{"title":"花芽顶端分生组织培养微繁桤木的研究。","authors":"Fujita Takashi, Takayuki Uchiyama, Yasuhiko Yagi, H. Fukui","doi":"10.2525/SHITA.22.22","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"アルストロメリアの育種を進めるために,‘レベッカ’, ‘リラ・サンドラ’, ‘ファーリー’の根茎から発生する地上茎の頂端分裂組織を用いた大量増殖を検討した. 根茎から3~4 cm伸長した地上茎の頂端分裂組織は高い根茎形成能力を示したが, 雑菌汚染が著しかった. 50~100 cmに伸長した地上茎の頂端分裂組織の根茎形成能力は著しく低く, 大量増殖に適しなかった. 株元の地表面から現れた直後の花茎シュートを用い, 頂端分裂組織をBAP 10.0μMとNAA 1.0μM を添加したMS培地(ショ糖3% )で初代培養後, 同じ組成の培地で2回の継代培養を行うことで, 未伸長の根茎芽が形成された. 根茎芽を1/2N-MS培地にショ糖6%を加えた培地(BAP 10.0μM, NAA 1.0μM)で継代培養することで多数の根茎芽が増殖できた. 順化直前の継代培養において, 通気性膜を付けた培養容器内でショ糖9%とBAP 10.0μMおよびNAA 1.0μMを加えた1/2N-MS培地で根茎芽を培養し, その後に根茎を順化した結果, 順化中に多数の細根が伸長した. 順化個体を栽培圃場に定植して切花形質を調査した結果, 突然変異個体は認められなかった.","PeriodicalId":315038,"journal":{"name":"Shokubutsu Kankyo Kogaku","volume":"20 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2010-03-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":"{\"title\":\"Micropropagation of Alstroemeria by apical meristem culture of floral shoot.\",\"authors\":\"Fujita Takashi, Takayuki Uchiyama, Yasuhiko Yagi, H. Fukui\",\"doi\":\"10.2525/SHITA.22.22\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"アルストロメリアの育種を進めるために,‘レベッカ’, ‘リラ・サンドラ’, ‘ファーリー’の根茎から発生する地上茎の頂端分裂組織を用いた大量増殖を検討した. 根茎から3~4 cm伸長した地上茎の頂端分裂組織は高い根茎形成能力を示したが, 雑菌汚染が著しかった. 50~100 cmに伸長した地上茎の頂端分裂組織の根茎形成能力は著しく低く, 大量増殖に適しなかった. 株元の地表面から現れた直後の花茎シュートを用い, 頂端分裂組織をBAP 10.0μMとNAA 1.0μM を添加したMS培地(ショ糖3% )で初代培養後, 同じ組成の培地で2回の継代培養を行うことで, 未伸長の根茎芽が形成された. 根茎芽を1/2N-MS培地にショ糖6%を加えた培地(BAP 10.0μM, NAA 1.0μM)で継代培養することで多数の根茎芽が増殖できた. 順化直前の継代培養において, 通気性膜を付けた培養容器内でショ糖9%とBAP 10.0μMおよびNAA 1.0μMを加えた1/2N-MS培地で根茎芽を培養し, その後に根茎を順化した結果, 順化中に多数の細根が伸長した. 順化個体を栽培圃場に定植して切花形質を調査した結果, 突然変異個体は認められなかった.\",\"PeriodicalId\":315038,\"journal\":{\"name\":\"Shokubutsu Kankyo Kogaku\",\"volume\":\"20 1\",\"pages\":\"0\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"2010-03-01\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"0\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Shokubutsu Kankyo Kogaku\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.2525/SHITA.22.22\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Shokubutsu Kankyo Kogaku","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.2525/SHITA.22.22","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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Micropropagation of Alstroemeria by apical meristem culture of floral shoot.
アルストロメリアの育種を進めるために,‘レベッカ’, ‘リラ・サンドラ’, ‘ファーリー’の根茎から発生する地上茎の頂端分裂組織を用いた大量増殖を検討した. 根茎から3~4 cm伸長した地上茎の頂端分裂組織は高い根茎形成能力を示したが, 雑菌汚染が著しかった. 50~100 cmに伸長した地上茎の頂端分裂組織の根茎形成能力は著しく低く, 大量増殖に適しなかった. 株元の地表面から現れた直後の花茎シュートを用い, 頂端分裂組織をBAP 10.0μMとNAA 1.0μM を添加したMS培地(ショ糖3% )で初代培養後, 同じ組成の培地で2回の継代培養を行うことで, 未伸長の根茎芽が形成された. 根茎芽を1/2N-MS培地にショ糖6%を加えた培地(BAP 10.0μM, NAA 1.0μM)で継代培養することで多数の根茎芽が増殖できた. 順化直前の継代培養において, 通気性膜を付けた培養容器内でショ糖9%とBAP 10.0μMおよびNAA 1.0μMを加えた1/2N-MS培地で根茎芽を培養し, その後に根茎を順化した結果, 順化中に多数の細根が伸長した. 順化個体を栽培圃場に定植して切花形質を調査した結果, 突然変異個体は認められなかった.