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Shokubutsu Kankyo Kogaku最新文献

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夜温がイチゴ果実の糖,有機酸,アミノ酸, アスコルビン酸, アントシアニンおよびエラグ酸濃度に及ぼす影響 夜温对草莓果实中的糖、有机酸、氨基酸、抗坏血酸、花青素及鞣花酸浓度的影响
Pub Date : 2006-06-01 DOI: 10.2525/SHITA.18.115
直隆 松添, 修治 川信, 幸子 松本, 宏和 木村, 一文 圖師
人工気象器でイチゴ(品種:‘とよのか’と‘女峰’)を栽培し,イチゴの果実成分に与える夜温の影響を調べた.果実の成熟日数は23/10℃(昼間/夜間)で最も長く,23/20℃で最も短かった.果重は夜温が高いと減少した.糖含量は23/20℃で有意に少なかった.有機酸含量は,‘とよのか’では処理間差がなかったが,‘女峰’では夜温が高いと増加する傾向にあった.また,糖酸比は両品種ともに23/20℃で非常に小さくなった.全アミノ酸含量は品種間差が認められた.夜温の影響は各アミノ酸により異なり,アスパラギン,グルタミン酸およびアラニンでは23/10に比べ23/20で低くかった.還元型アスコルビン酸は夜温の上昇に伴い低下したが,酸化型アスコルビン酸は夜温による差異がなかった.アントシアニン含量は夜温が高くなると増加した.また,アントシアニンの構成比には夜温の影響はなかった.エラグ酸含量は23/10℃に比べ23/20℃で高かった.また,夜温の上昇によるエラグ酸含量の増加は,‘とよのか’に比べ‘女峰’で大きかった.
用人工气象器栽培草莓(品种:“丰野”和“女峰”),调查了夜温对草莓果实成分的影响。果实成熟天数在23/10℃(白天/夜间)最长,在23/20℃最短。果重在夜温高时减少。23/20℃时糖含量明显较少。有机酸含量方面,“丰野科”在处理间没有差异,而“女峰”在夜间温度较高时有机酸含量有增加的倾向。另外,两个品种在23/20℃时糖酸比都非常小。所有氨基酸含量在品种间存在差异。夜温对各氨基酸的影响不同,天冬氨酸、谷氨酸和丙氨酸23/20比23/10低。还原型抗坏血酸随着夜温的上升而下降,而氧化型抗坏血酸则没有因夜温而发生差异。花青素含量随着夜温的升高而增加。另外,花青素的构成比例没有受到夜温的影响。与23/10℃相比,23/20℃的鞣花酸含量更高。另外,“女峰”因夜温上升导致的鞣花酸含量增加比“丰野”大。
{"title":"夜温がイチゴ果実の糖,有機酸,アミノ酸, アスコルビン酸, アントシアニンおよびエラグ酸濃度に及ぼす影響","authors":"直隆 松添, 修治 川信, 幸子 松本, 宏和 木村, 一文 圖師","doi":"10.2525/SHITA.18.115","DOIUrl":"https://doi.org/10.2525/SHITA.18.115","url":null,"abstract":"人工気象器でイチゴ(品種:‘とよのか’と‘女峰’)を栽培し,イチゴの果実成分に与える夜温の影響を調べた.果実の成熟日数は23/10℃(昼間/夜間)で最も長く,23/20℃で最も短かった.果重は夜温が高いと減少した.糖含量は23/20℃で有意に少なかった.有機酸含量は,‘とよのか’では処理間差がなかったが,‘女峰’では夜温が高いと増加する傾向にあった.また,糖酸比は両品種ともに23/20℃で非常に小さくなった.全アミノ酸含量は品種間差が認められた.夜温の影響は各アミノ酸により異なり,アスパラギン,グルタミン酸およびアラニンでは23/10に比べ23/20で低くかった.還元型アスコルビン酸は夜温の上昇に伴い低下したが,酸化型アスコルビン酸は夜温による差異がなかった.アントシアニン含量は夜温が高くなると増加した.また,アントシアニンの構成比には夜温の影響はなかった.エラグ酸含量は23/10℃に比べ23/20℃で高かった.また,夜温の上昇によるエラグ酸含量の増加は,‘とよのか’に比べ‘女峰’で大きかった.","PeriodicalId":315038,"journal":{"name":"Shokubutsu Kankyo Kogaku","volume":"8 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2006-06-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"128851799","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
引用次数: 6
発光ダイオード(LED)による単色光照射がナス, リーフレタス, ヒマワリの節間伸長に及ぼす影響 发光二极管(LED)的单色光照射对茄子、叶生菜、向日葵的节间伸展产生的影响
Pub Date : 2006-06-01 DOI: 10.2525/SHITA.18.160
正良 平井, 若慶 雨木, 博之 渡邊
本実験ではLEDを唯一の光源とし,第一本葉展開後のナス,リーフレタス,ヒマワリに,青,青緑,緑,赤色の単色光を50, 100, 150μmol m-2 s-1のPPFDで照射した.単色光照射開始から,25日後にナス,リーフレタス,42日後にヒマワリの生長を調査した.主茎の伸長は,ナス,ヒマワリにおいて青色光で顕著に促進され,他の単色光ではほとんど促進されなかった.リーフレタスの主茎伸長は,赤,緑,青緑色光の順に促進されたが,青色光では著しく抑制された.また,照射した単色光により全葉長に占める葉柄長の割合は植物種ごとに変化し,単色光照射による植物の生長反応は種により大きく異なった.
