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Efficient Methods for Pollen Harvesting in a Japanese Pear Pollinizer (I) 一种日本梨花授粉昆虫的高效花粉收获方法(一)
Pub Date : 2023-01-01 DOI: 10.2503/hrj.22.207
Tomohito Shimada, Akane Shibasaki, Hideaki Maeshima, Wataru Asano
ニホンナシ花粉の国内自給率向上のため,花粉採取効率を向上させる技術を検討した.腋花芽利用品種における樹形は,低樹高で主枝先端を隣接樹にジョイント接ぎ木する低樹高ジョイント仕立てが,直線的な樹形であることや,花蕾採取作業に脚立を要さないことなどから,立木仕立ておよび,棚仕立てより時間当たり花蕾採取量が多く,採取効率が向上した.また,低樹高ジョイント仕立ては,株仕立てや,低樹高でジョイント接ぎ木を行わない場合より,中庸な新梢の発生が多く,樹列当たりの花芽数が多くなることが明らかになった.採取方法は,選択採取より一斉採取が,3分咲きや7分咲きより5分咲きでの採取が,時間当たり純花粉採取量および花粉発芽率の点で効率的であることが明らかになった.また,‘新興’における5種の植物成長調節剤の効果を検討したところ,ジベレリン生合成阻害剤であるダミノジッド,パクロブトラゾール,およびエチレン活性剤であるエテホンの処理が,腋花芽着生率に有効であることが確認された.
为了提高日本无花粉的国内自给率,研究了提高花粉采集效率的技术。腋花芽利用品种的树形,由于树低树高,主枝的顶端与邻近的树连接嫁接的低树高连接构造是直线型的树形,花蕾采集作业不需要脚架等原因,所以采用立木构造及;单位时间花蕾采集量比架子采集量大,提高了采集量。另外,低树高接合接合,与植株接合或低树高不进行接合嫁接的情况相比,产生的中庸新梢更多,每排树的花芽数也更多。在采集方法方面,与选择性采集相比,一齐采集比3分开或7分开时采集,在单位时间的纯花粉采集量及花粉发芽率方面更有效率。另外,对“新兴”的5种植物生长调节剂的效果进行了研究,结果发现,作为地贝林生物合成抑制剂的达米诺西得、帕氯布曲唑以及乙烯活性剂的艾泰洪的处理,确认了对腋花芽附生率有效。
{"title":"Efficient Methods for Pollen Harvesting in a Japanese Pear Pollinizer (I)","authors":"Tomohito Shimada, Akane Shibasaki, Hideaki Maeshima, Wataru Asano","doi":"10.2503/hrj.22.207","DOIUrl":"https://doi.org/10.2503/hrj.22.207","url":null,"abstract":"ニホンナシ花粉の国内自給率向上のため,花粉採取効率を向上させる技術を検討した.腋花芽利用品種における樹形は,低樹高で主枝先端を隣接樹にジョイント接ぎ木する低樹高ジョイント仕立てが,直線的な樹形であることや,花蕾採取作業に脚立を要さないことなどから,立木仕立ておよび,棚仕立てより時間当たり花蕾採取量が多く,採取効率が向上した.また,低樹高ジョイント仕立ては,株仕立てや,低樹高でジョイント接ぎ木を行わない場合より,中庸な新梢の発生が多く,樹列当たりの花芽数が多くなることが明らかになった.採取方法は,選択採取より一斉採取が,3分咲きや7分咲きより5分咲きでの採取が,時間当たり純花粉採取量および花粉発芽率の点で効率的であることが明らかになった.また,‘新興’における5種の植物成長調節剤の効果を検討したところ,ジベレリン生合成阻害剤であるダミノジッド,パクロブトラゾール,およびエチレン活性剤であるエテホンの処理が,腋花芽着生率に有効であることが確認された.","PeriodicalId":484033,"journal":{"name":"Horticultural Research (japan)","volume":"41 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2023-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"135844315","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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Development of Pollen-free Easter Lily strains by Cross-breeding <i>Lilium</i> × <i>formolongi</i> hort. and Easter Lily (<i>Lilium longiflorum</i> Thunb.). &lt;i&gt;百合&lt;/i&gt;杂交选育无花粉复活节百合品系×& lt; i&gt formolongi&lt; / i&gt;长的矮。和复活节百合(&lt;i&gt;Lilium longiflorum&lt;/i&gt;研究)。
Pub Date : 2023-01-01 DOI: 10.2503/hrj.22.197
Seiro Imakiire, Keiichi Okazaki, Naoto Yokoi, Takaaki Saito
シンテッポウユリ無花粉品種‘あきた清ひめ’とテッポウユリ品種の交配育種により,F2世代で無花粉の系統が得られることを明らかにした.この無花粉に関する遺伝子は潜性遺伝子であると推察される.F2世代における実際の無花粉株率は,種子の発芽率,抽苔率および開花率の影響を受け,変動する.育成された系統は,完全無花粉の性質に加えて,シンテッポウユリの生育旺盛な性質を有し,従来のテッポウユリ品種より小さな球根で切り花生産ができる新たな特性を有する.
