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Japanese Journal of Environmental Education最新文献

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Utilization of Natural Dyeing to Environmental Education; Effects of Sampling Season and Ultraviolet Rays on the Dyed Fabric 自然染色在环境教育中的应用取样季节和紫外线对染色织物的影响
Pub Date : 1900-01-01 DOI: 10.5647/jsoee.28.3_52
Masaaki Fujiyoshi
草木染めとは、植物の葉や樹皮、根等から得られる天 然染料をもとにして行われる染色であり、染色中に金属 を媒染剤として活用することで、色の定着や発色が引き 起こされている。そのため、材料に植物を使うという点 では、日本の伝統的な染色である藍染めや紅花染めと同 じであるが、一般的に草木染めと呼ばれる染色は、金属 媒染が含まれているというところでその他の染色と区別 されている。古代から活用されてきた草木染めの代表的 な材料としては、アカネやスオウ、ムラサキ(紫根)、ク ルミ、キハダ、カリヤス等が挙げられる(古濱 2013、 2014)。その他にも、近年では様々な身近な植物を用い て染色できることが知られており、その染色を通して生 み出される色彩は多岐にわたっている(山崎 2012a、b、c)。 このように、草木染めは、身近に存在する植物を用い て手軽に行えることから、学習教材として小学校等の学 校教育や生涯学習講座等で幅広く行われている(木村・ 君 塚 2010、 木 村・ 元 越 2011、 佐 藤 ら 2013、 任 田 2011)。教材化としては、草木染めに使用されている材 料や染色液中の化学反応に着目した理科教材としての役 割(松村 2008、辻・橋屋 1996、任田 2011)や染色に 使用する生地と染まり具合に着目した家庭科教材として 役割(生野ら 1990、駒津ら 2012)が挙げられる。また、 草木染めは、染色で体験できるそれらの科学的な側面に 加え、染色した布を普段の生活で使用することにより、 身近な植物から色をいただくという自然への感謝の気持 ちが芽生えてくれば、自然と人との関係性にまで結び付 けられるような環境教育のための教材としての可能性も 秘めている(藤吉ら 2015)。 草木染めを教材として活用する場合、いくつかの課題 が挙げられる。それは、生徒が実際に染色を行う場合の 加熱などの安全性に関わることや、染色を行う場合の植 物材料はいつごろ採取すればよいのかその時期に関する こと、植物から抽出した天然染料では色素の布繊維への 親和性が低いため、濃く染めるためには何度も繰り返し 染色を行う必要があり時間がかかること、染色後熱や光 などの外的要因によって染色布の色が変化しやすいこと 等である(古濱 2014)。それらの一部の問題に対しては、 身近な地域に植栽及び自生する植物において、短時間で 濃く染色できる植物などがいくつか見出され(藤吉ら 2015)、またその染色方法についてもいくつか提案がな されており(駒津ら 2012、任田 2011)、より良い教材 作りのための課題解決に向けた研究が進められている。 著者は、これまで複数回学校教育の現場で草木染めの 授業を実施する機会を得てきたが、その中で現場の教職 員の方々からは、なるべく短い時間で、濃い色合いに染 色でき、かつ染色した布を長く生活の中で使用したい、 との意見を度々受けてきた。その意見の中には、染色の 手法、染色の材料、材料採取の時期、染色された布の丈 夫さ(堅牢度)等、様々な課題が含まれている。草木染 め教材化に向けた研究は進んでいるものの、その課題は 多い状況である。 本研究では、それらの課題のうちの1)草木染めの材 料採取に適した季節(染色布における材料の採取時期の 影響)と2)染色された布の光(紫外線)に対する堅牢 度(染色布における紫外線の影響)の2つの課題を明ら かにすることを目的とし、染色実験を実施した。
所谓草木染色,是从植物的叶子、树皮、根等处得到的天然染料为基础进行的染色,在染色中利用金属作为媒染剂,引起颜色的固定和显色。因此,在使用植物作为材料这一点上,和日本传统的染色——蓝染和红花染是一样的,不过,一般被称为草木染的染色,在含有金属媒染这一点上和其他的染色有所区别。被做了。作为从古代开始被活用的草木染色的代表性材料,可以举出茜草、司王、紫(紫根)、紫美、黄肤、卡莉雅等(古滨2013,2014)。除此之外,近年来也知道使用各种各样的身边的植物染色,通过那个染色被生出的色彩多种多样(山崎2012a、b、c)。像这样,草木染色,因为用身边存在的植物简单地进行,作为学习教材在小学等的学校教育和终身学习讲座等广泛地进行着(木村·君冢2010,木村·元越2011,佐藤等人2013,任田2011)。作为教材化,着眼于草木染色使用的材料和染色液中的化学反应的理科教材的分工(松村2008,辻桥屋1996,任田2011)和染色作为着眼于使用的布料和染色情况的家教教材,作用(生野等1990,驹津等2012)被举出。另外,草木染色,除了染色能体验到的那些科学性的侧面之外,通过在日常生活中使用染色的布,从身边的植物中获得颜色,这是对自然的感谢之情。只要血液发芽,就有可能成为环境教育的教材,让人与自然产生关系(藤吉等人,2015)。将草木染色作为教材使用时,需要解决几个问题。那是,学生实际进行染色的情况的加热等的安全性相关的事,进行染色的情况的植物材料什么时候采集好那个时期的事,从植物提取的天然染料对色素的布纤维的事。由于亲和性低,为了染深需要进行多次反复染色,花费时间,染色后由于热和光等外部因素染色布的颜色容易发生变化等(古滨2014)。针对那些一部分的问题,在身边的地区栽植及自生的植物中,发现了一些能在短时间内染色的深色植物等(藤吉等2015),另外对其染色方法也提出了一些建议。(驹津等2012年,任田2011年)为了更好地编写教材,正在进行解决课题的研究。作者曾多次获得在学校教育现场进行草木染色授课的机会,在授课过程中,现场的教师们要求作者在最短的时间内染上较深的颜色。我经常收到这样的意见,希望能在生活中长期使用染色的布。在这个意见中,包含了染色的手法、染色的材料、材料采集的时期、被染色的布的厚度(色牢度)等各种各样的课题。虽然草木染教材化的研究有所进展,但课题还很多。本研究的课题包括:1)采集草木染色材料的合适季节(染色布中材料采集时期的影响);2)染色布的抗光(紫外线)的坚牢度。以明确度(紫外线对染色布的影响)这两个课题为目的,实施了染色实验。
