熱中症の実態調査−日本救急医学会Heatstroke STUDY2012最終報告−

日本救急医学会 熱中症に関する委員会
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Abstract

日本救急医学会熱中症に関する委員会(設立当初は熱中症検討特別委員会,以下委員会)は2006年より隔年 でHeatstroke STUDY(以下HsS)行っており,会員の皆様に結果を報告して参りました。このように委員会とし てはこれまでの調査内容を総括し新たなエビデンスを明らかにするとともに,地球温暖化の中で増加が予想され る熱中症の予防と治療に関する意見を集約してきました。同時に,環境省と連携して一般の皆様に対する啓発活 動にも積極的に関わってきました。今回は2012年夏季に全国の救急医療機関(103施設)へ搬送された熱中症患 者のデータからその特徴を考察してみました。また超高齢社会を迎えた本邦における熱中症の現状と予防対策, そして熱中症に罹患した場合の対処法や医療機関における診断や治療法を検討しました。詳細は本文に記載しま したが,改めて今回の全国調査にご協力を賜りました会員の皆様に感謝申し上げるとともに,本委員会の調査結 果を熱中症の予防や治療に役立てて頂くよう希望します。 (記 横田裕行)
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热中症の実态调查−日本救急医学会Heatstroke STUDY2012最终报告−
日本急救医学会中暑相关委员会(成立初期为中暑研讨特别委员会,以下简称委员会)自2006年起每隔一年举行一次Heatstroke STUDY(以下简称HsS),并向各位会员报告了结果。综上所述,委员会在总结迄今为止的调查内容,明确新的证据的同时,还汇总了在全球变暖的情况下预计会增加的中暑的预防和治疗相关意见。同时,还与环境省联手积极参与了面向大众的宣传活动。这次从2012年夏季被送往全国急救医疗机构(103家)的中暑患者的数据中考察了其特征。还探讨了在迎来超高龄社会的日本的中暑现状和预防对策,以及罹患中暑时的应对方法和医疗机关的诊断和治疗方法。详细内容已在本文中记载,在此再次对协助此次全国调查的各位会员表示感谢,并希望本委员会的调查结果能对中暑的预防和治疗有所帮助。(记横田裕行)
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