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Kyokai Joho Imeji Zasshi/Journal of the Institute of Image Information and Television Engineers最新文献

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Development of Moiré Reduction Technology for Dual-Cell Liquid Crystal Displays 双电池液晶显示器降噪技术的研究进展
Q4 Engineering Pub Date : 2022-01-01 DOI: 10.3169/itej.76.741
Yosuke Hyodo, Shinichiro Oka, Hirofumi Ohira, Takaya Hirose, Kazunari Tomizawa, T. Ishihara, J. Kobashi, Shimon Itakura
{"title":"Development of Moiré Reduction Technology for Dual-Cell Liquid Crystal Displays","authors":"Yosuke Hyodo, Shinichiro Oka, Hirofumi Ohira, Takaya Hirose, Kazunari Tomizawa, T. Ishihara, J. Kobashi, Shimon Itakura","doi":"10.3169/itej.76.741","DOIUrl":"https://doi.org/10.3169/itej.76.741","url":null,"abstract":"","PeriodicalId":39325,"journal":{"name":"Kyokai Joho Imeji Zasshi/Journal of the Institute of Image Information and Television Engineers","volume":null,"pages":null},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2022-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"69471487","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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Feasibility Verification of RF and IP Dynamic Video Transmission Switching System based on Real Cable Television Environments 基于有线电视真实环境的射频与IP动态视频传输交换系统的可行性验证
Q4 Engineering Pub Date : 2022-01-01 DOI: 10.3169/itej.76.747
Hiroki Tsurusaki, Yoshitaka Kidani, Tatsuo Shibata
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Development of Coupling loop Interference Canceller for FM Single Frequency Network 调频单频网络耦合环路干扰消除器的研制
Q4 Engineering Pub Date : 2022-01-01 DOI: 10.3169/itej.76.156
Masaharu Era, Kousuke Yamasaki, K. Kawano, Toshiyuki Mineyoshi, Shouzou Iwaki, D. Ueda, Minoru Yamane
2014年4月,山口放送はFM補完放送の放送ネットワー クを構築するにあたり全県域カバーをするための周波数の 確保と聴取者への優しい放送を前提として,従来アナログ 型の変調器では困難とされていた「FM同期放送」(以下同 期放送)の実現に向けて取り組みを開始し,フィールドで の実験放送を通して2018年12月には県内13局で同期放送 によるFM補完放送を完成した2).この間,他の県域のFM 補完放送やコミュニティFM放送にも同期放送の採用が広 がった. 親局と中継局で同じ周波数を用いる単一周波数ネット ワーク(SFN)は限られた周波数資源を有効に利用できる手 法であるが放送波中継SFNを構成する場合,中継局では送 信と受信の周波数が同じになる.そのため送信アンテナか ら放射された電波が受信アンテナに回り込み,中継装置を 発振させたり信号の品質を劣化させたりする問題がある. 現行の地上デジタル放送においては回り込みキャンセラ によって解決がなされているが,これはディジタル変調方 式であることを利用して回り込み波を解析することで実現 している.アナログ変調方式であるFM放送では回り込み 波を解析することが困難であったため,FM放送の中継で は回り込みキャンセラが実用化されていなかった.FM放 送においてもディジタル信号処理を用いたマルチパス歪の 除去について報告がなされているが3),親局よりレベルの 高い回り込み波を除去することは検討されていない. 今回,FM放送波でも解析が可能な時間軸相関を使って 回り込み波の遅延プロファイルを解析し,適応フィルタと 組み合わせて減算する方式で親局よりレベルの高い回り込 み波のキャンセルを可能とした.また,適応型アンテナ合 成を併用することで信号品質の劣化を抑えたFM放送用の 回り込みキャンセラを実現できたので報告する.