通过新铁炮百合无花粉品种“秋田清姬”与铁炮百合品种的杂交育种,证实了F2代可产生无花粉品系。推测这个与无花粉有关的遗传基因是潜性遗传基因。F2世代的实际无花粉株率受种子发芽率、抽苔率及开花率的影响而变动。培育出的系统除了具有完全无花粉的特性外,还具有新铁头百合生长旺盛的特性,并且具有可以用比现有铁头百合品种更小的球根进行切花生产的新特性。
{"title":"Development of Pollen-free Easter Lily strains by Cross-breeding &lt;i&gt;Lilium&lt;/i&gt; × &lt;i&gt;formolongi&lt;/i&gt; hort. and Easter Lily (&lt;i&gt;Lilium longiflorum&lt;/i&gt; Thunb.).","authors":"Seiro Imakiire, Keiichi Okazaki, Naoto Yokoi, Takaaki Saito","doi":"10.2503/hrj.22.197","DOIUrl":"https://doi.org/10.2503/hrj.22.197","url":null,"abstract":"シンテッポウユリ無花粉品種‘あきた清ひめ’とテッポウユリ品種の交配育種により,F2世代で無花粉の系統が得られることを明らかにした.この無花粉に関する遺伝子は潜性遺伝子であると推察される.F2世代における実際の無花粉株率は,種子の発芽率,抽苔率および開花率の影響を受け,変動する.育成された系統は,完全無花粉の性質に加えて,シンテッポウユリの生育旺盛な性質を有し,従来のテッポウユリ品種より小さな球根で切り花生産ができる新たな特性を有する.","PeriodicalId":484033,"journal":{"name":"Horticultural Research (japan)","volume":"285 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2023-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"135844311","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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日本におけるカンキツグリーニング病媒介昆虫ミカンキジラミの定着可能地域の推定 日本柑橘病媒介昆虫柑橘虱可能定居地区的推测
Pub Date : 2023-01-01 DOI: 10.2503/hrj.22.217
Shohei Konno, Toshihiko Sugiura
カンキツグリーニング病細菌の媒介昆虫であるミカンキジラミの日本国内における現在および将来の定着可能地域の推定を行った.本研究では,ミカンキジラミの定着を決める上で重要となる冬季の日最低気温とゲッキツの植生分布に着目し,これらの要素のメッシュデータ(空間解像度1 km)をGISソフト上で重ね合わせることで,各地域における定着の可能性を詳細に分析した.現在の気候における定着可能地域は,九州および四国の沿岸部のほか,紀伊半島や伊豆半島の一部地域にも分布することが明らかとなった.また,現在の気候よりも気温が2°C上昇した将来(2040年代後半)における定着可能地域を予測したところ,九州や四国,本州のより多くの沿岸部地域に分布することが明らかとなり,その分布域はより内陸部へ拡大し,現在のカンキツ産地は沿岸部だけでなく,内陸部でも定着可能地域に含まれる地域が増加することが示唆された.