本实验以LED为唯一光源,用50、100、150μmol m- 2s -1的PPFD向第一棵树叶展开后的茄子、莴苣、向日葵照射蓝、绿、绿、红色单色光。单色光照射开始后25天调查了茄子、叶莴苣的生长情况,42天调查了向日葵的生长情况。蓝色光在茄子和向日葵中显著促进了主茎的伸长,其他单色光几乎没有促进主茎的伸长。叶莴苣的主茎伸展按红、绿、青、绿光的顺序得到促进,但蓝光明显受到抑制。另外,不同植物种类照射的单色光使叶柄长度占全叶长度的比例发生变化,单色光照射植物的生长反应因种类不同而有很大差异。
{"title":"発光ダイオード(LED)による単色光照射がナス, リーフレタス, ヒマワリの節間伸長に及ぼす影響","authors":"正良 平井, 若慶 雨木, 博之 渡邊","doi":"10.2525/SHITA.18.160","DOIUrl":"https://doi.org/10.2525/SHITA.18.160","url":null,"abstract":"本実験ではLEDを唯一の光源とし,第一本葉展開後のナス,リーフレタス,ヒマワリに,青,青緑,緑,赤色の単色光を50, 100, 150μmol m-2 s-1のPPFDで照射した.単色光照射開始から,25日後にナス,リーフレタス,42日後にヒマワリの生長を調査した.主茎の伸長は,ナス,ヒマワリにおいて青色光で顕著に促進され,他の単色光ではほとんど促進されなかった.リーフレタスの主茎伸長は,赤,緑,青緑色光の順に促進されたが,青色光では著しく抑制された.また,照射した単色光により全葉長に占める葉柄長の割合は植物種ごとに変化し,単色光照射による植物の生長反応は種により大きく異なった.","PeriodicalId":315038,"journal":{"name":"Shokubutsu Kankyo Kogaku","volume":"65 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2006-06-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"133421048","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
引用次数: 20
ハイパースペクトルイメージングによる青果物のアントシアニン色素分布の評価に関する研究 第1報 紫イモのアントシアニン色素分布の可視化 超光谱成像评估蔬果花青素色素分布研究第1报紫薯花青素色素分布可视化
Pub Date : 2006-03-01 DOI: 10.2525/SHITA.18.42
雅輝 永田, 太一 小林, ジャスパ タラダ, 寛 豊田, 後藤 有美子
ハイパースペクトルイメージングを用いて, 有色サツマイモ (アヤムラサキ, ムラサキマサリ) のアントシアニン色素の評価を行った.(1) 分光画像の取得は, 高感度冷却CCDカメラと液晶チューナブルフィルターを用いて450~600 nmの可視光領域を1 nm間隔で分光画像を取得した. 画像処理は分光画像を画素ごとに輝度値から吸光度値に変換し, 平均吸光度二次微分値を求めてスペクトル作成を行った.(2) アントシアニンの抽出液 (50%酢酸に24時間侵漬) の吸光度二次微分スペクトルから490~530 nmの範囲で最も吸収の強い波長をアントシアニン色素の吸収波長として選択した.(3) アントシアニン色素の検量線は, 分光画像から求めた平均吸光度の二次微分値を説明変数, 化学的抽出法で求めた波長の吸光度値を目的変数として重回帰分析から求めた.(4) 検量線から画素ごとの吸光度を求め, その値をカラーマッピングしてアントシアニン色素分布の可視化画像を作成した.(5) アヤムラサキでは, 523 nmの分光画像と525 nmの抽出液に強い相関が認められた. 523 nmを第一波長として5波長で検量線を作成した結果, 重相関係数R=0.921,標準誤差SEP=0.052となり, 予測精度は良好であった.(6) ムラサキマサリでは, 523 nmの分光画像と526 nmの抽出液に強い相関が認められた. 523 nmを第一波長として5波長で検量線を作成した結果, 重相関係数R=0.830, 標準誤差SEP=0.017であり, 予測精度は良好であった.(7) 選択された波長域で検量線を適用し, アントシアニン色素分布の可視化画像と分布割合のグラフを作成し, 個体間の評価を試みた結果, ハイパースペクトルイメージングの有用性を確認した.
