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Evacuate and Countermeasure System Against Landslide and Avalanche Disasters
2.避 難情報の伝 達 と避難箇所 各自治体で災害が発生した場合の避難箇所は,現 在かなり行き届いているが,情 報伝達や避難体制の あり方,災 害後のケアについては未だ十分検討の余 地がある。 災害危険はパ トロールや地域住民等の情報によっ てもたらされることが多い。今回報告する地すべり は秋田県中央部の特別豪雪地帯に位置し,付 近には 地すべり地形がいくつも存在する地すべり常習地帯 であった。2002年3月19日,住 宅路面に亀裂が発生 し,住 宅にも変状が発生したことから,直 ちに自治 体,県 が対応し,専 門家の意見を仰いで急遽避難す ることとなった。これは非常に迅速に行われた。避 難のためにプレハブ住宅が供与されたほか,貸 家, アパート,親 戚に身を寄せる等の対策が取 られた。 避難解除に至るまでに,住 民への度重なる説明会, 一時見舞金 ,住 宅補修費の無利子貸し付け等の対策 が取られてきた。