进行了作为柑橘病细菌媒介昆虫的柑橘虱在日本国内现在和将来可能定居的地区的推测。本研究着眼于冬季日最低气温和月植被分布,这些因素的网状数据(空间分辨率1km)对决定柑橘虱的定居十分重要,通过在GIS软件上进行叠加,详细分析了在各地区定居的可能性。根据目前的气候,除九州及四国沿岸地区外,纪伊半岛和伊豆半岛的部分地区也有分布。另外,对气温比现在的气候上升2°C的将来(2040年后半期)可能定居的地区进行了预测,结果表明将分布在九州、四国、本州等更多的沿岸地区。其分布区域将进一步向内陆地区扩大,表明现在的柑橘产地不仅在沿岸地区,内陆地区也将增加。
{"title":"日本におけるカンキツグリーニング病媒介昆虫ミカンキジラミの定着可能地域の推定","authors":"Shohei Konno, Toshihiko Sugiura","doi":"10.2503/hrj.22.217","DOIUrl":"https://doi.org/10.2503/hrj.22.217","url":null,"abstract":"カンキツグリーニング病細菌の媒介昆虫であるミカンキジラミの日本国内における現在および将来の定着可能地域の推定を行った.本研究では,ミカンキジラミの定着を決める上で重要となる冬季の日最低気温とゲッキツの植生分布に着目し,これらの要素のメッシュデータ(空間解像度1 km)をGISソフト上で重ね合わせることで,各地域における定着の可能性を詳細に分析した.現在の気候における定着可能地域は,九州および四国の沿岸部のほか,紀伊半島や伊豆半島の一部地域にも分布することが明らかとなった.また,現在の気候よりも気温が2°C上昇した将来(2040年代後半)における定着可能地域を予測したところ,九州や四国,本州のより多くの沿岸部地域に分布することが明らかとなり,その分布域はより内陸部へ拡大し,現在のカンキツ産地は沿岸部だけでなく,内陸部でも定着可能地域に含まれる地域が増加することが示唆された.","PeriodicalId":484033,"journal":{"name":"Horticultural Research (japan)","volume":"17 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2023-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"135844312","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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シアナミドおよび異なる促成開始時期の組合わせ処理が低温要求量の少ないブルーベリー2品種の休眠打破,栄養成長および生殖成長に及ぼす影響 在不同的催熟法开始时期的组合处理对低温要求少的蓝莓2品种的休眠打破、营养成长及生殖成长产生的影响
Pub Date : 2023-01-01 DOI: 10.2503/hrj.22.233
Yi-Chun Lai, Tsuneo Ogata, Kazutoshi Hamada
低温要求量の少ないサザンハイブッシュブルーベリー‘Kestrel’と‘Star’を対象に,異なる促成開始時期およびシアナミドの組み合わせ処理が休眠打破,栄養成長,生殖成長に及ぼす効果を検証した.ポット植え3年生樹を対象に,‘Kestrel’では低温蓄積量がCH. 50,CH. 100,CH. 150,‘Star’ではCH. 50,CH. 150,CH. 400時に無加温ビニールハウスに搬入し,0.5%シアナミド液散布区および無処理区を設けた.シアナミド処理は,促成開始時期にかかわらず処理から萌芽までに要した日数が短縮され,萌芽および展葉が促進された.つまり,低温要求量の少ない品種に対して早い段階でシアナミドによる低温補償が効果的であることを示唆している.その一方で,シアナミド処理は開花に要した日数に影響しなかった.しかし,収穫期は早まり果実成熟までの日数が短縮された.つまり,萌芽および展葉が早まったことで,成長期早期の光合成速度が向上し,樹冠形成に寄与する.従って果実発育期間の短縮につながる.以上のことから,低温要求量の少ないブルーベリー品種を対象に低温不足時の促成栽培においてはシアナミドが低温補償,萌芽促進に強力であることを示唆している.
以低温需索量少的南方高布蓝莓“Kestrel”和“Star”为对象,验证了不同的催熟促成时期及锦酰胺组合处理对打破休眠、营养增长和生殖增长产生的效果。以水壶种植的3年生树为对象,“Kestrel”的低温蓄积量为CH. 50, CH. 100, CH. 150,“Star”的低温蓄积量为CH. 50, CH. 150,CH. 400时搬入无加温塑料大棚,设置0.5%氰氨液喷洒区及无处理区。关于氰胺处理,无论从催熟的开始时期如何,都缩短了从处理到萌芽所需的天数,促进了萌芽和发展。也就是说,这表明对低温要求少的品种,在早期阶段利用氰胺进行低温补偿是有效的。另一方面,氰胺处理对开花天数没有影响。但是收获期提前,果实成熟的天数缩短了。也就是说,由于萌芽和展叶的提前,生长期早期的光合作用速度提高,有助于树冠的形成。因此可以缩短果实的发育时间。综上所述,以低温要求量少的蓝莓品种为对象,在低温不足时的催熟栽培中,氰胺对低温补偿、促进萌芽具有很强的促进作用。
