Behavior of Diphenyl Disulfide and Its Oxidative Derivatives in Radical Polymerization

M. Tsunooka, T. Higuchi, Masatoshi Fujii, Makoto Tanaka, Jiro Murata
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引用次数: 3

Abstract

ジフェニルジスルフィド (DDS) およびその酸化誘導体 (フェニルベンゼンチオールスルホナート (DDSO2), およびジフェニルジスルホン (DDSO4)) について光および熱重合開始剤としての活性を検討した。つぎに熱重合におけるこれらの化合物の連鎖移動定数を求め, Q, e 法から検討した。これらの化合物は光重合開始剤としては AIBN 程度のすぐれたものであり, これらの化合物による St および MMA の光重合速度は開始剤濃度 0.5 次, モノマー濃度の1次に比例し, 普通のラジカル重合速度式に従う。熱重合 (60℃) においては, これらの化合物は開始剤としての活性はない。これらの化合物の連鎖移動定数はポリスチルラジカルに対しては 10-2~1 のオーダーで, ポリメタクリル酸メチルラジカルに対しては 10-4~10-2 のオーダーであった。これらの化合物の連鎖移動定数の大きさの順は DDSO2> DDS>DDSO4 となった。これらの結果 Q, e 法から検討すると, これらの化合物はラジカルによる求核的な攻げきをうけやすく, 極性の効果が大きいことがわかった。
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二苯二硫及其氧化衍生物在自由基聚合中的行为
二苯基二硫醚(DDS)及其氧化衍生物(苯基苯硫醚霍纳特(DDSO2)以及二苯二砜(DDSO4))作为光和热聚合起始剂的活性。接着求出这些化合物在热聚合中的连锁移动常数,从Q、e法进行研究。这些化合物是AIBN程度的光聚合起始剂,由这些化合物引起的St和MMA的光聚合速度与起始剂浓度0.5次、单体浓度1次成比例,遵循普通的自由基聚合速率公式。在热聚合(60℃)时,这些化合物没有作为起始剂的活性。这些化合物的连锁移动常数对聚苯自由基为10-2 ~ 1级,对聚甲基丙烯酸甲基自由基为10-4 ~ 10-2级。这些化合物的连锁移动常数的大小顺序为DDSO2> DDS>DDSO4。这些结果表明,从Q、e法研究,这些化合物容易受到自由基的亲核攻击,极性效果显著。
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Dehydrogenation of Isobutylaldehyde Specific Surface Area and Pore Size Distribution of Spherical Active Carbon from Miike Coal Influence of a Non-Counter Ion Valence on Liquid Phase Diffusion in Ion Exchange Antioxidant Dyes for Polypropylene Fiber Effect of Adding Cations on the Oxidation and the Phase Transformation of Co-precipitated Magnetite
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