2014年4月,山口广播在构建FM补充广播的广播网络时,以确保覆盖全县域的频率和对听众友好的广播为前提,采用了以往的模拟模式开始致力于实现型调制器难以实现的“FM同步广播”(以下简称“同步广播”),通过现场实验广播,2018年12月实现县内13个电台同步广播。2).在此期间,其他县域的FM补充广播和社区FM广播也广泛采用了同步广播。在母站和中继站使用相同频率的单频网络工作(SFN)是有效利用有限频率资源的方法,但在构成广播波中继SFN时,中继站需要传送信号和接收的频率相同,因此从发送天线发射的电波会绕到接收天线,导致中继装置振荡和信号质量恶化。目前的地面数字广播通过回波消除器解决,这是利用数字调制方式,通过分析回波实现的由于模拟调制方式的FM广播难以分析绕射波,因此绕射消除器未能在FM广播转播中得到实际应用。虽然在传输中也有使用数字信号处理的多路径失真的去除的报告3),但是没有讨论去除比母站级别高的回波。此次使用FM广播波也能分析的时间轴相关分析回波的延迟曲线,通过与自适应滤波器组合进行减法的方式实现了比母站更高级别的回波可消除毫波,并通过同时使用自适应天线,可实现抑制信号质量劣化的FM广播用回波消除。
{"title":"Development of Coupling loop Interference Canceller for FM Single Frequency Network","authors":"Masaharu Era, Kousuke Yamasaki, K. Kawano, Toshiyuki Mineyoshi, Shouzou Iwaki, D. Ueda, Minoru Yamane","doi":"10.3169/itej.76.156","DOIUrl":"https://doi.org/10.3169/itej.76.156","url":null,"abstract":"2014年4月,山口放送はFM補完放送の放送ネットワー クを構築するにあたり全県域カバーをするための周波数の 確保と聴取者への優しい放送を前提として,従来アナログ 型の変調器では困難とされていた「FM同期放送」(以下同 期放送)の実現に向けて取り組みを開始し,フィールドで の実験放送を通して2018年12月には県内13局で同期放送 によるFM補完放送を完成した2).この間,他の県域のFM 補完放送やコミュニティFM放送にも同期放送の採用が広 がった. 親局と中継局で同じ周波数を用いる単一周波数ネット ワーク(SFN)は限られた周波数資源を有効に利用できる手 法であるが放送波中継SFNを構成する場合,中継局では送 信と受信の周波数が同じになる.そのため送信アンテナか ら放射された電波が受信アンテナに回り込み,中継装置を 発振させたり信号の品質を劣化させたりする問題がある. 現行の地上デジタル放送においては回り込みキャンセラ によって解決がなされているが,これはディジタル変調方 式であることを利用して回り込み波を解析することで実現 している.アナログ変調方式であるFM放送では回り込み 波を解析することが困難であったため,FM放送の中継で は回り込みキャンセラが実用化されていなかった.FM放 送においてもディジタル信号処理を用いたマルチパス歪の 除去について報告がなされているが3),親局よりレベルの 高い回り込み波を除去することは検討されていない. 今回,FM放送波でも解析が可能な時間軸相関を使って 回り込み波の遅延プロファイルを解析し,適応フィルタと 組み合わせて減算する方式で親局よりレベルの高い回り込 み波のキャンセルを可能とした.また,適応型アンテナ合 成を併用することで信号品質の劣化を抑えたFM放送用の 回り込みキャンセラを実現できたので報告する.","PeriodicalId":39325,"journal":{"name":"Kyokai Joho Imeji Zasshi/Journal of the Institute of Image Information and Television Engineers","volume":null,"pages":null},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2022-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"69471083","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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“Senrigan”, Providing File-based Production Systems with Common API to Watch Video Footage on a Web Browser over the Internet “Senrigan”,为基于文件的生产系统提供通用API,以便在互联网上的Web浏览器上观看视频片段
Q4 Engineering Pub Date : 2022-01-01 DOI: 10.3169/itej.76.124
Koji Kawamura, Hiroki Nishida
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One-person Operated Closed-captioning System 一人操作封闭式字幕系统
Q4 Engineering Pub Date : 2022-01-01 DOI: 10.3169/itej.76.287
T. Matsumoto
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Real-time Streaming of Free-viewpoint Augmented Reality Synchronized with Broadcast Program 与广播节目同步的自由视点增强现实实时流
Q4 Engineering Pub Date : 2021-01-01 DOI: 10.3169/itej.75.131
Y. Kawamura
2018年12月に新4K8K衛星放送が開始され,究極の2次 元映像メディアを目指して研究開発が進められてきた8K 放送が現実のものとなった.8K放送にも高フレームレート 化など更なる高度化の余地が残されている一方,近年の AR/VR(Augmented Reality and Virtual Reality)技術へ の高い関心にも現れているように,これまで映像技術の進 化の主軸であった2次元映像の定量的なスペック向上とは 異なる軸でのメディア技術の進化として,コンテンツ空間 の3次元への拡張と,それによる新たな視聴体験の実現が 期待されている.筆者らは,2次元メディアから3次元メ ディアへの進化のひとつの過程として,図1に示すように, テレビ放送による2次元の高精細映像に加えて,その映像 中の時間軸に同期し,ストーリー展開を共有する3次元の 自由視点ARコンテンツをスマートフォンやタブレット端 末などのモバイル端末上で視聴する新たな視聴スタイルを 提案している1)2).すでにゲームアプリやWEBサービスで 実用化されている一般的なARコンテンツは,恐竜や動物 などを現実空間に合成してその大きさを体験したり,生活 空間に家具を試し置きして雰囲気を見たりといったコンテ ンツが多い.一方,提案技術は,高精細度のテレビ映像と 自由視点ARコンテンツが時間軸とストーリー展開を共有 し,それらの提示が高精度に同期することで,単に3次元 オブジェクトを置いて見るARとは異なる新たなコンテン ツ視聴体験を実現する.さらに,将来的には生放送にも対 応可能な技術とするため,図2に示すように,自由視点AR コンテンツを構成する3次元オブジェクトの動的データを, インターネットなどの通信伝送路を介して視聴端末にリア ルタイムに伝送することが特徴である. 本稿では,まず,新4K8K衛星放送で採用されたMMT (MPEG Media Transport)の特徴とその特徴を活かした放 送・通信連携サービスについての概要を説明する.続いて, 伝送する3次元オブジェクトのデータ形式とリアルタイム 伝送技術の開発・実装について述べる.最後に,試作コン テンツを用いたシステム検証とそれを用いたサービスイ メージの具現化について紹介する. あらまし AR/VR(Augmented Reality and Virtual Reality)技術への高い関心に現れているように,従来の映像 技術の進化の主軸であった2次元映像の定量的なスペック向上とは異なる軸でのメディア技術の進化として,コンテ ンツ空間の3次元への拡張による新たな視聴体験の実現が期待されている.筆者らは,テレビ放送の高精細映像に加 え,その映像と時間軸とストーリー展開を共有する3次元の自由視点ARコンテンツをモバイル端末上で視聴する, 新たな視聴スタイルを提案し,これを実現するコンテンツ伝送技術の研究開発を進めている.提案技術は,映像と同 期させた自由視点ARコンテンツをリアルタイムに通信回線を介して伝送でき,将来的に生放送への対応も可能であ る.本稿では,放送・通信連携システムと3次元オブジェクト伝送技術の概要,試作コンテンツを用いたシステム検 証と新たな視聴体験の具現化について述べる.
