{"title":"随时间变化DIF对番茄幼苗下胚轴和单株节间长度的控制","authors":"Yasuyo Koyano, C. Chun, T. Kozai","doi":"10.2525/SHITA.17.68","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"本試験では, 閉鎖型苗生産システムにおいて+10または-10℃ のDIF を6-8日毎に与えた条件下でのトマト実生の胚軸長, 各節間長, さらには胚軸および各節間の日伸長速度の経日変化を調査した. その結果, 各節間長の日伸長速度の経日変化はガウス曲線で近似でき, 各節間の伸長は初期の遅延段階, 急速生長段階, およびプラトー段階に分けられた. 日伸長速度が最大値に達するまでの日数, 言い換えれば, 急速生長段階の時期は節間ごとに異なった. 試験開始後22日目の各節間長の試験区による違いは, 各節間の急速生長段階におけるDIFの値により, ほぼ説明できたことから, 胚軸および各節間の急速生長段階時に処理するDIF を変えることで各節間長が制御できる可能性が示された. たとえば, 接ぎ木苗生産において胚軸長および各節間長の制御が可能になれば, 作業能率と苗質の向上がはかれる.","PeriodicalId":315038,"journal":{"name":"Shokubutsu Kankyo Kogaku","volume":"78 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2005-06-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"4","resultStr":"{\"title\":\"Controlling the Lengths of Hypocotyl and Individual Internodes of Tomato Seedlings by Changing DIF with Time\",\"authors\":\"Yasuyo Koyano, C. Chun, T. Kozai\",\"doi\":\"10.2525/SHITA.17.68\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"本試験では, 閉鎖型苗生産システムにおいて+10または-10℃ のDIF を6-8日毎に与えた条件下でのトマト実生の胚軸長, 各節間長, さらには胚軸および各節間の日伸長速度の経日変化を調査した. その結果, 各節間長の日伸長速度の経日変化はガウス曲線で近似でき, 各節間の伸長は初期の遅延段階, 急速生長段階, およびプラトー段階に分けられた. 日伸長速度が最大値に達するまでの日数, 言い換えれば, 急速生長段階の時期は節間ごとに異なった. 試験開始後22日目の各節間長の試験区による違いは, 各節間の急速生長段階におけるDIFの値により, ほぼ説明できたことから, 胚軸および各節間の急速生長段階時に処理するDIF を変えることで各節間長が制御できる可能性が示された. たとえば, 接ぎ木苗生産において胚軸長および各節間長の制御が可能になれば, 作業能率と苗質の向上がはかれる.\",\"PeriodicalId\":315038,\"journal\":{\"name\":\"Shokubutsu Kankyo Kogaku\",\"volume\":\"78 1\",\"pages\":\"0\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"2005-06-01\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"4\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Shokubutsu Kankyo Kogaku\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.2525/SHITA.17.68\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Shokubutsu Kankyo Kogaku","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.2525/SHITA.17.68","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
引用次数: 4
Controlling the Lengths of Hypocotyl and Individual Internodes of Tomato Seedlings by Changing DIF with Time
本試験では, 閉鎖型苗生産システムにおいて+10または-10℃ のDIF を6-8日毎に与えた条件下でのトマト実生の胚軸長, 各節間長, さらには胚軸および各節間の日伸長速度の経日変化を調査した. その結果, 各節間長の日伸長速度の経日変化はガウス曲線で近似でき, 各節間の伸長は初期の遅延段階, 急速生長段階, およびプラトー段階に分けられた. 日伸長速度が最大値に達するまでの日数, 言い換えれば, 急速生長段階の時期は節間ごとに異なった. 試験開始後22日目の各節間長の試験区による違いは, 各節間の急速生長段階におけるDIFの値により, ほぼ説明できたことから, 胚軸および各節間の急速生長段階時に処理するDIF を変えることで各節間長が制御できる可能性が示された. たとえば, 接ぎ木苗生産において胚軸長および各節間長の制御が可能になれば, 作業能率と苗質の向上がはかれる.