Effects of Internal Diffusion on Liquid-Phase Hydrogenation of Styrene over Palladium Supported Alumina

S. Matsumoto, Minekazu Koshi, T. Imanaka, S. Teranishi
{"title":"Effects of Internal Diffusion on Liquid-Phase Hydrogenation of Styrene over Palladium Supported Alumina","authors":"S. Matsumoto, Minekazu Koshi, T. Imanaka, S. Teranishi","doi":"10.1246/NIKKASHI1898.73.4_652","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"粒子内拡散を伴う総括反応速度に対する有効な操作条件を明らかにする目的で, 球形アルミナ担持パラジウム触媒を n-ヘキサン溶媒中に懸濁させ, スチレンの液相水素化反応を気-液接触かきまぜ槽で行なった。触媒の粒子内拡散を考慮した一次不可逆反応の解析から, C.P.P.Chart を使って, 総括反応速度が全物質移動抵抗を含んだ場合でも, 触媒有効係数, 触媒有効拡散係数および真の反応速度定数が, パラジウム担持量の異なる二種類の同一粒子径触媒により決定できることを示し, 特に気- 液側液相物質移動抵抗が無視できる場合につき, 各係数値を実験的に求めた。さらにこれらの値を用いて, 気-液および液-固側液相物質移動抵抗に対する単位触媒重量あたりの粒子内反応抵抗の比から, 有効な操作条件が, 触媒の担持量 (f) とかきまぜ回転数 (N) および通気速度 (Vs) との関連において考察できた。すなわち, Vs および N の大きさによっては, f値を変えても総括反応速度に対する律速段階が移行しないこともあり, ときには律速段階がf値による予想とは逆の移行を示す現象もあることが明らかになった。その結果, Nが比較的小さい領域では, fを小さくすることが, またNが大きい領域では, Vsを大きくすることが,有効な操作条件であると結論した。","PeriodicalId":22880,"journal":{"name":"The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan","volume":"31 1","pages":"652-656"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"1970-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"1","resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.1246/NIKKASHI1898.73.4_652","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
引用次数: 1

Abstract

粒子内拡散を伴う総括反応速度に対する有効な操作条件を明らかにする目的で, 球形アルミナ担持パラジウム触媒を n-ヘキサン溶媒中に懸濁させ, スチレンの液相水素化反応を気-液接触かきまぜ槽で行なった。触媒の粒子内拡散を考慮した一次不可逆反応の解析から, C.P.P.Chart を使って, 総括反応速度が全物質移動抵抗を含んだ場合でも, 触媒有効係数, 触媒有効拡散係数および真の反応速度定数が, パラジウム担持量の異なる二種類の同一粒子径触媒により決定できることを示し, 特に気- 液側液相物質移動抵抗が無視できる場合につき, 各係数値を実験的に求めた。さらにこれらの値を用いて, 気-液および液-固側液相物質移動抵抗に対する単位触媒重量あたりの粒子内反応抵抗の比から, 有効な操作条件が, 触媒の担持量 (f) とかきまぜ回転数 (N) および通気速度 (Vs) との関連において考察できた。すなわち, Vs および N の大きさによっては, f値を変えても総括反応速度に対する律速段階が移行しないこともあり, ときには律速段階がf値による予想とは逆の移行を示す現象もあることが明らかになった。その結果, Nが比較的小さい領域では, fを小さくすることが, またNが大きい領域では, Vsを大きくすることが,有効な操作条件であると結論した。
查看原文
分享 分享
微信好友 朋友圈 QQ好友 复制链接
本刊更多论文
内部扩散对苯乙烯在钯负载氧化铝上液相加氢的影响
为了明确针对伴随粒子内扩散的总反应速度的有效操作条件,将球形氧化铝钯催化剂悬浮在n-己烷溶剂中,在气-液接触搅拌槽中进行苯乙烯的液相氢化反应。通过分析考虑了催化剂在粒子内扩散的一次不可逆反应,使用C.P.P. chart,即使在总反应速率包含总物质移动电阻的情况下,催化剂有效系数、催化剂有效扩散系数和真实反应速率常数,表明可通过具有不同钯携带量的两种相同粒子直径催化剂来确定,特别是在气-液侧液相物质移动电阻可忽略的情况下,通过实验求出了各系数值。进一步使用这些值,根据每单位催化剂重量的气-液和液-固侧液相物质移动阻力与粒子内反应阻力的比值,可以得出有效的操作条件为:我们考察了催化剂的承载量(f)与搅拌转速(N)和通气速度(Vs)之间的关系。也就是说,根据Vs和N的大小,即使改变f值,对总反应速度的律速阶段也可能不会改变。研究发现,有时律速阶段会出现与f值预测相反的变化。结果得出结论:在N比较小的区域中,减小f,在N较大的区域中,增大Vs是有效的操作条件。
本文章由计算机程序翻译,如有差异,请以英文原文为准。
求助全文
约1分钟内获得全文 去求助
来源期刊
自引率
0.00%
发文量
0
期刊最新文献
Dehydrogenation of Isobutylaldehyde Specific Surface Area and Pore Size Distribution of Spherical Active Carbon from Miike Coal Influence of a Non-Counter Ion Valence on Liquid Phase Diffusion in Ion Exchange Antioxidant Dyes for Polypropylene Fiber Effect of Adding Cations on the Oxidation and the Phase Transformation of Co-precipitated Magnetite
×
引用
GB/T 7714-2015
复制
MLA
复制
APA
复制
导出至
BibTeX EndNote RefMan NoteFirst NoteExpress
×
×
提示
您的信息不完整,为了账户安全,请先补充。
现在去补充
×
提示
您因"违规操作"
具体请查看互助需知
我知道了
×
提示
现在去查看 取消
×
提示
确定
0
微信
客服QQ
Book学术公众号 扫码关注我们
反馈
×
意见反馈
请填写您的意见或建议
请填写您的手机或邮箱
已复制链接
已复制链接
快去分享给好友吧!
我知道了
×
扫码分享
扫码分享
Book学术官方微信
Book学术文献互助
Book学术文献互助群
群 号:481959085
Book学术
文献互助 智能选刊 最新文献 互助须知 联系我们:info@booksci.cn
Book学术提供免费学术资源搜索服务,方便国内外学者检索中英文文献。致力于提供最便捷和优质的服务体验。
Copyright © 2023 Book学术 All rights reserved.
ghs 京公网安备 11010802042870号 京ICP备2023020795号-1