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Developing an Analytical Program for Deliberating the transformation of value in the Environmental Activities of Organizations – Based on a case in the Yahagi River Basin – 组织环境活动中价值转化的分析程序研究——以雅哈吉河流域为例
Pub Date : 1900-01-01 DOI: 10.5647/jsoee.28.3_35
Masashi Hara, R. Furusawa, Y. Bessho, H. Fukui
1 背景 「持続可能な開発のための2030アジェンダ」は、人間、 地球の繁栄のための行動計画であり(1)、未来に向けた 社会の変容の必要性を説いている。ここで示されたゴー ルとターゲット(SDGs)に基づき、政府の推進本部が 実施方針を2016年12月に決定した(2)。ここでは、「NPO・ NGOや更には幅広い地域住民、民間組織や地縁型コミュ ニティ組織もSDGs実施の重要なパートナーと位置づけ、 効果的な連携を一層推進していく」とされ、地域で環境 活動を行う様々な団体も重要な役割を果たすことが示唆 された。そのためには地域の様々な活動において参加者 や関係者が持続可能な社会に向けた意識向上と行動の変 容を不断に継続しなければならない。 SDGsの達成に向け、「持続可能な社会づくりの担い 手を育む教育」であるESDは今後必要不可欠であり、 環境活動をはじめとする様々な地域活動がESDの推進 にとって重要な役割を担っていると考えられる。我が国 においても2016年にその実施計画(3)が策定されたユネ スコが主導する「ESDに関するグローバル・アクショ ン・プログラム(以下GAPと略記)」(2015 ~ 2019年)(4) には優先行動分野の一つとして「地域コミュニティ」が 挙げられており、地域における市民の環境保全等に関わ る活動に対する期待は高い。
1背景《2030年可持续发展议程》是促进人类和地球繁荣的行动计划(1),阐述了面向未来的社会转型的必要性。政府推进本部于2016年12月根据这里提出的目标(SDGs)确定了实施方针(2)。在这里,“NPO·NGO以及更广泛的地区居民、民间组织、地缘型社区组织也被定位为实施SDGs的重要伙伴,进一步推进有效的合作”,在地区环境中研究表明,开展活动的各种团体也发挥了重要作用。为此,在地区的各种活动中,参加者和相关人员必须不断提高意识,改变行为,走向可持续发展的社会。为了实现可持续发展目标,ESD是今后不可或缺的,包括环境活动在内的各种地区活动对ESD的推进起着重要作用。我国也于2016年制定了其实施计划(3),由unesco主导的“关于ESD的全球挑战计划”(2015 ~ 2019年)(4)第二,作为优先行动领域之一的“地区社区”被列举出来,在地区市民对环境保护等相关活动的期待很高。
{"title":"Developing an Analytical Program for Deliberating the transformation of value in the Environmental Activities of Organizations – Based on a case in the Yahagi River Basin –","authors":"Masashi Hara, R. Furusawa, Y. Bessho, H. Fukui","doi":"10.5647/jsoee.28.3_35","DOIUrl":"https://doi.org/10.5647/jsoee.28.3_35","url":null,"abstract":"1 背景 「持続可能な開発のための2030アジェンダ」は、人間、 地球の繁栄のための行動計画であり(1)、未来に向けた 社会の変容の必要性を説いている。ここで示されたゴー ルとターゲット(SDGs)に基づき、政府の推進本部が 実施方針を2016年12月に決定した(2)。ここでは、「NPO・ NGOや更には幅広い地域住民、民間組織や地縁型コミュ ニティ組織もSDGs実施の重要なパートナーと位置づけ、 効果的な連携を一層推進していく」とされ、地域で環境 活動を行う様々な団体も重要な役割を果たすことが示唆 された。そのためには地域の様々な活動において参加者 や関係者が持続可能な社会に向けた意識向上と行動の変 容を不断に継続しなければならない。 SDGsの達成に向け、「持続可能な社会づくりの担い 手を育む教育」であるESDは今後必要不可欠であり、 環境活動をはじめとする様々な地域活動がESDの推進 にとって重要な役割を担っていると考えられる。我が国 においても2016年にその実施計画(3)が策定されたユネ スコが主導する「ESDに関するグローバル・アクショ ン・プログラム(以下GAPと略記)」(2015 ~ 2019年)(4) には優先行動分野の一つとして「地域コミュニティ」が 挙げられており、地域における市民の環境保全等に関わ る活動に対する期待は高い。","PeriodicalId":308853,"journal":{"name":"Japanese Journal of Environmental Education","volume":null,"pages":null},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1900-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"125941501","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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Simple River Microplastics Survey Method for Environmental Education 环境教育简易河流微塑料调查方法