2018年12月,新4k8k卫星电视开播,以终极二次元影像媒体为目标研发的8k电视成为现实。8k电视也有高帧率化等还留有进一步提高的余地,另一方面,就像近年来人们对AR/VR(Augmented Reality and Virtual Reality)技术的高度关注一样,迄今为止影像技术的发展作为与化的主轴二维影像的定量规格提高不同轴上的媒体技术的进化,期待内容空间向三维扩展,并由此实现新的视听体验。笔者等人介绍了从二维媒体向三维美狄亚进化的一个过程,如图1所示。除了电视播放的2维高精细影像外,还可与影像中的时间轴同步,共享故事展开的3维自由视角AR内容,可在智能手机和平板电脑端端实现提出了在末等移动终端上观看的新观看方式1)2).已经在游戏应用和WEB服务中实用化的一般AR内容有恐龙和动物将等元素合成到现实空间中,体验其大小,在生活空间中试置家具,观察气氛等。而提案技术则是通过高清晰度电视影像和自由视点AR内容共享时间轴和故事情节,并实现高精度同步,从而实现单纯的三维实现了与放置对象观看的AR不同的全新的内容观看体验,而且将来还将成为可支持现场直播的技术,如图2所示,自由视点AR其特点是,将构成内容的三维对象的动态数据通过互联网等通信传输线路实时传输给视听终端。在本文中,首先对新4k8k卫星电视所采用的MMT (MPEG Media Transport)的特点以及利用该特点的广播、通信协作服务进行概要说明。接下来,将介绍传输的三维对象的数据形式和实时传输技术的开发和实现。最后,介绍使用原型验证的系统验证以及利用该系统的服务形象具体化。正如对Reality技术的高度关注一样,作为与传统影像技术进化的主轴二维影像的定量规格提高不同轴上的媒体技术的进化,conte人们期待通过对三维空间的扩展实现新的视听体验。笔者等在电视高清影像的基础上,还可在移动终端上观看共享该影像、时间轴和故事情节的三维自由视点AR内容。该公司提出了新的视听方式,并正在研究开发可实现这一功能的内容传输技术。提案技术可通过通信线路实时传输与影像同步的自由视点AR内容,将来还可支持现场直播。本文将介绍广播、通信协作系统和三维对象传输技术的概要,以及使用试制内容的系统检验和新的视听体验的具体化。
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Development of Integral 3D Display System Using Eye-tracking Technology 基于眼动追踪技术的整体三维显示系统的开发
Q4 Engineering Pub Date : 2021-01-01 DOI: 10.3169/itej.75.125
N. Okaichi, H. Sasaki, M. Kano, M. Kawakita, T. Naemura
インテグラル3D映像表示は,立体写真技術であるインテ グラルフォトグラフィ1)の原理に基づいた空間像再生型の 3次元映像表示技術である.水平・垂直方向の全視差(フル パララックス)を有し,奥行方向に連続的で自然な3次元映 像を再現することができる.さまざまな方向からの光線情 報を記録した要素画像群とそれに対応するレンズアレーの 組み合わせによって,実物体から発せられる光と等価な光 線を空間に再現する.メガネ式やパララックスバリア式な どの2眼方式において,視覚疲労や不快感の原因となる「輻 輳と調節の不一致」が,インテグラル方式では原理上起こ らないと考えられているため2)3),将来の3次元映像方式と して,放送,医療,エンタテインメント,広告などの産業 への応用が期待されており,これまでさまざまな研究がな されてきた. インテグラル方式は非常に多くの光線情報を再現する方 式であり,高性能な映像表示には多画素かつ狭画素ピッチ の表示デバイスを用いる必要がある4).そのため,従来の ようなディスプレーとレンズアレーのみの組み合わせで映 像の表示性能を向上させることは現状では難しい.そこで, 複数のデバイスをシステム的に組み合わせることにより, インテグラル3D映像の広視域化および高品質化を行う研 究が盛んに行われてきた5)~10).複数の表示デバイスを用 いることは,複数台分の画素を合わせて用いることができ るため,3次元映像の性能を確実に向上させることができ るが,システムが複雑になったり,装置全体の奥行が大き くなったりするため,実用化には多くの課題を抱えている. そこで,われわれはインテグラル3D方式に視点追従技術 を組み合わせた表示システムについて,研究開発を行って きた.3次元映像システムにおいて,視点追従技術を適用 することは,観察者の視点に合わせて映像を提示し,限り ある画素を有効に使うことができるため,高性能化に適し ている.また,視点追従技術は,ウェブカメラやデプスカ メラなどのカメラを用いてシステム全体としてシンプルか つコンパクトに構成でき,装置のコストもそれほどかから ないため,将来の実用化技術として,とても有用であると 言える. これまで,インテグラル3D方式と視点追従技術を組み合 わせた研究はいくつか報告されている11)~13).