{"title":"シアナミドおよび異なる促成開始時期の組合わせ処理が低温要求量の少ないブルーベリー2品種の休眠打破,栄養成長および生殖成長に及ぼす影響","authors":"Yi-Chun Lai, Tsuneo Ogata, Kazutoshi Hamada","doi":"10.2503/hrj.22.233","DOIUrl":"https://doi.org/10.2503/hrj.22.233","url":null,"abstract":"低温要求量の少ないサザンハイブッシュブルーベリー‘Kestrel’と‘Star’を対象に,異なる促成開始時期およびシアナミドの組み合わせ処理が休眠打破,栄養成長,生殖成長に及ぼす効果を検証した.ポット植え3年生樹を対象に,‘Kestrel’では低温蓄積量がCH. 50,CH. 100,CH. 150,‘Star’ではCH. 50,CH. 150,CH. 400時に無加温ビニールハウスに搬入し,0.5%シアナミド液散布区および無処理区を設けた.シアナミド処理は,促成開始時期にかかわらず処理から萌芽までに要した日数が短縮され,萌芽および展葉が促進された.つまり,低温要求量の少ない品種に対して早い段階でシアナミドによる低温補償が効果的であることを示唆している.その一方で,シアナミド処理は開花に要した日数に影響しなかった.しかし,収穫期は早まり果実成熟までの日数が短縮された.つまり,萌芽および展葉が早まったことで,成長期早期の光合成速度が向上し,樹冠形成に寄与する.従って果実発育期間の短縮につながる.以上のことから,低温要求量の少ないブルーベリー品種を対象に低温不足時の促成栽培においてはシアナミドが低温補償,萌芽促進に強力であることを示唆している.","PeriodicalId":484033,"journal":{"name":"Horticultural Research (japan)","volume":"21 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2023-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"135844300","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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Occurrence of Pericarp Damage and Mitigation Methods in the New Citrus Cultivar, ‘Mizuki’ 柑桔新品种‘水月’果皮损伤发生及防治对策
Pub Date : 2023-01-01 DOI: 10.2503/hrj.22.225
Kenji Takeoka, Maki Matsuoka, Yuko Yanagimoto, Junko Kaneyoshi
カンキツ新品種‘瑞季’に発生する果皮障害である黄斑の特徴と防止対策について検討した.‘瑞季’に発生する果皮障害で主に問題となるのは黄斑であり,黄斑は日焼けとは異なる症状を呈した.黄斑は,7月下旬に初発が確認され,8月下旬にかけて増加し,12月にも新たな発生を確認した.黄斑発生部位の果皮切片を観察すると,油胞組織の一部に褐変が確認された一方,未発生部位には褐変を認めなかった.黄斑発生部位における一切片当たりの油胞組織の褐変数は,80%以上が1個であった.樹冠の部位別の黄斑発生数は,内なりが,外なり上部および外なり下部と比較して少なかった.また,外なりでは,日陰面が陽光面と比較して1果実内での黄斑発生数は少なかった.着生位置により,果実形質には果皮色のL*を除き差がなく,いずれの位置でも4月中旬には糖度12°,酸度1.0%程度となった.黒色化繊布の果実への被覆により,黄斑の発生は抑制され,7月下旬までに被覆した場合に効果が高かったが,8月下旬以降に被覆した場合には効果がなかった.また,日射と黄斑発生の関係では,積算全天日射量が増加するほど,黄斑発生果率が高まる傾向にあり,高い正の相関が見られた.以上のことから,‘瑞季’における黄斑の発生には,果実の発育ステージや日射条件が影響しており,果実が受ける日射量をコントロールすることで黄斑発生を制御できる可能性が示唆された.
对柑橘新品种“瑞季”发生的果皮障碍黄斑的特征和防止对策进行了讨论。“瑞季”发生的果皮障碍主要问题是黄斑,黄斑呈现出与日晒不同的症状。黄斑在7月下旬初发,8月下旬增加,12月又发现新发。观察黄斑发生部位的果皮切片,发现部分油胞组织有褐变,而未发生部位未发现褐变。黄斑发生部位每切片的油胞组织褐变数,80%以上为1个。树冠各部位的黄斑发生数,内侧比外侧上部和外侧下部少。另外,在外部情况下,背阴面与阳光面相比,1个果实内的黄斑发生数较少。根据附生位置的不同,除了果皮颜色的L*以外,果实性状没有差别,任何位置在4月中旬糖度都是12°,酸度1.0%左右。黑色化纤布覆盖果实后,抑制了黄斑的发生,7月下旬之前覆盖效果较好,8月下旬以后覆盖效果不佳。另外,在日照与黄斑发生的关系方面,累计全天日照量越增加,黄斑发生果率越高,呈现出高度的正相关。综上所述,“瑞季”黄斑的发生受果实的发育阶段和日照条件的影响,通过控制果实接受的日照量有可能控制黄斑的发生。
{"title":"Occurrence of Pericarp Damage and Mitigation Methods in the New Citrus Cultivar, ‘Mizuki’","authors":"Kenji Takeoka, Maki Matsuoka, Yuko Yanagimoto, Junko Kaneyoshi","doi":"10.2503/hrj.22.225","DOIUrl":"https://doi.org/10.2503/hrj.22.225","url":null,"abstract":"カンキツ新品種‘瑞季’に発生する果皮障害である黄斑の特徴と防止対策について検討した.‘瑞季’に発生する果皮障害で主に問題となるのは黄斑であり,黄斑は日焼けとは異なる症状を呈した.黄斑は,7月下旬に初発が確認され,8月下旬にかけて増加し,12月にも新たな発生を確認した.