Pub Date : 1900-01-01 DOI: 10.5647/jsoee.31.4_40
Hirofumi Yamasaki, Akari Nakamura, Koki Hisamori, Atsushi Hiratani
{"title":"Simple River Microplastics Survey Method for Environmental Education","authors":"Hirofumi Yamasaki, Akari Nakamura, Koki Hisamori, Atsushi Hiratani","doi":"10.5647/jsoee.31.4_40","DOIUrl":"https://doi.org/10.5647/jsoee.31.4_40","url":null,"abstract":"","PeriodicalId":308853,"journal":{"name":"Japanese Journal of Environmental Education","volume":null,"pages":null},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1900-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"128097735","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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Practical In-Class Lesson to Encourage Students to Think about the Cessation of Housing Support for Those Fleeing the Fukushima Daiichi Nuclear Accident: Family Discussions of Whether to Return Home Six Years after the Accident 鼓励学生思考停止对逃离福岛第一核电站事故的人提供住房支持的课堂实践课:事故发生六年后是否回家的家庭讨论
Pub Date : 1900-01-01 DOI: 10.5647/jsoee.29.2_31
Takumi Maejima
日本環境教育学会は、福島から避難した児童・生徒に 対するいじめの防止を訴える声明を出すとともに、いじ めの防止を目的とした「太郎君の悩み」という教材を作 成して実践している。2016年11月に横浜市に自主避難 した児童へのいじめが大きく報道されて以降、改めてい じめの防止の観点から学校現場での取り組みも求められ ており、「道徳」を中心に行われていると聞く。 それらは大変重要な取り組みではあるが、筆者は「道 徳」によるアプローチだけでは不十分であると考える。 なぜならば、辻内(2016)が、原発事故がもたらした自 主避難者の精神的被害について、「構造的暴力による社 会的虐待」と指摘しているように、被災者・被害者に対 するわれわれ大人社会の向き合い方こそ問われているか らである。そこを問うこと無くして、子どもたちのいじ めの問題だけに収斂させてはならないと考える。 筆者は前嶋(2017)において、原発事故に直面した家 族が自主避難するか否かを話し合うロールプレイの教材 を開発し、生徒たちが家族の葛藤や苦悩を疑似体験しな がら、当事者の立場を踏まえ、社会がどう自主避難の問 題に向き合うべきかについて考えた3時間構成の授業実 践を報告した(中学3年「公民」で実施)。家族構成は、 「父親」「母親」「長女」「長男」「祖父」「祖母」「母親の 実家の親」とし、グループ内で生徒たちが役割分担を行 い、筆者が作成した「役割シート」に基づきながら、各々 の主張を展開し家族会議を行った。また、家族の設定(父 親の職業の設定)も、「サラリーマン」「自営業」「農家」 の3類型を準備し、家族の置かれた状況(父親の職業な ど)によって避難のしやすさに影響があることを理解で きるように工夫した。ロールプレイ後の生徒たちの感想 には、「この問題が実際に福島で起きていると考えると、 他人事とは思えませんでした。自分の家族がこの問題に 直面したとき、どうなるだろうと考えました。」などと 書かれており、「原発事故被害の理解」や「当事者意識 の涵養」を一定程度達成することができたことが伺え た。しかしながら、自主避難者を取り巻く行政の具体的 な政策、すなわち国・福島県による2017年3月での住 宅支援の打ち切りの是非や、望ましい支援のあり方につ いて、生徒たちに具体的に考えさせるところまでは至ら なかった。 本実践はその続編版である。すなわち、住宅支援の打 ち切りによって自主避難者は「避難生活を継続する」か 「地元に戻る」かという新たな葛藤状況に直面すること となった。本実践では筆者が作成したロールプレイに よって、生徒たちが「避難生活を継続する」か「地元に 戻る」かを話し合う家族会議を行い、自主避難“後”に 生じた新たな葛藤状況を体験的に理解することを目的と している。さらには、住宅支援打ち切り政策の是非や望 ましい支援のあり方を考えさせるにあたって、こちらも 筆者が作成したロールプレイによって、国・福島県や自 主避難者の基本的な主張をぶつけ合わせながら理解させ るとともに、互いの主張が対立する中でどうすべきかに ついて、生徒たちに自分たちの頭で考えさせることを目 的としている。