これらは視 点追従技術を使うことにより視域の拡大を実現した.とこ ろが,レンズアレーの設計による光学視域が広く光線密度 が低いため,映像品質は低いままである.そこで,われわ れは視点追従技術と焦点距離の長いレンズアレーを組み合 わせて,効率よくインテグラル3D映像表示を広視域化お よび高品質化するシステムを提案する.従来設計と提案設 計の試作装置を用いて比較実験を行い,視域および映像品 質の向上を確認する.また,インテグラル3D映像は観察 者が光学視域から外れることで映像が不連続になる現象が 発生する.これにより光学視域の周辺部では多重像(クロ ストーク)が発生する.そこで,観察者が動くことで発生 するクロストークを抑えるために,視点追従表示に適した あらまし 視点追従技術および従来設計より焦点距離の長いレンズアレーを用いて,広い視域と高い映像品質をも つ個人視聴に適したインテグラル3D映像表示システムを提案する.レンズアレーを回転させて水平・垂直方向の光 学視域の比率を変化させる手法,瞳位置に応じた要素画像を高速に生成する手法,および視距離に応じて視域を最適 化する手法を用いて,試作装置を構築した.従来設計と提案設計の試作装置において比較実験を行い,視点追従によ り視域が水平方向は2.9倍の81.4゚,垂直方向は1.7倍の47.6゚に拡大し,レンズアレーの焦点距離を2倍にしたことに より映像品質が向上したことを確認した.薄型かつ軽量のディスプレーを用いることによって,人がディスプレーを 直接手に持ってインテグラル3D映像を楽しむことができるコンパクトな構成のシステムを実現した.
集成3d影像显示是基于立体照相技术——集成光刻1)原理的空间像再现型三维影像显示技术。具有水平、垂直方向的全视差(全视差),可在深度方向再现连续、自然的三维影像。通过组合,可在空间中再现出与实际物体发出的光等效的光线。在眼镜式和视差栅格式等双目方式中,造成视觉疲劳和不舒适感的辐条拥塞和调节的不一致”在原理上被认为是集成方式无法实现的2)3),作为将来的三维影像方式,广播、医疗、娱乐、广告等产业集成光栅方式是再现非常多光线信息的方式,高性能影像显示需要多像素且窄像素间距。4).因此,目前很难像过去那样仅通过显示屏和透镜阵列的组合来提高影像的显示性能。通过系统地组合多个设备,实现集成3d影像的广视域化和高品质化的研究一直很盛行5)~10)。使用多个显示设备,由于可以同时使用多台显示设备的像素,所以能够切实提高三维影像的性能,但系统会变得复杂,装置整体的深度会很大由于容易出现故障,在实际应用中存在很多问题。因此,我们对集成3d方式与视点追踪技术相结合的显示系统进行了研究开发。在三维影像系统中,视点跟随技术的应用可以根据观察者的视点来呈现影像,并且可以有效地利用有限的像素,因此适合高性能。另外,视点追踪技术采用网络摄像机和depskamera等摄像机,系统整体结构简单而紧凑,装置成本也很高因为没有,所以作为将来的实用化技术,可以说是非常有用的。到目前为止,结合集成3d方式和视点跟随技术的研究有一些报告。11)~13).这些是视通过使用点跟随技术,实现了视域的扩大。不过,由于透镜阵列的设计,光学视域宽,光线密度低,所以影像质量仍然很低。该公司提出了一种将视点追踪技术与焦距较长的镜头阵列相结合,实现广视域及高品质高效集成3d影像显示的系统。利用现有设计和提案设计的试制装置进行比较实验,确认视域及影像质量的提高。另外,intgral 3d影像因观察者脱离光学视域而出现影像不连续现象。由此,在光学视域的周边产生多像(串扰)。因此,为了抑制观察者移动时产生的串扰,适用于视点跟随显示的概要。采用视点追踪技术及比以往设计焦距更长的透镜阵列,提出了具有宽视域和高影像品质的适合个人观看的集成3d影像显示系统。采用了改变学视域比率的方法、根据瞳孔位置高速生成要素图像的方法、以及根据可视距离优化视域的方法,构建了试制装置。现有设计提出设计试制的装置上进行实验,比较视角追随此视区域水平方向是2.9倍的81.4゚,垂直方向,扩大了1.7倍的47.6゚レンズアレー焦点的距离的两倍确认了影像质量提高了。通过使用超薄轻量的显示屏,实现了人可以直接手持显示屏欣赏集成3d影像的紧凑结构系统。
{"title":"Development of Integral 3D Display System Using Eye-tracking Technology","authors":"N. Okaichi, H. Sasaki, M. Kano, M. Kawakita, T. Naemura","doi":"10.3169/itej.75.125","DOIUrl":"https://doi.org/10.3169/itej.75.125","url":null,"abstract":"インテグラル3D映像表示は,立体写真技術であるインテ グラルフォトグラフィ1)の原理に基づいた空間像再生型の 3次元映像表示技術である.水平・垂直方向の全視差(フル パララックス)を有し,奥行方向に連続的で自然な3次元映 像を再現することができる.