Pre-seasonal prophylactic treatment in Japanese cedar pollinosis

Y. Kitamura, H. Mizuguchi, H. Fukui, N. Takeda
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Abstract

スギ花粉症はスギ花粉を抗原として発症するアレルギー 性鼻炎であり,日本では約 3,000万人がスギ花粉症に罹患 していると推定されており,国民病と呼ばれている。スギ 花粉症の治療として,2月ごろにスギ花粉が飛散を開始し 花粉症が発症してから,治療薬を投薬する導入療法が広く 行われている。これに対して,スギ花粉の飛散開始前から あらかじめ治療薬を投薬する初期療法を行うと,スギ花粉 の飛散期に導入療法と比較して,花粉症の重症化が抑制さ れる。そのため,スギ花粉症に対する初期療法は鼻アレル ギー診療ガイドラインで推奨される標準的治療になってい る。初期療法は鼻過敏性の亢進を抑制する効果があると されているが,その作用機序には未だ不明な点が残されて いる。本稿では,我々の研究結果を中心にスギ花粉症に対 する初期療法が鼻粘膜のヒスタミンH1受容体(H1受容体) の遺伝子発現を抑制することにより,導入療法よりも高い 効果を示すメカニズムについて解説する。 ヒスタミンH1受容体遺伝子発現亢進機構
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杉树花粉症是以杉树花粉为抗原而发病的过敏性鼻炎,在日本估计约有3,000万人患有杉树花粉症,被称为国民病。作为杉树花粉症的治疗,在2月左右杉树花粉开始飞散导致花粉症发病后,使用治疗药物的导入疗法被广泛使用。与此相对,如果在杉树花粉开始飞散之前进行预先投药的初期疗法,在杉树花粉飞散期与导入疗法相比,可以抑制花粉症的严重化。因此,对杉树花粉症的初期疗法已成为鼻翼过敏诊疗指南推荐的标准治疗。初期疗法被认为有抑制鼻过敏性亢进的效果,但其作用机制至今仍有不明之处。本文将以我们的研究结果为中心,对杉树花粉症的初期疗法通过抑制鼻粘膜的组胺H1受体(H1受体)的基因表达,表现出比导入疗法更高效果的机制进行解说。组胺H1受体基因表达机制
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