日本环境教育学会对从福岛避难的学生发表了呼吁防止欺凌的声明,并以防止欺凌为目的编写了名为《太郎的烦恼》的教材。2016年11月横滨市对自主避难的儿童进行欺凌的报道被广泛报道以后,从防止欺凌的观点出发,要求在学校现场采取措施,据说是以“道德”为中心进行的。这些都是非常重要的举措,但笔者认为仅靠“道德”是不够的。因为正如辻内(2016)所指出的,核电站事故给自主避难者带来的精神伤害是“结构性暴力造成的社会性虐待”,对于受害者和受害者我们成人社会的面对方式才是问题所在。我认为不能只把这个问题归结为孩子们的欺凌问题。笔者在前岛(2017)开发了直面核电站事故的家庭是否自主避难的角色扮演教材,让学生们模拟体验家庭的矛盾和苦恼。同时,基于当事者的立场,对社会应该如何面对自主避难的问题进行了思考,报告了3小时构成的授课实践(在初中3年级“公民”实施)。家庭构成是“父亲”“母亲”“长女”“长子”“祖父”“祖母”“母亲娘家的父母”,在小组内由学生们进行角色分配,根据笔者制作的“角色表”分别分配。的主张进行了家庭会议。另外,家庭的设定(父亲的职业的设定)也要准备好“工薪阶层”“个体户”“农家”三种类型,要理解家庭所处的状况(父亲的职业等)对避难的容易程度有影响。想办法穿了。角色扮演结束后,学生们的感想是:“一想到这个问题真的发生在福岛,我就不觉得是别人的事。我想,当我的家人遇到这个问题的时候,会怎么样呢?”等,可以看出在一定程度上达成了“对核电站事故受害的理解”和“培养当事人意识”。但是,围绕自主避难者的行政具体政策,即国家和福岛县在2017年3月是否停止住宅支援,以及理想的支援方式。但是,并没有让学生们进行具体的思考。本实践是其续篇版。也就是说,由于住宅支援的中断,自主避难者面临着“继续避难生活”还是“返回当地”的新的矛盾状况。在本实践中,通过笔者制作的角色扮演,学生们举行家庭会议,讨论“继续避难生活”还是“回到家乡”,以体验理解自主避难“后”产生的新的矛盾状况为目的。正在做。并且,为了让大家思考中止住宅支援政策的是非和期望的支援方式,笔者也制作了角色扮演,一边碰撞国家·福岛县和自主避难者的基本主张一边让大家理解。与此同时,还以让学生们用自己的头脑思考在相互主张对立的情况下应该怎么做为目的。
{"title":"Practical In-Class Lesson to Encourage Students to Think about the Cessation of Housing Support for Those Fleeing the Fukushima Daiichi Nuclear Accident: Family Discussions of Whether to Return Home Six Years after the Accident","authors":"Takumi Maejima","doi":"10.5647/jsoee.29.2_31","DOIUrl":"https://doi.org/10.5647/jsoee.29.2_31","url":null,"abstract":"日本環境教育学会は、福島から避難した児童・生徒に 対するいじめの防止を訴える声明を出すとともに、いじ めの防止を目的とした「太郎君の悩み」という教材を作 成して実践している。2016年11月に横浜市に自主避難 した児童へのいじめが大きく報道されて以降、改めてい じめの防止の観点から学校現場での取り組みも求められ ており、「道徳」を中心に行われていると聞く。 それらは大変重要な取り組みではあるが、筆者は「道 徳」によるアプローチだけでは不十分であると考える。 なぜならば、辻内(2016)が、原発事故がもたらした自 主避難者の精神的被害について、「構造的暴力による社 会的虐待」と指摘しているように、被災者・被害者に対 するわれわれ大人社会の向き合い方こそ問われているか らである。そこを問うこと無くして、子どもたちのいじ めの問題だけに収斂させてはならないと考える。 筆者は前嶋(2017)において、原発事故に直面した家 族が自主避難するか否かを話し合うロールプレイの教材 を開発し、生徒たちが家族の葛藤や苦悩を疑似体験しな がら、当事者の立場を踏まえ、社会がどう自主避難の問 題に向き合うべきかについて考えた3時間構成の授業実 践を報告した(中学3年「公民」で実施)。家族構成は、 「父親」「母親」「長女」「長男」「祖父」「祖母」「母親の 実家の親」とし、グループ内で生徒たちが役割分担を行 い、筆者が作成した「役割シート」に基づきながら、各々 の主張を展開し家族会議を行った。また、家族の設定(父 親の職業の設定)も、「サラリーマン」「自営業」「農家」 の3類型を準備し、家族の置かれた状況(父親の職業な ど)によって避難のしやすさに影響があることを理解で きるように工夫した。ロールプレイ後の生徒たちの感想 には、「この問題が実際に福島で起きていると考えると、 他人事とは思えませんでした。自分の家族がこの問題に 直面したとき、どうなるだろうと考えました。」などと 書かれており、「原発事故被害の理解」や「当事者意識 の涵養」を一定程度達成することができたことが伺え た。しかしながら、自主避難者を取り巻く行政の具体的 な政策、すなわち国・福島県による2017年3月での住 宅支援の打ち切りの是非や、望ましい支援のあり方につ いて、生徒たちに具体的に考えさせるところまでは至ら なかった。 本実践はその続編版である。すなわち、住宅支援の打 ち切りによって自主避難者は「避難生活を継続する」か 「地元に戻る」かという新たな葛藤状況に直面すること となった。本実践では筆者が作成したロールプレイに よって、生徒たちが「避難生活を継続する」か「地元に 戻る」かを話し合う家族会議を行い、自主避難“後”に 生じた新たな葛藤状況を体験的に理解することを目的と している。