さまざまな方向からの光線情 報を記録した要素画像群とそれに対応するレンズアレーの 組み合わせによって,実物体から発せられる光と等価な光 線を空間に再現する.メガネ式やパララックスバリア式な どの2眼方式において,視覚疲労や不快感の原因となる「輻 輳と調節の不一致」が,インテグラル方式では原理上起こ らないと考えられているため2)3),将来の3次元映像方式と して,放送,医療,エンタテインメント,広告などの産業 への応用が期待されており,これまでさまざまな研究がな されてきた. インテグラル方式は非常に多くの光線情報を再現する方 式であり,高性能な映像表示には多画素かつ狭画素ピッチ の表示デバイスを用いる必要がある4).そのため,従来の ようなディスプレーとレンズアレーのみの組み合わせで映 像の表示性能を向上させることは現状では難しい.そこで, 複数のデバイスをシステム的に組み合わせることにより, インテグラル3D映像の広視域化および高品質化を行う研 究が盛んに行われてきた5)~10).複数の表示デバイスを用 いることは,複数台分の画素を合わせて用いることができ るため,3次元映像の性能を確実に向上させることができ るが,システムが複雑になったり,装置全体の奥行が大き くなったりするため,実用化には多くの課題を抱えている. そこで,われわれはインテグラル3D方式に視点追従技術 を組み合わせた表示システムについて,研究開発を行って きた.3次元映像システムにおいて,視点追従技術を適用 することは,観察者の視点に合わせて映像を提示し,限り ある画素を有効に使うことができるため,高性能化に適し ている.また,視点追従技術は,ウェブカメラやデプスカ メラなどのカメラを用いてシステム全体としてシンプルか つコンパクトに構成でき,装置のコストもそれほどかから ないため,将来の実用化技術として,とても有用であると 言える. これまで,インテグラル3D方式と視点追従技術を組み合 わせた研究はいくつか報告されている11)~13).これらは視 点追従技術を使うことにより視域の拡大を実現した.とこ ろが,レンズアレーの設計による光学視域が広く光線密度 が低いため,映像品質は低いままである.そこで,われわ れは視点追従技術と焦点距離の長いレンズアレーを組み合 わせて,効率よくインテグラル3D映像表示を広視域化お よび高品質化するシステムを提案する.従来設計と提案設 計の試作装置を用いて比較実験を行い,視域および映像品 質の向上を確認する.また,インテグラル3D映像は観察 者が光学視域から外れることで映像が不連続になる現象が 発生する.これにより光学視域の周辺部では多重像(クロ ストーク)が発生する.そこで,観察者が動くことで発生 するクロストークを抑えるために,視点追従表示に適した あらまし 視点追従技術および従来設計より焦点距離の長いレンズアレーを用いて,広い視域と高い映像品質をも つ個人視聴に適したインテグラル3D映像表示システムを提案する.レンズアレーを回転させて水平・垂直方向の光 学視域の比率を変化させる手法,瞳位置に応じた要素画像を高速に生成する手法,および視距離に応じて視域を最適 化する手法を用いて,試作装置を構築した.従来設計と提案設計の試作装置において比較実験を行い,視点追従によ り視域が水平方向は2.9倍の81.4゚,垂直方向は1.7倍の47.6゚に拡大し,レンズアレーの焦点距離を2倍にしたことに より映像品質が向上したことを確認した.薄型かつ軽量のディスプレーを用いることによって,人がディスプレーを 直接手に持ってインテグラル3D映像を楽しむことができるコンパクトな構成のシステムを実現した.","PeriodicalId":39325,"journal":{"name":"Kyokai Joho Imeji Zasshi/Journal of the Institute of Image Information and Television Engineers","volume":null,"pages":null},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2021-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"69462787","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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e2-Mask: Effect of Stress Reduction of a Mask-type Display Changing Face Appearance e2-掩模:掩模型显示器的应力减小效应改变面部外观
Q4 Engineering Pub Date : 2021-01-01 DOI: 10.3169/ITEJ.75.682
Akino Umezawa, Yoshinari Takegawa, K. Hirata, Yuta Sugiura
