组成的求法JIS K 6226-2橡胶-热重量测定硫化橡胶和未加