{"title":"α -烯烃和内烯烃的气相色谱和红外分析","authors":"T. Nagai, S. Hashimoto, I. Yamane, A. Mori","doi":"10.1246/NIKKASHI1898.73.3_505","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"合成洗剤の活性成分の一つであるα-オレフィンスルホナートの原料として用いられる市販α-オレフィンは 1-オレフィン以外に種々の不純物を含んでいる。GLC による分離条件を検討し, 良く分離したピーク形を得たが, 1-オレフィンのピークはなお内部オレフィンの一部を含んでいる可能性のあることが明らかになったので, GLC のみによりα含有量を求めることはできない。IR はα含有量を求めるための有力な手段であることが知られているので, 各炭素数のα-オレフィンをオゾン分解還元法により相当するアルデヒドに変え, GLC によりα含有量を求め, IR によりα-オレフィンの 990cm-1 の特性吸収帯の分子吸光係数を求めた。その値は C10~C18 の範囲にわたり炭素数によらず一定であるとの結果を得, これより炭素数分布を持った市販α-オレフィンについても IR により 1-オレフィンが定量され, GLC の結果と組合せることによりジオレフィンを含む試料についても n-1-オレフィンと n-内部オレフィンが定量される。","PeriodicalId":22880,"journal":{"name":"The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan","volume":"59 1","pages":"505-508"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"1970-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"0","resultStr":"{\"title\":\"Gas Chromatography and Infrared Analysis of Alpha-olefin and Inner-olefin\",\"authors\":\"T. Nagai, S. Hashimoto, I. Yamane, A. Mori\",\"doi\":\"10.1246/NIKKASHI1898.73.3_505\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"合成洗剤の活性成分の一つであるα-オレフィンスルホナートの原料として用いられる市販α-オレフィンは 1-オレフィン以外に種々の不純物を含んでいる。GLC による分離条件を検討し, 良く分離したピーク形を得たが, 1-オレフィンのピークはなお内部オレフィンの一部を含んでいる可能性のあることが明らかになったので, GLC のみによりα含有量を求めることはできない。IR はα含有量を求めるための有力な手段であることが知られているので, 各炭素数のα-オレフィンをオゾン分解還元法により相当するアルデヒドに変え, GLC によりα含有量を求め, IR によりα-オレフィンの 990cm-1 の特性吸収帯の分子吸光係数を求めた。その値は C10~C18 の範囲にわたり炭素数によらず一定であるとの結果を得, これより炭素数分布を持った市販α-オレフィンについても IR により 1-オレフィンが定量され, GLC の結果と組合せることによりジオレフィンを含む試料についても n-1-オレフィンと n-内部オレフィンが定量される。\",\"PeriodicalId\":22880,\"journal\":{\"name\":\"The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan\",\"volume\":\"59 1\",\"pages\":\"505-508\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"1970-01-01\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"0\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.1246/NIKKASHI1898.73.3_505\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.1246/NIKKASHI1898.73.3_505","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}