{"title":"磷酸燃料电池的现状与展望","authors":"Kazuaki Koshi","doi":"10.7791/jhts.35.250","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"近年、地球温暖化防止や環境保護に関し、世界的な関心 が非常に高まっている。気候変動に関する政府間パネル (IPCC第 4 次評価報告書)において、「観測結果から気候シ ステムの温暖化には疑う余地がなく、世界平均気温の上昇 のほとんどは、人為起源の温室効果ガスの増加によっても たらされた可能性がかなり高いこと、また既存技術及び今 後数十年で実用化される技術により温室効果ガス濃度の安 定化は可能であり、今後 20~ 30 年間の緩和努力と投資が 鍵となる。」という評価が公表された。 これらの温室効果ガス削減の重要なツールとして、高効 率でクリーンな発電装置である燃料電池の実用化、普及に 向けた開発が行われている。 燃料電池には、使用される電解質の種類によって、ア ルカリ形(AFC)、固体高分子形(PEFC)、りん酸形 (PAFC:Phosphoric Acid Fuel Cell)、溶融炭酸塩形(MCFC)、 固体酸化物形(SOFC)があり、動作温度、規模、用途など が異なる。それらの中で、200°C付近で作動するりん酸形燃 料電池は、普及型の燃料電池としては、最も早く実用化さ れている。 本稿では、燃料電池の開発経緯の紹介、りん酸形燃料電 池の具体的な導入事例とその運転実績について報告すると 共に、今後の展開について述べる。","PeriodicalId":113412,"journal":{"name":"Journal of High Temperature Society","volume":"195 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"1900-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":"{\"title\":\"The Current Status and the Future Prospects of Phosphoric Acid Fuel Cell\",\"authors\":\"Kazuaki Koshi\",\"doi\":\"10.7791/jhts.35.250\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"近年、地球温暖化防止や環境保護に関し、世界的な関心 が非常に高まっている。気候変動に関する政府間パネル (IPCC第 4 次評価報告書)において、「観測結果から気候シ ステムの温暖化には疑う余地がなく、世界平均気温の上昇 のほとんどは、人為起源の温室効果ガスの増加によっても たらされた可能性がかなり高いこと、また既存技術及び今 後数十年で実用化される技術により温室効果ガス濃度の安 定化は可能であり、今後 20~ 30 年間の緩和努力と投資が 鍵となる。」という評価が公表された。 これらの温室効果ガス削減の重要なツールとして、高効 率でクリーンな発電装置である燃料電池の実用化、普及に 向けた開発が行われている。 燃料電池には、使用される電解質の種類によって、ア ルカリ形(AFC)、固体高分子形(PEFC)、りん酸形 (PAFC:Phosphoric Acid Fuel Cell)、溶融炭酸塩形(MCFC)、 固体酸化物形(SOFC)があり、動作温度、規模、用途など が異なる。それらの中で、200°C付近で作動するりん酸形燃 料電池は、普及型の燃料電池としては、最も早く実用化さ れている。 本稿では、燃料電池の開発経緯の紹介、りん酸形燃料電 池の具体的な導入事例とその運転実績について報告すると 共に、今後の展開について述べる。\",\"PeriodicalId\":113412,\"journal\":{\"name\":\"Journal of High Temperature Society\",\"volume\":\"195 1\",\"pages\":\"0\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"1900-01-01\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"0\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Journal of High Temperature Society\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.7791/jhts.35.250\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Journal of High Temperature Society","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.7791/jhts.35.250","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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