黄斑発生部位の果皮切片を観察すると,油胞組織の一部に褐変が確認された一方,未発生部位には褐変を認めなかった.黄斑発生部位における一切片当たりの油胞組織の褐変数は,80%以上が1個であった.樹冠の部位別の黄斑発生数は,内なりが,外なり上部および外なり下部と比較して少なかった.また,外なりでは,日陰面が陽光面と比較して1果実内での黄斑発生数は少なかった.着生位置により,果実形質には果皮色のL*を除き差がなく,いずれの位置でも4月中旬には糖度12°,酸度1.0%程度となった.黒色化繊布の果実への被覆により,黄斑の発生は抑制され,7月下旬までに被覆した場合に効果が高かったが,8月下旬以降に被覆した場合には効果がなかった.また,日射と黄斑発生の関係では,積算全天日射量が増加するほど,黄斑発生果率が高まる傾向にあり,高い正の相関が見られた.以上のことから,‘瑞季’における黄斑の発生には,果実の発育ステージや日射条件が影響しており,果実が受ける日射量をコントロールすることで黄斑発生を制御できる可能性が示唆された.","PeriodicalId":484033,"journal":{"name":"Horticultural Research (japan)","volume":"69 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2023-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"135844668","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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期刊
Horticultural Research (japan)
全部 Acc. Chem. Res. ACS Applied Bio Materials ACS Appl. Electron. Mater. ACS Appl. Energy Mater. ACS Appl. Mater. Interfaces ACS Appl. Nano Mater. ACS Appl. Polym. Mater. ACS BIOMATER-SCI ENG ACS Catal. ACS Cent. Sci. ACS Chem. Biol. ACS Chemical Health & Safety ACS Chem. Neurosci. ACS Comb. Sci. ACS Earth Space Chem. ACS Energy Lett. ACS Infect. Dis. ACS Macro Lett. ACS Mater. Lett. ACS Med. Chem. Lett. ACS Nano ACS Omega ACS Photonics ACS Sens. ACS Sustainable Chem. Eng. ACS Synth. Biol. Anal. Chem. BIOCHEMISTRY-US Bioconjugate Chem. BIOMACROMOLECULES Chem. Res. Toxicol. Chem. Rev. Chem. Mater. CRYST GROWTH DES ENERG FUEL Environ. Sci. Technol. Environ. Sci. Technol. Lett. Eur. J. Inorg. Chem. IND ENG CHEM RES Inorg. Chem. J. Agric. Food. Chem. J. Chem. Eng. Data J. Chem. Educ. J. Chem. Inf. Model. J. Chem. Theory Comput. J. Med. Chem. J. Nat. Prod. J PROTEOME RES J. Am. Chem. Soc. LANGMUIR MACROMOLECULES Mol. Pharmaceutics Nano Lett. Org. Lett. ORG PROCESS RES DEV ORGANOMETALLICS J. Org. Chem. J. Phys. Chem. J. Phys. Chem. A J. Phys. Chem. B J. Phys. Chem. C J. Phys. Chem. Lett. Analyst Anal. Methods Biomater. Sci. Catal. Sci. Technol. Chem. Commun. Chem. Soc. Rev. CHEM EDUC RES PRACT CRYSTENGCOMM Dalton Trans. Energy Environ. Sci. ENVIRON SCI-NANO ENVIRON SCI-PROC IMP ENVIRON SCI-WAT RES Faraday Discuss. Food Funct. Green Chem. Inorg. Chem. Front. Integr. Biol. J. Anal. At. Spectrom. J. Mater. Chem. A J. Mater. Chem. B J. Mater. Chem. C Lab Chip Mater. Chem. Front. Mater. Horiz. MEDCHEMCOMM Metallomics Mol. Biosyst. Mol. Syst. Des. Eng. Nanoscale Nanoscale Horiz. Nat. Prod. Rep. New J. Chem. Org. Biomol. Chem. Org. Chem. Front. PHOTOCH PHOTOBIO SCI PCCP Polym. Chem.
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