{"title":"防冰道路撒盐措施的优化","authors":"M. Murakuni","doi":"10.4106/JSSE.21.224","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"1.は じ め に 現在,凍 結 防 止剤 と して使 用 され て いる のは主 に 塩化 ナ トリウム(以 下,単 に\"塩\"と 言 う)で あ り, 言 うまで も な く,冬 期道 路交 通 の安全 対策 のた めに 散布 されて いる。 もっ と具 体 的 に言え ば,雪 や 氷 に よ って 滑 りや す くな る危 険性 を無 く した り軽減 させ る こ とを 目的 に散 布 され て いる。 こ のよ う に凍結 防止 用 の塩 は,冬 期 の安 全な モ ビ リテ ィのた め に欠 かせ な い もので はあ るが,環 境 へ の配 慮 か ら,ま た,事 業 の効率 性や コス ト削減 な ど の観 点 か ら,そ の使用 量 を最適 化す る必 要 が ある。 と ころが,実 際 の散布 実 態 をみ る と,そ の総散 布 量 は 増加 傾 向 にあ る。粉 塵 問題 に よって スパ イ ク タ イ ヤ が使 用 禁止 にな った こ と,塩 の販売 自由化 で安 い 中国産 等 の塩 が手 に入 るよ うにな った こと,こ の 二 つ の ことが塩 の使 用 量増 加 に拍 車 をか けて い るの は事 実 であ るが,こ の他 に技 術的 な 問題 として,雪 や 氷 と塩 水 が混 在す る状 況 下で の\"凍 結点 と凝 固点 の混 同\"や 雪 や 氷 と塩 水 が混 在す る状 況下 で の\"塩 水 濃度 測定 値 の評 価 の難 しさ\"が 挙げ られ る。 これ らに つ いて の知識 が 曖昧 で あった り評価 が 正 しい も の で な けれ ば,適 正 な冬期 道 路管 理は 出来 な い。","PeriodicalId":199097,"journal":{"name":"Journal of Snow Engineering of Japan","volume":"22 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2005-07-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":"{\"title\":\"Optimization of the Salt Spreading in Anti-icy Roads Measure\",\"authors\":\"M. Murakuni\",\"doi\":\"10.4106/JSSE.21.224\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"1.は じ め に 現在,凍 結 防 止剤 と して使 用 され て いる のは主 に 塩化 ナ トリウム(以 下,単 に\\\"塩\\\"と 言 う)で あ り, 言 うまで も な く,冬 期道 路交 通 の安全 対策 のた めに 散布 されて いる。 もっ と具 体 的 に言え ば,雪 や 氷 に よ って 滑 りや す くな る危 険性 を無 く した り軽減 させ る こ とを 目的 に散 布 され て いる。 こ のよ う に凍結 防止 用 の塩 は,冬 期 の安 全な モ ビ リテ ィのた め に欠 かせ な い もので はあ るが,環 境 へ の配 慮 か ら,ま た,事 業 の効率 性や コス ト削減 な ど の観 点 か ら,そ の使用 量 を最適 化す る必 要 が ある。 と ころが,実 際 の散布 実 態 をみ る と,そ の総散 布 量 は 増加 傾 向 にあ る。粉 塵 問題 に よって スパ イ ク タ イ ヤ が使 用 禁止 にな った こ と,塩 の販売 自由化 で安 い 中国産 等 の塩 が手 に入 るよ うにな った こと,こ の 二 つ の ことが塩 の使 用 量増 加 に拍 車 をか けて い るの は事 実 であ るが,こ の他 に技 術的 な 問題 として,雪 や 氷 と塩 水 が混 在す る状 況 下で の\\\"凍 結点 と凝 固点 の混 同\\\"や 雪 や 氷 と塩 水 が混 在す る状 況下 で の\\\"塩 水 濃度 測定 値 の評 価 の難 しさ\\\"が 挙げ られ る。 これ らに つ いて の知識 が 曖昧 で あった り評価 が 正 しい も の で な けれ ば,適 正 な冬期 道 路管 理は 出来 な い。\",\"PeriodicalId\":199097,\"journal\":{\"name\":\"Journal of Snow Engineering of Japan\",\"volume\":\"22 1\",\"pages\":\"0\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"2005-07-01\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"0\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Journal of Snow Engineering of Japan\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.4106/JSSE.21.224\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Journal of Snow Engineering of Japan","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.4106/JSSE.21.224","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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Optimization of the Salt Spreading in Anti-icy Roads Measure
1.は じ め に 現在,凍 結 防 止剤 と して使 用 され て いる のは主 に 塩化 ナ トリウム(以 下,単 に"塩"と 言 う)で あ り, 言 うまで も な く,冬 期道 路交 通 の安全 対策 のた めに 散布 されて いる。 もっ と具 体 的 に言え ば,雪 や 氷 に よ って 滑 りや す くな る危 険性 を無 く した り軽減 させ る こ とを 目的 に散 布 され て いる。 こ のよ う に凍結 防止 用 の塩 は,冬 期 の安 全な モ ビ リテ ィのた め に欠 かせ な い もので はあ るが,環 境 へ の配 慮 か ら,ま た,事 業 の効率 性や コス ト削減 な ど の観 点 か ら,そ の使用 量 を最適 化す る必 要 が ある。 と ころが,実 際 の散布 実 態 をみ る と,そ の総散 布 量 は 増加 傾 向 にあ る。粉 塵 問題 に よって スパ イ ク タ イ ヤ が使 用 禁止 にな った こ と,塩 の販売 自由化 で安 い 中国産 等 の塩 が手 に入 るよ うにな った こと,こ の 二 つ の ことが塩 の使 用 量増 加 に拍 車 をか けて い るの は事 実 であ るが,こ の他 に技 術的 な 問題 として,雪 や 氷 と塩 水 が混 在す る状 況 下で の"凍 結点 と凝 固点 の混 同"や 雪 や 氷 と塩 水 が混 在す る状 況下 で の"塩 水 濃度 測定 値 の評 価 の難 しさ"が 挙げ られ る。 これ らに つ いて の知識 が 曖昧 で あった り評価 が 正 しい も の で な けれ ば,適 正 な冬期 道 路管 理は 出来 な い。