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Evaluation of Gender Classification Accuracy using Body Sway Observed from Overhead Camera 利用摄像机观测到的身体摆动评价性别分类的准确性
Q4 Engineering Pub Date : 2021-01-01 DOI: 10.3169/itej.75.438
T. Kamitani, Yuta Yamaguchi, Shintaro Nakatani, Masashi Nishiyama, Y. Iwai
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Image Detection of Falling Object by Vehicle Mounted Stereo-Camera 车载立体摄像机对落体物体的图像检测
Q4 Engineering Pub Date : 2021-01-01 DOI: 10.3169/itej.75.572
Hasegawa Takefumi, K. Akiyama, Hidetoshi Kambe, Yasushi Sugama, M. Abukawa
道路上の落下物は数多く存在し,国土交通省の調査によ ると直轄国道道路の落下物の集計数は年間約50万件1)にな る.この件数を平均化すると1日あたりに約1350件以上の 落下物が発生している.落下物の種類として多いのはビ ニールシートや紙類であるが,タイヤや建材,冷蔵庫など の大型落下物もある.自動車と大型落下物との衝突は重大 な事故につながるため,自動車前方にある落下物を即時に 検出し,落下物との衝突を避けることが重要になる. 近年,自動車には衝突被害軽減ブレーキやアダプティブ クルーズコントロールなど,車載センサの認識結果を用い た先進ドライバアシスタントシステム(ADAS)が搭載され 始めており,これらの機能を用いて落下物との衝突を回避 するADAS機能付き車両が期待されている. 車載カメラの画像認識によって,自車両前方の先行車両 や歩行者を画像識別する技術2)3)が開発されているが,路 面上の落下物は多種多様なものが想定されるため,画像情 報からあらゆる物体を画像識別して落下物を検知するのは 困難である. このため,本稿の検知手法では車載ステレオカメラを使 用し,車両前方の3次元形状を計測することで物体を画像 識別することなく落下物を検知した.車載ステレオカメラ は検知対象物までの距離計測が可能なため,衝突被害軽減 ブレーキ機能付き車両等に多く搭載されており,さまざま な障害物検知用アルゴリズム4)~7)が提案されている.ステ レオマッチング手法には,ステレオ画像の局所的なマッチ ング手法8)9)と大域的なマッチング手法10)~12)があり,こ のステレオマッチングと移動ベクトルの算出を組み合わせ た手法13)14)が提案されている. これらの障害物検知用アルゴリズムは,荷物落下後の障 害物を検知対象とするため,車両前方を走行する先行車両 の荷台に積まれた荷物が突然に落下した場合には落下物を 即時に検知することが困難となり,前方車両と自車両との 車間距離が短いと,衝突回避用の走行指示が間に合わずに 荷物と衝突する危険性が高くなる. ステレオカメラを用いて物体の移動ベクトルから移動物 体を検知する手法15)やパーティクルフィルタを用いた移動 物体の分離検知手法16)があり,静止物体と移動物体の区別 による移動物体検知や複数人の歩行者の群れから分離する 歩行者検知に使用されている. 車載ステレオカメラのデプス画像を3次元点群に変換し, 深層学習の点群処理用ネットワークモデル17)を適用して同 一物体を検出する手法18)があり,前方車両検知に使用され ている. 本稿では,車両前方を走行する先行車両の荷台に積まれた 荷物が突然に落下した場合でも,落下物との衝突を回避する ために,実験車両へ搭載した車載ステレオカメラで即時に荷 物落下を検知する手法を開発した.本手法では車載ステレオ カメラで判別した同一物体の撮影画像範囲内の移動ベクトル あらまし 本稿では車両前方の落下物を車載ステレオカメラで検知する手法を提案する.本検知手法は車載ステレ オカメラで計測した撮影画像から車両前方のデプス画像を算出し,そのデプス画像から走行路面上にある立体物を検 出する.検出した複数の立体物が同一物体か別物体かを判別し,同一物体の撮影画像範囲内の移動ベクトルを解析す ることで車両前方を走行する先行車両の荷台から荷物が落下したことを即時に検知する.この落下物を追跡すること で移動軌跡を算出し,車両と落下物との衝突を避ける.本検知手法の評価として,車載ステレオカメラを搭載した実 験車両にて車速約60 km/hで走行し,車両前方約30m先に走行する先行車両の荷台から荷物を落下させ,その落下物 の検知状況を確認した.本評価により,先行車両から急に荷物が落下した場合でも衝突回避のために落下物を即時に 検知可能なことを確認した.
