s -糠酰硫代羧酸酯的合成及其生理活性。

S. Tachibana, K. Kasemura, Takehiko Ohtani, Y. Fujihara, M. Sugiura, M. Nomura
{"title":"s -糠酰硫代羧酸酯的合成及其生理活性。","authors":"S. Tachibana, K. Kasemura, Takehiko Ohtani, Y. Fujihara, M. Sugiura, M. Nomura","doi":"10.1271/NOGEIKAGAKU1924.76.962","DOIUrl":null,"url":null,"abstract":"筆者らはすでに,多くのモノテルペノイドを母核とした生物活性物質の合成を行い,その生物活性の発現に関与していると思われるチオエステル基およびフラン環に注目している.そこで,本研究ではコーヒーの香気成分であるフルフリルメルカプタンを用い,数種のモノテルペニルカルボン酸との縮合反応を行い,チオエステル化合物の合成を行った.また,活性発現の相違について,類似骨格をもっアミド化合物の合成も行い,それぞれ得られた化合物について,殺ダニ活性試験および殺虫活性試験を実施し,生物活性の比較を行い,以下の結果を得ることができた. (1) チオエステル化合物のみに活性発現が確認され,ケナガコナダニに対しては化合物2D~6Dおよび12D~15Dは薬剤濃度0.053~0.097g/m2の値(LC50)が得られ,コナヒョウヒダニに対しては化合物4D, 6D,および13D~15Dは薬剤濃度0.221~0.146g/m2の値(LC50)が得られ非常に優れた殺ダニ活性を発現することを見いだすことができた. (2) チオエステル化合物ID~16Dは衛生害虫および不快害虫,特に屋内塵性ダニ類に対して幅広い殺ダニ効力および殺虫効力を有し,しかも低薬量で極めて優れた駆除効果を示すことが認められた.","PeriodicalId":9443,"journal":{"name":"Bulletin of the Agricultural Chemical Society of Japan","volume":"302 1","pages":"962-969"},"PeriodicalIF":0.0000,"publicationDate":"2002-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":"2","resultStr":"{\"title\":\"Synthesis and physiological activity of S-furfuryl thiocarboxylates.\",\"authors\":\"S. Tachibana, K. Kasemura, Takehiko Ohtani, Y. Fujihara, M. Sugiura, M. Nomura\",\"doi\":\"10.1271/NOGEIKAGAKU1924.76.962\",\"DOIUrl\":null,\"url\":null,\"abstract\":\"筆者らはすでに,多くのモノテルペノイドを母核とした生物活性物質の合成を行い,その生物活性の発現に関与していると思われるチオエステル基およびフラン環に注目している.そこで,本研究ではコーヒーの香気成分であるフルフリルメルカプタンを用い,数種のモノテルペニルカルボン酸との縮合反応を行い,チオエステル化合物の合成を行った.また,活性発現の相違について,類似骨格をもっアミド化合物の合成も行い,それぞれ得られた化合物について,殺ダニ活性試験および殺虫活性試験を実施し,生物活性の比較を行い,以下の結果を得ることができた. (1) チオエステル化合物のみに活性発現が確認され,ケナガコナダニに対しては化合物2D~6Dおよび12D~15Dは薬剤濃度0.053~0.097g/m2の値(LC50)が得られ,コナヒョウヒダニに対しては化合物4D, 6D,および13D~15Dは薬剤濃度0.221~0.146g/m2の値(LC50)が得られ非常に優れた殺ダニ活性を発現することを見いだすことができた. (2) チオエステル化合物ID~16Dは衛生害虫および不快害虫,特に屋内塵性ダニ類に対して幅広い殺ダニ効力および殺虫効力を有し,しかも低薬量で極めて優れた駆除効果を示すことが認められた.\",\"PeriodicalId\":9443,\"journal\":{\"name\":\"Bulletin of the Agricultural Chemical Society of Japan\",\"volume\":\"302 1\",\"pages\":\"962-969\"},\"PeriodicalIF\":0.0000,\"publicationDate\":\"2002-01-01\",\"publicationTypes\":\"Journal Article\",\"fieldsOfStudy\":null,\"isOpenAccess\":false,\"openAccessPdf\":\"\",\"citationCount\":\"2\",\"resultStr\":null,\"platform\":\"Semanticscholar\",\"paperid\":null,\"PeriodicalName\":\"Bulletin of the Agricultural Chemical Society of Japan\",\"FirstCategoryId\":\"1085\",\"ListUrlMain\":\"https://doi.org/10.1271/NOGEIKAGAKU1924.76.962\",\"RegionNum\":0,\"RegionCategory\":null,\"ArticlePicture\":[],\"TitleCN\":null,\"AbstractTextCN\":null,\"PMCID\":null,\"EPubDate\":\"\",\"PubModel\":\"\",\"JCR\":\"\",\"JCRName\":\"\",\"Score\":null,\"Total\":0}","platform":"Semanticscholar","paperid":null,"PeriodicalName":"Bulletin of the Agricultural Chemical Society of Japan","FirstCategoryId":"1085","ListUrlMain":"https://doi.org/10.1271/NOGEIKAGAKU1924.76.962","RegionNum":0,"RegionCategory":null,"ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":null,"EPubDate":"","PubModel":"","JCR":"","JCRName":"","Score":null,"Total":0}
引用次数: 2