さらには、住宅支援打ち切り政策の是非や望 ましい支援のあり方を考えさせるにあたって、こちらも 筆者が作成したロールプレイによって、国・福島県や自 主避難者の基本的な主張をぶつけ合わせながら理解させ るとともに、互いの主張が対立する中でどうすべきかに ついて、生徒たちに自分たちの頭で考えさせることを目 的としている。","PeriodicalId":308853,"journal":{"name":"Japanese Journal of Environmental Education","volume":null,"pages":null},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1900-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"124313409","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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Development and Achievements of the International Forum in the Republic of Korea: Roles and Possibilities of Environmental Education Using the Reintroduction of Oriental White Stork 韩国国际论坛的发展和成就:利用东方白鹳的重新引入进行环境教育的作用和可能性
Pub Date : 1900-01-01 DOI: 10.5647/jsoee.28.3_44
Kantaro Tabiraki, Junichi Komatsu, Youngjoo Nam
2 コウノトリ保護・増殖の取組と野生復帰 1996年、韓国教員大学内(忠清北道チョンジュ市) に「コウノトリ復元センター(Korean Stork Restoration Center)」が設置され、現在は「コウノトリ生態研究 院(Eco-Institute for Oriental Stork)」と名称を変更し コウノトリの保護・増殖等の研究を進めている (図1)。コウノトリ生態研究院の目的は、遺伝的多様性 の保全と生息環境の確立に関する研究推進、 そして、コ ウノトリを活用した教育実践の開発と評価である。組織 構成は、研究員5人(非常勤1人を含む)、飼育員10人(常 勤5人、そのほかに禮山コウノトリ公園への出向を含 む)、情報専門職員1人である。 コウノトリ復元センターが設置された年にドイツとロ シアからそれぞれ2羽のコウノトリを導入し、1999年に は日本から3つの受精卵を導入し人工ふ化に成功する。 2002年に初めての人工繁殖、自然繁殖に成功し、2013 年には生息羽数が151羽に達した。2015年6月に「禮山 コウノトリ公園」が開園し(2009年に文化財庁が放鳥 拠点を忠清南道イエサン郡に決定)、環境省、忠清南道、 礼山郡とコウノトリ生態研究院が連携してコウノトリの 野生復帰に取り組むこととなった。そして、同年9月に 同場所でコウノトリの試験放鳥を初めて実施し、その後、 3つのペアが確認されるなど野外での繁殖に成功の兆し がみられた。現在、韓国コウノトリの野生復帰の取組は、 自治体、LG常緑財団や電力会社等との組織的な協定を 積極的に結ぶなど、さまざまな主体による協働取組のな かで人工巣塔の設置や生息地保全等を進めている。
2黑鹳保护、增殖和野生回归1996年,在韩国教师大学内(忠北青州市)设立了“黑鹳复原中心(Korean Stork Restoration)”Center)”,现已更名为“东方白鹳生态研究院(Eco-Institute for Oriental Stork)”,开展东方白鹳的保护、增殖等研究(图1)。东方白鹳生态研究院的目的是,推进有关保护遗传多样性和确立生存环境的研究,并开发和评价利用东方白鹳的教育实践。组织构成是研究员5人(包括外聘人员1人)、饲养员10人(常勤人员5人,另外包括调往礼山鹳公园)、情报专门职员1人。白鹳复原中心设立的当年,从德国和俄罗斯分别引进了两只白鹳,1999年从日本引进了3个受精卵,成功实现了人工孵化。2002年首次人工繁殖、自然繁殖成功,2013年栖息羽数达到151只。2015年6月,礼山鹳公园开园(2009年文化遗产厅决定将放生地点定在忠南家山郡),环境省、忠南道、礼山郡和鹳生态研究院联手将鹳放生。决定致力于野生回归。并且,同年9月在同一场所首次实施了鹳的试验放生,之后,确认了3对等在野外繁殖成功的征兆。目前,韩国白鹳的野生回归工作正在积极与地方自治团体、LG常绿财团、电力公司等签订有组织的协定等,在各种主体的合作下推进人工巢塔的设置和栖息地的保全等工作。
{"title":"Development and Achievements of the International Forum in the Republic of Korea: Roles and Possibilities of Environmental Education Using the Reintroduction of Oriental White Stork","authors":"Kantaro Tabiraki, Junichi Komatsu, Youngjoo Nam","doi":"10.5647/jsoee.28.3_44","DOIUrl":"https://doi.org/10.5647/jsoee.28.3_44","url":null,"abstract":"2 コウノトリ保護・増殖の取組と野生復帰 1996年、韓国教員大学内(忠清北道チョンジュ市) に「コウノトリ復元センター(Korean Stork Restoration Center)」が設置され、現在は「コウノトリ生態研究 院(Eco-Institute for Oriental Stork)」と名称を変更し コウノトリの保護・増殖等の研究を進めている (図1)。コウノトリ生態研究院の目的は、遺伝的多様性 の保全と生息環境の確立に関する研究推進、 そして、コ ウノトリを活用した教育実践の開発と評価である。