道路上有很多坠落物,根据国土交通省的调查,直辖国道道路上坠落物的统计数量为每年约50万件(1)。平均下来,每天约有1350件以上的坠落物发生。坠落物的种类多为塑料薄膜和纸类,也有轮胎、建材、冰箱等大型坠落物。汽车与大型坠落物的碰撞会导致严重的事故,因此及时检测出汽车前方的坠落物,避免与坠落物碰撞就显得尤为重要。近年来,汽车上搭载了基于车载传感器识别结果的先进驾驶辅助系统(ADAS),如减轻碰撞损害的刹车和自适应巡航控制系统等。目前尚属首次,使用上述功能可避免与坠落物碰撞的带有ADAS功能的车辆备受期待。根据车载摄像机的图像识别,开发出了对自己车辆前方的前车和行人进行图像识别的技术2)3)。由于路面上的掉落物可能是多种多样的物体,因此图像信息从报告中对所有物体进行图像识别并检测坠落物是很困难的。因此,本文的检测方法使用车载立体摄像机,通过测量车辆前方的三维形状来对物体进行图像识别。没有识别就检测到了掉落物。车载立体声摄像机由于能够测量到检测对象的距离,所以多配备在带有减轻碰撞伤害制动功能的车辆等上,提出了各种障碍物检测用算法4)~7)。leo匹配方法包括立体声图像的局部匹配方法8)9)和全局匹配方法10)~12),将立体声匹配和移动向量的计算组合起来提出了方法13)14)。由于这些障碍物检测用算法的检测对象是行李掉落后的障碍物,所以当在车辆前方行驶的前车的货斗上装载的行李突然掉落时,可以将掉落物识别为障碍物。即时检测变得困难,如果前方车辆与自己车辆的车距较短,就会来不及做出避免碰撞的行驶指示而与货物发生碰撞的危险性变高。有检测身体的方法15)和使用分区过滤器的移动物体分离检测方法16),被用于通过区分静止物体和移动物体的移动物体检测和从多人的步行者群中分离的步行者检测。将车载立体摄像机的解码图像转换为三维点群,应用深度学习的点群处理用网络模型17)检测同一物体的方法18),被用于前方车辆检测。在本论文中,为了避免在车辆前方行驶的先行车辆的货厢内装载的货物突然掉落的情况下与掉落物发生碰撞,开发出了利用搭载在实验车辆上的车载立体摄像机即刻检测货物掉落的方法。在本方法中,提出了用车载立体摄像机来检测辨别出的同一物体的摄影图像范围内的移动矢量的概要在本发明中,提出了用车载立体摄像机来检测车辆前方的落下物的方法。该检测手法是根据车载立体声摄像机测得的摄影图像计算出车辆前方的解码图像,并根据该解码图像检测出行驶路面上的立体物。判断检测出的多个立体物是同一物体还是不同物体,分析同一物体在摄影图像范围内的移动矢量这样就能立即检测到在车辆前方行驶的前车的货厢中有货物掉落,通过追踪掉落物计算出移动轨迹,避免车辆与掉落物发生碰撞。作为本检测手法的评价,在配备车载立体摄像机的实验车辆上以约60km /h的车速行驶,在车辆前方约30m处从行驶的先行车辆的货厢掉落货物,并确认了掉落物的检测状况。通过本评价,确认了即使在行李从前车突然掉落的情况下,也能立即检测到掉落物以避免碰撞。
{"title":"Image Detection of Falling Object by Vehicle Mounted Stereo-Camera","authors":"Hasegawa Takefumi, K. Akiyama, Hidetoshi Kambe, Yasushi Sugama, M. Abukawa","doi":"10.3169/itej.75.572","DOIUrl":"https://doi.org/10.3169/itej.75.572","url":null,"abstract":"道路上の落下物は数多く存在し,国土交通省の調査によ ると直轄国道道路の落下物の集計数は年間約50万件1)にな る.この件数を平均化すると1日あたりに約1350件以上の 落下物が発生している.落下物の種類として多いのはビ ニールシートや紙類であるが,タイヤや建材,冷蔵庫など の大型落下物もある.自動車と大型落下物との衝突は重大 な事故につながるため,自動車前方にある落下物を即時に 検出し,落下物との衝突を避けることが重要になる. 近年,自動車には衝突被害軽減ブレーキやアダプティブ クルーズコントロールなど,車載センサの認識結果を用い た先進ドライバアシスタントシステム(ADAS)が搭載され 始めており,これらの機能を用いて落下物との衝突を回避 するADAS機能付き車両が期待されている. 車載カメラの画像認識によって,自車両前方の先行車両 や歩行者を画像識別する技術2)3)が開発されているが,路 面上の落下物は多種多様なものが想定されるため,画像情 報からあらゆる物体を画像識別して落下物を検知するのは 困難である. このため,本稿の検知手法では車載ステレオカメラを使 用し,車両前方の3次元形状を計測することで物体を画像 識別することなく落下物を検知した.車載ステレオカメラ は検知対象物までの距離計測が可能なため,衝突被害軽減 ブレーキ機能付き車両等に多く搭載されており,さまざま な障害物検知用アルゴリズム4)~7)が提案されている.ステ レオマッチング手法には,ステレオ画像の局所的なマッチ ング手法8)9)と大域的なマッチング手法10)~12)があり,こ のステレオマッチングと移動ベクトルの算出を組み合わせ た手法13)14)が提案されている. これらの障害物検知用アルゴリズムは,荷物落下後の障 害物を検知対象とするため,車両前方を走行する先行車両 の荷台に積まれた荷物が突然に落下した場合には落下物を 即時に検知することが困難となり,前方車両と自車両との 車間距離が短いと,衝突回避用の走行指示が間に合わずに 荷物と衝突する危険性が高くなる. ステレオカメラを用いて物体の移動ベクトルから移動物 体を検知する手法15)やパーティクルフィルタを用いた移動 物体の分離検知手法16)があり,静止物体と移動物体の区別 による移動物体検知や複数人の歩行者の群れから分離する 歩行者検知に使用されている. 車載ステレオカメラのデプス画像を3次元点群に変換し, 深層学習の点群処理用ネットワークモデル17)を適用して同 一物体を検出する手法18)があり,前方車両検知に使用され ている. 本稿では,車両前方を走行する先行車両の荷台に積まれた 荷物が突然に落下した場合でも,落下物との衝突を回避する ために,実験車両へ搭載した車載ステレオカメラで即時に荷 物落下を検知する手法を開発した.