摘要

笔者等人已经合成了许多以单萜类化合物为母核的生物活性物质,并关注着与生物活性表现有关的硫酯基和呋喃环。因此,本研究用咖啡香气成分使用氟丙二巯基,与几种单萜戊二烯羧酸进行缩合反应,合成硫酯化合物。另外,针对活性表现的差异,合成具有类似骨架的酰胺化合物,分别得到对所述化合物进行杀螨活性试验和杀虫活性试验,进行生物活性比较,得到以下结果:(1)仅对硫酯化合物确认有活性,对毛毛虫粉虱的化合物2d ~ 6d和12d ~ 15d得到药物浓度0.053 ~ 0.097g/m2的值(LC50),对粉皮螨的化合物物4 d,6d和13d ~ 15d的药物浓度为0.221 ~ 0.146g/m2 (LC50),可以发现具有很好的杀螨活性。硫酯化合物ID ~ 16d对卫生害虫和不快害虫,特别是对室内尘螨类具有广泛的杀螨和杀虫效果,而且在低药量下显示出极好的除虫效果。
本文章由计算机程序翻译,如有差异,请以英文原文为准。
查看原文
分享 分享
微信好友 朋友圈 QQ好友 复制链接
本刊更多论文
Synthesis and physiological activity of S-furfuryl thiocarboxylates.
筆者らはすでに,多くのモノテルペノイドを母核とした生物活性物質の合成を行い,その生物活性の発現に関与していると思われるチオエステル基およびフラン環に注目している.そこで,本研究ではコーヒーの香気成分であるフルフリルメルカプタンを用い,数種のモノテルペニルカルボン酸との縮合反応を行い,チオエステル化合物の合成を行った.また,活性発現の相違について,類似骨格をもっアミド化合物の合成も行い,それぞれ得られた化合物について,殺ダニ活性試験および殺虫活性試験を実施し,生物活性の比較を行い,以下の結果を得ることができた. (1) チオエステル化合物のみに活性発現が確認され,ケナガコナダニに対しては化合物2D~6Dおよび12D~15Dは薬剤濃度0.053~0.097g/m2の値(LC50)が得られ,コナヒョウヒダニに対しては化合物4D, 6D,および13D~15Dは薬剤濃度0.221~0.146g/m2の値(LC50)が得られ非常に優れた殺ダニ活性を発現することを見いだすことができた. (2) チオエステル化合物ID~16Dは衛生害虫および不快害虫,特に屋内塵性ダニ類に対して幅広い殺ダニ効力および殺虫効力を有し,しかも低薬量で極めて優れた駆除効果を示すことが認められた.
求助全文
通过发布文献求助,成功后即可免费获取论文全文。 去求助
来源期刊
自引率
0.00%
发文量
0
期刊最新文献
On the Reversibility of Enzyme Action Biochemical Studies on “ Bakanae “ Fungus. Part 46 Biochemical Studies on “Bakanae” Fungus. Part 54 Biochemical Studies on “Bakanae” Fungus. Part 47 Effect of Sodiumchloride in the Diet on the Occurrence of Liver Cancer
×
引用
GB/T 7714-2015
复制
MLA
复制
APA
复制
导出至
BibTeX EndNote RefMan NoteFirst NoteExpress
×
×
提示
您的信息不完整,为了账户安全,请先补充。
现在去补充
×
提示
您因"违规操作"
具体请查看互助需知
我知道了
×
提示
现在去查看 取消
×
提示
确定
0
微信
客服QQ
Book学术公众号 扫码关注我们
反馈
×
意见反馈
请填写您的意见或建议
请填写您的手机或邮箱
已复制链接
已复制链接
快去分享给好友吧!
我知道了
×
扫码分享
扫码分享
Book学术官方微信
Book学术文献互助
Book学术文献互助群
群 号:481959085
Book学术
文献互助 智能选刊 最新文献 互助须知 联系我们:info@booksci.cn
Book学术提供免费学术资源搜索服务,方便国内外学者检索中英文文献。致力于提供最便捷和优质的服务体验。
Copyright © 2023 Book学术 All rights reserved.
ghs 京公网安备 11010802042870号 京ICP备2023020795号-1