組織 構成は、研究員5人(非常勤1人を含む)、飼育員10人(常 勤5人、そのほかに禮山コウノトリ公園への出向を含 む)、情報専門職員1人である。 コウノトリ復元センターが設置された年にドイツとロ シアからそれぞれ2羽のコウノトリを導入し、1999年に は日本から3つの受精卵を導入し人工ふ化に成功する。 2002年に初めての人工繁殖、自然繁殖に成功し、2013 年には生息羽数が151羽に達した。2015年6月に「禮山 コウノトリ公園」が開園し(2009年に文化財庁が放鳥 拠点を忠清南道イエサン郡に決定)、環境省、忠清南道、 礼山郡とコウノトリ生態研究院が連携してコウノトリの 野生復帰に取り組むこととなった。そして、同年9月に 同場所でコウノトリの試験放鳥を初めて実施し、その後、 3つのペアが確認されるなど野外での繁殖に成功の兆し がみられた。現在、韓国コウノトリの野生復帰の取組は、 自治体、LG常緑財団や電力会社等との組織的な協定を 積極的に結ぶなど、さまざまな主体による協働取組のな かで人工巣塔の設置や生息地保全等を進めている。","PeriodicalId":308853,"journal":{"name":"Japanese Journal of Environmental Education","volume":null,"pages":null},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1900-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"123420151","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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Issues and Perspectives of Sustainable Development and Gender 可持续发展与性别的问题和前景
Pub Date : 1900-01-01 DOI: 10.5647/jsoee.31.3_43
Kazunobu Suzuki
{"title":"Issues and Perspectives of Sustainable Development and Gender","authors":"Kazunobu Suzuki","doi":"10.5647/jsoee.31.3_43","DOIUrl":"https://doi.org/10.5647/jsoee.31.3_43","url":null,"abstract":"","PeriodicalId":308853,"journal":{"name":"Japanese Journal of Environmental Education","volume":null,"pages":null},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1900-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"132194439","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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「環境教育の根本に立ち返る:いのち、環境、人間」 “回到环境教育的根本:生命、环境、人”
Pub Date : 1900-01-01 DOI: 10.5647/jsoee.28.3_11
{"title":"「環境教育の根本に立ち返る:いのち、環境、人間」","authors":"","doi":"10.5647/jsoee.28.3_11","DOIUrl":"https://doi.org/10.5647/jsoee.28.3_11","url":null,"abstract":"","PeriodicalId":308853,"journal":{"name":"Japanese Journal of Environmental Education","volume":null,"pages":null},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1900-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"134389091","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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A Case Report on Biodiversity Conservation Education for Elementary School Children: Toward the Development of Skills to Evaluate the Ecological Impacts of Exotic Plant Species 小学生生物多样性保护教育案例报告:对外来植物物种生态影响评价技能的培养
Pub Date : 1900-01-01 DOI: 10.5647/jsoee.29.1_27
Miyuki Kato, N. Kuramoto
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Potential of an Education Program Using the ‘Climate Change Mystery’ of Fukui Prefecture 利用福井县“气候变化之谜”开展教育项目的潜力
Pub Date : 1900-01-01 DOI: 10.5647/jsoee.31.1_23
Satoko Mizukami, Keiko Takahashi