本手法では車載ステレオ カメラで判別した同一物体の撮影画像範囲内の移動ベクトル あらまし 本稿では車両前方の落下物を車載ステレオカメラで検知する手法を提案する.本検知手法は車載ステレ オカメラで計測した撮影画像から車両前方のデプス画像を算出し,そのデプス画像から走行路面上にある立体物を検 出する.検出した複数の立体物が同一物体か別物体かを判別し,同一物体の撮影画像範囲内の移動ベクトルを解析す ることで車両前方を走行する先行車両の荷台から荷物が落下したことを即時に検知する.この落下物を追跡すること で移動軌跡を算出し,車両と落下物との衝突を避ける.本検知手法の評価として,車載ステレオカメラを搭載した実 験車両にて車速約60 km/hで走行し,車両前方約30m先に走行する先行車両の荷台から荷物を落下させ,その落下物 の検知状況を確認した.本評価により,先行車両から急に荷物が落下した場合でも衝突回避のために落下物を即時に 検知可能なことを確認した.","PeriodicalId":39325,"journal":{"name":"Kyokai Joho Imeji Zasshi/Journal of the Institute of Image Information and Television Engineers","volume":null,"pages":null},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2021-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"69463757","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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期刊
Kyokai Joho Imeji Zasshi/Journal of the Institute of Image Information and Television Engineers
全部 Acc. Chem. Res. ACS Applied Bio Materials ACS Appl. Electron. Mater. ACS Appl. Energy Mater. ACS Appl. Mater. Interfaces ACS Appl. Nano Mater. ACS Appl. Polym. Mater. ACS BIOMATER-SCI ENG ACS Catal. ACS Cent. Sci. ACS Chem. Biol. ACS Chemical Health & Safety ACS Chem. Neurosci. ACS Comb. Sci. ACS Earth Space Chem. ACS Energy Lett. ACS Infect. Dis. ACS Macro Lett. ACS Mater. Lett. ACS Med. Chem. Lett. ACS Nano ACS Omega ACS Photonics ACS Sens. ACS Sustainable Chem. Eng. ACS Synth. Biol. Anal. Chem. BIOCHEMISTRY-US Bioconjugate Chem. BIOMACROMOLECULES Chem. Res. Toxicol. Chem. Rev. Chem. Mater. CRYST GROWTH DES ENERG FUEL Environ. Sci. Technol. Environ. Sci. Technol. Lett. Eur. J. Inorg. Chem. IND ENG CHEM RES Inorg. Chem. J. Agric. Food. Chem. J. Chem. Eng. Data J. Chem. Educ. J. Chem. Inf. Model. J. Chem. Theory Comput. J. Med. Chem. J. Nat. Prod. J PROTEOME RES J. Am. Chem. Soc. LANGMUIR MACROMOLECULES Mol. Pharmaceutics Nano Lett. Org. Lett. ORG PROCESS RES DEV ORGANOMETALLICS J. Org. Chem. J. Phys. Chem. J. Phys. Chem. A J. Phys. Chem. B J. Phys. Chem. C J. Phys. Chem. Lett. Analyst Anal. Methods Biomater. Sci. Catal. Sci. Technol. Chem. Commun. Chem. Soc. Rev. CHEM EDUC RES PRACT CRYSTENGCOMM Dalton Trans. Energy Environ. Sci. ENVIRON SCI-NANO ENVIRON SCI-PROC IMP ENVIRON SCI-WAT RES Faraday Discuss. Food Funct. Green Chem. Inorg. Chem. Front. Integr. Biol. J. Anal. At. Spectrom. J. Mater. Chem. A J. Mater. Chem. B J. Mater. Chem. C Lab Chip Mater. Chem. Front. Mater. Horiz. MEDCHEMCOMM Metallomics Mol. Biosyst. Mol. Syst. Des. Eng. Nanoscale Nanoscale Horiz. Nat. Prod. Rep. New J. Chem. Org. Biomol. Chem. Org. Chem. Front. PHOTOCH PHOTOBIO SCI PCCP Polym. Chem.
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