利用超光谱成像,对有色甘薯(紫薯、紫薯)的花青素色素进行了评估。使用高灵敏度冷却CCD相机和液晶可调谐滤波器,以1nm的间隔获取450 ~ 600nm可见光区域的光谱图像。图像处理是将分光图像按像素从亮度值转换为吸亮度值,(2)从花青素提取液(24小时浸泡在50%醋酸中)的吸光度二阶微分光谱中提取490 ~ 530在nm范围内选择了吸收最强的波长作为花青素色素的吸收波长。(3)花青素色素的检量线是由光谱图像求出的平均吸光度的二阶微分值作为说明变量;以化学提取法求出的波长的吸光度值为目的变量,通过多元回归分析求出。(4)从检量线求出每个像素的吸光度,将该数值进行颜色映射,生成花青素色素分布的可视化图像。523nm的光谱图像与525nm的提取液具有很强的相关性。以523nm为第一波长,制作5个波长的检测线,结果得出重相关系数R=0.921,标准误差SEP=0.052,预测精度良好。(6)在紫晶实验中,523nm的光谱图像与526nm的提取液具有很强的相关性。以523nm为第一波长,制作了5波长的检量线,结果显示,重相关系数R=0.830,标准误差SEP=0.017,预测精度良好。通过尝试个体间的评价,确认了超光谱成像的有效性。
{"title":"ハイパースペクトルイメージングによる青果物のアントシアニン色素分布の評価に関する研究 第1報 紫イモのアントシアニン色素分布の可視化","authors":"雅輝 永田, 太一 小林, ジャスパ タラダ, 寛 豊田, 後藤 有美子","doi":"10.2525/SHITA.18.42","DOIUrl":"https://doi.org/10.2525/SHITA.18.42","url":null,"abstract":"ハイパースペクトルイメージングを用いて, 有色サツマイモ (アヤムラサキ, ムラサキマサリ) のアントシアニン色素の評価を行った.(1) 分光画像の取得は, 高感度冷却CCDカメラと液晶チューナブルフィルターを用いて450~600 nmの可視光領域を1 nm間隔で分光画像を取得した. 画像処理は分光画像を画素ごとに輝度値から吸光度値に変換し, 平均吸光度二次微分値を求めてスペクトル作成を行った.(2) アントシアニンの抽出液 (50%酢酸に24時間侵漬) の吸光度二次微分スペクトルから490~530 nmの範囲で最も吸収の強い波長をアントシアニン色素の吸収波長として選択した.(3) アントシアニン色素の検量線は, 分光画像から求めた平均吸光度の二次微分値を説明変数, 化学的抽出法で求めた波長の吸光度値を目的変数として重回帰分析から求めた.(4) 検量線から画素ごとの吸光度を求め, その値をカラーマッピングしてアントシアニン色素分布の可視化画像を作成した.(5) アヤムラサキでは, 523 nmの分光画像と525 nmの抽出液に強い相関が認められた. 523 nmを第一波長として5波長で検量線を作成した結果, 重相関係数R=0.921,標準誤差SEP=0.052となり, 予測精度は良好であった.(6) ムラサキマサリでは, 523 nmの分光画像と526 nmの抽出液に強い相関が認められた. 523 nmを第一波長として5波長で検量線を作成した結果, 重相関係数R=0.830, 標準誤差SEP=0.017であり, 予測精度は良好であった.(7) 選択された波長域で検量線を適用し, アントシアニン色素分布の可視化画像と分布割合のグラフを作成し, 個体間の評価を試みた結果, ハイパースペクトルイメージングの有用性を確認した.","PeriodicalId":315038,"journal":{"name":"Shokubutsu Kankyo Kogaku","volume":"80 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2006-03-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"129242245","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
引用次数: 8
