{"title":"高功率光纤激光器及其最新应用","authors":"M. Tsuji","doi":"10.7791/jhts.35.171","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"IPGファイバーレーザの開発経緯について説明をする。 IPG Photonics Corporationは、1990年に光通信用アンプリ ファイアーの開発・製造を目的に、Dr.V.Gapontsev(バレン タイン・ガポンセフ博士)により、ロシア・モスクワ近郊 で創立された。世界的な IT業界拡大の波に乗り急速に成長 し、1994年にはドイツに進出し IPG Laser GmbHを設立した。 さらに 1999年にはアメリカに進出し、本社をアメリカに移 し、現在の IPG Photonics Corporationの形態を確立した。し かし、その直後の 2000年にアメリカでの ITバブル終息で 業績が大きく後退し、IT業界一辺倒の業態から脱却するた めに、多角化する必要に迫られ、高出力ファイバーレーザ の開発を開始した。開発開始からわずか 3年後の 2003年に は加工点出力4 kW(加工ヘッド内ロス3%以下のファイバー レーザの開発に成功した。他のどのレーザよりも超コンパ クトで、そのフットプリントは僅か 0.8 m× 0.85 mであり、 電気効率も 27 %を超え、小型・高効率化が達成されている。 IPGフォトニクスジャパン(株)が 2004年 5月に設立され て、日本市場での営業を本格的に開始し、約 5年間で 1 kW 以上の IPGファイバーレーザ装置が 230台を超えて納入さ れた。高パワーレーザの場合、2006年 3月に大学に 10 kW ファイバーレーザを納入し、さらに、同年に特別な技術を 付加された 36 kWのシステムが重工業の分野に納入され た。2008年には 10 kWおよび 20 kWのレーザ装置がジョ ブショップに納入された。Fig. 2にジョブショップに納入 された YLR-20000(加工点出力 20 kW)と加工システムの 外観を示す。同社は 20 kWファイバーレーザ、FSW、電子 ビーム溶接システムを保有され、個々の接合技術利点を生 かした構造体の受託製作を行われている。","PeriodicalId":113412,"journal":{"name":"Journal of High Temperature Society","volume":"12 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"1900-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"1","resultStr":"{\"title\":\"High Power Fiber Laser and the Newest Applications\",\"authors\":\"M. Tsuji\",\"doi\":\"10.7791/jhts.35.171\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"IPGファイバーレーザの開発経緯について説明をする。 IPG Photonics Corporationは、1990年に光通信用アンプリ ファイアーの開発・製造を目的に、Dr.V.Gapontsev(バレン タイン・ガポンセフ博士)により、ロシア・モスクワ近郊 で創立された。世界的な IT業界拡大の波に乗り急速に成長 し、1994年にはドイツに進出し IPG Laser GmbHを設立した。 さらに 1999年にはアメリカに進出し、本社をアメリカに移 し、現在の IPG Photonics Corporationの形態を確立した。し かし、その直後の 2000年にアメリカでの ITバブル終息で 業績が大きく後退し、IT業界一辺倒の業態から脱却するた めに、多角化する必要に迫られ、高出力ファイバーレーザ の開発を開始した。開発開始からわずか 3年後の 2003年に は加工点出力4 kW(加工ヘッド内ロス3%以下のファイバー レーザの開発に成功した。他のどのレーザよりも超コンパ クトで、そのフットプリントは僅か 0.8 m× 0.85 mであり、 電気効率も 27 %を超え、小型・高効率化が達成されている。 IPGフォトニクスジャパン(株)が 2004年 5月に設立され て、日本市場での営業を本格的に開始し、約 5年間で 1 kW 以上の IPGファイバーレーザ装置が 230台を超えて納入さ れた。高パワーレーザの場合、2006年 3月に大学に 10 kW ファイバーレーザを納入し、さらに、同年に特別な技術を 付加された 36 kWのシステムが重工業の分野に納入され た。2008年には 10 kWおよび 20 kWのレーザ装置がジョ ブショップに納入された。Fig. 2にジョブショップに納入 された YLR-20000(加工点出力 20 kW)と加工システムの 外観を示す。同社は 20 kWファイバーレーザ、FSW、電子 ビーム溶接システムを保有され、個々の接合技術利点を生 かした構造体の受託製作を行われている。\",\"PeriodicalId\":113412,\"journal\":{\"name\":\"Journal of High Temperature Society\",\"volume\":\"12 1\",\"pages\":\"0\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"1900-01-01\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"1\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Journal of High Temperature Society\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.7791/jhts.35.171\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Journal of High Temperature Society","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.7791/jhts.35.171","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
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