Conclusions were drawn by analyzing the possibility of citizenship education from the standpoint of intrinsic motivation and competency based on the design and implementation of the Fukui Prefecture education program, ‘Climate Change Mystery.’
以福井县“气候变化之谜”教育项目的设计与实施为基础,从内在动机和能力的角度分析公民教育的可能性,得出结论。
{"title":"Potential of an Education Program Using the ‘Climate Change Mystery’ of Fukui Prefecture","authors":"Satoko Mizukami, Keiko Takahashi","doi":"10.5647/jsoee.31.1_23","DOIUrl":"https://doi.org/10.5647/jsoee.31.1_23","url":null,"abstract":"Conclusions were drawn by analyzing the possibility of citizenship education from the standpoint of intrinsic motivation and competency based on the design and implementation of the Fukui Prefecture education program, ‘Climate Change Mystery.’","PeriodicalId":308853,"journal":{"name":"Japanese Journal of Environmental Education","volume":null,"pages":null},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1900-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"126942765","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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Environmental Education Using the Oriental White Stork in Japan and the Republic of Korea 日本和韩国利用东方白鹳进行环境教育
Pub Date : 1900-01-01 DOI: 10.5647/JSOEE.28.4_4
Kantaro Tabiraki, Youngjoo Nam
The purpose of this study was to clarify the significance and roles of environmental education by reintroducing the oriental white stork, hereinafter referred to as stork education. First, the study focused on how stork education corresponds with the curriculum in school education and needs of learning in the area where the reintroduction of storks is addressed. Second, the focus was on significance and content of stork education in a local government basic educational promotion plan. Furthermore, attempts were made to identify the future in which stork education is taught in Japan and the Republic of Korea. The results revealed the true state of stork education, the role of teacher training courses that employ storks and textbooks, and the development of educational programs in Japan and Korea that have stork education as their theme. The analysis of the application of this educational program and its effects thereof were beyond the range of this study. In conclusion, the results of this study may also beneficial to Education for Sustainable Development (ESD) programs. Consequently, the researchers recommend conducting a further study on ESD programs to assess how they are contributing toward the achievement of Sustainable Development Goals (SDGs) in not only elementary schools but also middle and high schools.