ハイパースペクトルイメージングによる青果物のアントシアニン色素分布の評価に関する研究 第2報 イチゴのアントシアニン色素分布の可視化 超光谱成像评估蔬果花青素色素分布研究第2报草莓花青素色素分布可视化
Pub Date : 2006-03-01 DOI: 10.2525/SHITA.18.50
太一 小林, 雅輝 永田, 後藤 有美子, 寛 豊田, ジャスパ タラダ
(1) 品質評価・検査システムの開発研究の一環として, ハイパースペクトルイメージングによるイチゴのアントシアニン色素の評価を行った.(2) 分光画像の取得は, 高感度冷却CCDカメラと液晶チューナブルフィルターを用いて450-600 nmの可視光領域を1 nm間隔で分光画像を取得した. 画像処理は分光画像を画素ごとに輝度値から吸光度値に変換し, 平均吸光度二次微分値を求めてスペクトルの作成を行った.(3) アントシアニン色素は, 抽出液 (50%酢酸に20時間以上浸漬) の吸光度二次微分スペクトルから490~530 nmの範囲で最も吸収の強い波長を選んだ.(4) アントシアニン色素の検量線は, 分光画像から求めた平均吸光度の二次微分値を目的変数, 化学的抽出法で最も吸光度の強い波長の吸光度値を目的変数として重回帰分析から求めた.(5) 検量線から画素ごとの吸光度を求め, その値をカラーマッピングしてアントシアニン色素分布の可視化画像を作成した.(6) 分光画像では508 nmと抽出液では504 nmにおいてアントシアニン色素を表す波長が強く認められたので, 508nm を第一波長に検量線を作成した. 5 波長での実測値と予測値との間には,重相関係数R=0.932, 標準誤差SEP=0.213であり, 予測精度は良好であった.(7) 選択された波長域で検量線を適用し, アントシアニン色素分布の可視化画像と分布割合のグラフを作成し,個体間の評価を試み, ハイパースペクトルイメージングの有用性を確認した.(8) 撮影距離による影響は, 設定値から20 mm程度の差ではアントシアニン含有の予測精度になんら支障はなかった.
作为质量评价和检查系统开发研究的一环,通过超光谱成像对草莓的花青素色素进行了评价。采用高灵敏度冷却CCD相机和液晶可调谐滤波器,以1nm的间隔获取450- 600nm可见光区域的光谱图像。图像处理是将分光图像按像素从亮度值转换为吸光度值,求出平均吸光度二阶微分值来制作光谱。提取液(浸泡在50%乙酸中20小时以上)的吸光度在490 ~ 530nm范围内选择了吸收最强的波长。从分光图像求出的平均吸光度的二阶微分值为目的变量,用化学提取法以吸光度最强的波长的吸光度值为目的变量,通过多元回归分析求出。将该数值进行彩色映射,生成花青素色素分布的可视化图像。(6)由于在508nm的光谱图像和504nm的提取液中,表示花青素色素的波长得到强烈认可,以508nm为第一波长制作检测线,在5个波长下的实测值与预测值之间的重相关系数R=0.932,标准误差SEP=0.213,预测精度良好。(7)在选定的波长范围内应用检测线,制作花青素色素分布的可视化图像和分布比例图表,尝试对个体间进行评估,确认了超光谱成像的实用性。(8)拍摄距离的影响方面,与设定值相差20mm左右时,对花青素含量的预测精度没有任何障碍。
{"title":"ハイパースペクトルイメージングによる青果物のアントシアニン色素分布の評価に関する研究 第2報 イチゴのアントシアニン色素分布の可視化","authors":"太一 小林, 雅輝 永田, 後藤 有美子, 寛 豊田, ジャスパ タラダ","doi":"10.2525/SHITA.18.50","DOIUrl":"https://doi.org/10.2525/SHITA.18.50","url":null,"abstract":"(1) 品質評価・検査システムの開発研究の一環として, ハイパースペクトルイメージングによるイチゴのアントシアニン色素の評価を行った.(2) 分光画像の取得は, 高感度冷却CCDカメラと液晶チューナブルフィルターを用いて450-600 nmの可視光領域を1 nm間隔で分光画像を取得した. 