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Tumor Necrosis Facter and Gamma Interferon in Murine Candidiasis
BALB/cマウスにC. albicans 7N株1.0×106CFUを静注した場合,無処置群は2ヶ月間全例生存したが,抗TNFα抗体投与群では生存率の低下が認められた.これに対し,抗γIFN抗体投与群では全例が生存し,生存率に差を認めなかった.C. albicans 7N株1.5×106CFUを静注した場合,無処置群は5日までに,全例が死亡した.抗γIFN抗体投与群では明らかに生存率の改善が認められたが,抗TNFα抗体投与群ではさらに生存率が低下した.C. albicans 7N浮遊液を飲水させ,腸管内に定着していることを確認したSCIDマウスに抗TNFα抗体,抗γIFN抗体,cyclophosphamide(5mg 2回)を静注したが,いずれでも全身性のカンジダ症への進展は病理学的にも,菌学的にも認められなかった.1.0×106CFUを投与した全身性カンジダ感染症モデルに,IL-12 0.1μgを腹腔内に連日2週間投与したが,生存率の変化は認められなかった.1.5×106CFUを感染させた致死的全身性カンジダ感染症モデルでは,無処理群が4日目までしか生存しなかったのに対して,予防的に感染前日にIL-12 0.1μgを1回のみ腹腔内投与した群では,6日まで生存した.
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