本研究的目的是通过重新介绍东方白鹳,阐明环境教育的意义和作用,以下简称白鹳教育。首先,研究的重点是鹳教育如何与学校教育课程和学习需求相适应。其次,重点研究了鹳教育在地方政府基础教育推进计划中的意义和内容。此外,还试图确定在日本和大韩民国教授鹳鸟教育的未来。调查结果揭示了鹳教育的真实情况、以鹳为对象的教师培训课程和教科书的作用、日本和韩国以鹳教育为主题的教育项目的发展情况。对这一教育方案的应用及其效果的分析超出了本研究的范围。总之,本研究的结果也可能对可持续发展教育(ESD)项目有益。因此,研究人员建议对ESD项目进行进一步的研究,以评估它们如何为实现小学、初中和高中的可持续发展目标(sdg)做出贡献。
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期刊
Japanese Journal of Environmental Education
全部 Acc. Chem. Res. ACS Applied Bio Materials ACS Appl. Electron. Mater. ACS Appl. Energy Mater. ACS Appl. Mater. Interfaces ACS Appl. Nano Mater. ACS Appl. Polym. Mater. ACS BIOMATER-SCI ENG ACS Catal. ACS Cent. Sci. ACS Chem. Biol. ACS Chemical Health & Safety ACS Chem. Neurosci. ACS Comb. Sci. ACS Earth Space Chem. ACS Energy Lett. ACS Infect. Dis. ACS Macro Lett. ACS Mater. Lett. ACS Med. Chem. Lett. ACS Nano ACS Omega ACS Photonics ACS Sens. ACS Sustainable Chem. Eng. ACS Synth. Biol. Anal. Chem. BIOCHEMISTRY-US Bioconjugate Chem. BIOMACROMOLECULES Chem. Res. Toxicol. Chem. Rev. Chem. Mater. CRYST GROWTH DES ENERG FUEL Environ. Sci. Technol. Environ. Sci. Technol. Lett. Eur. J. Inorg. Chem. IND ENG CHEM RES Inorg. Chem. J. Agric. Food. Chem. J. Chem. Eng. Data J. Chem. Educ. J. Chem. Inf. Model. J. Chem. Theory Comput. J. Med. Chem. J. Nat. Prod. J PROTEOME RES J. Am. Chem. Soc. LANGMUIR MACROMOLECULES Mol. Pharmaceutics Nano Lett. Org. Lett. ORG PROCESS RES DEV ORGANOMETALLICS J. Org. Chem. J. Phys. Chem. J. Phys. Chem. A J. Phys. Chem. B J. Phys. Chem. C J. Phys. Chem. Lett. Analyst Anal. Methods Biomater. Sci. Catal. Sci. Technol. Chem. Commun. Chem. Soc. Rev. CHEM EDUC RES PRACT CRYSTENGCOMM Dalton Trans. Energy Environ. Sci. ENVIRON SCI-NANO ENVIRON SCI-PROC IMP ENVIRON SCI-WAT RES Faraday Discuss. Food Funct. Green Chem. Inorg. Chem. Front. Integr. Biol. J. Anal. At. Spectrom. J. Mater. Chem. A J. Mater. Chem. B J. Mater. Chem. C Lab Chip Mater. Chem. Front. Mater. Horiz. MEDCHEMCOMM Metallomics Mol. Biosyst. Mol. Syst. Des. Eng. Nanoscale Nanoscale Horiz. Nat. Prod. Rep. New J. Chem. Org. Biomol. Chem. Org. Chem. Front. PHOTOCH PHOTOBIO SCI PCCP Polym. Chem.
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