{"title":"Evaluation of Optimized Viscosity Modifier's Concentration in Cosmetic Stretchable Mask Product Using Dynamic Viscoelastic Measurement","authors":"M. Karita, T. Okano","doi":"10.1678/RHEOLOGY.41.229","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"化粧品マスクの薬剤には商品の見た目や使用感に大きく 寄与する増粘剤が含まれている.本研究ではその増粘剤の 適切な濃度範囲の決定に際してレオロジー測定を使用した 具体的な処方開発の一例を紹介する. シートパック状の化粧品マスクは支持体となる基材シー トとそれに含ませる薬剤(ジュース)から構成されている. 基材シートは天然 /合成素材由来の不織布であり,形状,厚 み,折り畳みパターンなどは使用用途(顔全体,目,首)な どによって変わる.薬剤(ジュース)成分には有効成分の みならず,グリセリンなどの保湿成分なども含まれている. 基材シートに充分含ませてから肌へ貼布するという使用法 から,適切な粘度,基材との適合性,安定性が求められる. 薬剤中に含まれる増粘剤には基材にできるだけ多くの有効 成分を保持させるための増粘効果を求められるが,高濃度に なるとシートに含浸させたものがシートから染み出し,外で の凝集が起こってしまうため適切な濃度設定が不可欠である. 今回は試験用サンプルとして,薬剤中の適切な増粘剤濃 度を確認するために,増粘剤濃度を変えた薬剤のレオロジー 測定を行い,得られたパラメーターからの濃度決定につい て検証した.","PeriodicalId":17434,"journal":{"name":"Journal of the Society of Rheology, Japan","volume":"37 1","pages":"229-230"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2013-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Journal of the Society of Rheology, Japan","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.1678/RHEOLOGY.41.229","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}