画像処理は分光画像を画素ごとに輝度値から吸光度値に変換し, 平均吸光度二次微分値を求めてスペクトルの作成を行った.(3) アントシアニン色素は, 抽出液 (50%酢酸に20時間以上浸漬) の吸光度二次微分スペクトルから490~530 nmの範囲で最も吸収の強い波長を選んだ.(4) アントシアニン色素の検量線は, 分光画像から求めた平均吸光度の二次微分値を目的変数, 化学的抽出法で最も吸光度の強い波長の吸光度値を目的変数として重回帰分析から求めた.(5) 検量線から画素ごとの吸光度を求め, その値をカラーマッピングしてアントシアニン色素分布の可視化画像を作成した.(6) 分光画像では508 nmと抽出液では504 nmにおいてアントシアニン色素を表す波長が強く認められたので, 508nm を第一波長に検量線を作成した. 5 波長での実測値と予測値との間には,重相関係数R=0.932, 標準誤差SEP=0.213であり, 予測精度は良好であった.(7) 選択された波長域で検量線を適用し, アントシアニン色素分布の可視化画像と分布割合のグラフを作成し,個体間の評価を試み, ハイパースペクトルイメージングの有用性を確認した.(8) 撮影距離による影響は, 設定値から20 mm程度の差ではアントシアニン含有の予測精度になんら支障はなかった.","PeriodicalId":315038,"journal":{"name":"Shokubutsu Kankyo Kogaku","volume":"20 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2006-03-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"115409178","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
引用次数: 6
画像処理を用いた農産物の等階級選別手法に関する研究(第1報) -直接照射方式照明の有効性- 用图像处理的农产品的等阶级选择方法的研究(第1报)-直接照射方式照明的有效性-
Pub Date : 2006-03-01 DOI: 10.2525/SHITA.18.9
充隆 栗田, 直樹 近藤
台湾で生産されたクチクラ層の厚いレンブ果実を対象とした自動選別システムにおいて, 画像処理を用いた着色計測の実験を行った結果, 以下の知見が得られた.1) レンブのような光沢のある果実の着色計測に対しては, 間接照射方式の照明を用いるよりも, ハレーションを生じさせない偏光フィルタを利用した直接照射方式の照明が有効であること.2) レンブの着色度計測に関しては, DL環境下において, 簡易色度もしくはHSI変換による色表現を用いれば, 等級判定を正確に実現できること.
在以台湾生产的唇层较厚的连瓣果实为对象的自动筛选系统中,进行了利用图像处理的着色计测实验,结果显示:得到了以下见解:1)对于像莲布那样有光泽的果实的着色计测,比起使用间接照射方式的照明,采用不产生光晕的偏振光滤光片的直接照射方式照明是有效的。2)在DL环境下,如果采用简易色度或HSI转换的颜色表现,可以测量透镜的着色度。能够正确地实现等级判定。
{"title":"画像処理を用いた農産物の等階級選別手法に関する研究(第1報) -直接照射方式照明の有効性-","authors":"充隆 栗田, 直樹 近藤","doi":"10.2525/SHITA.18.9","DOIUrl":"https://doi.org/10.2525/SHITA.18.9","url":null,"abstract":"台湾で生産されたクチクラ層の厚いレンブ果実を対象とした自動選別システムにおいて, 画像処理を用いた着色計測の実験を行った結果, 以下の知見が得られた.1) レンブのような光沢のある果実の着色計測に対しては, 間接照射方式の照明を用いるよりも, ハレーションを生じさせない偏光フィルタを利用した直接照射方式の照明が有効であること.2) レンブの着色度計測に関しては, DL環境下において, 簡易色度もしくはHSI変換による色表現を用いれば, 等級判定を正確に実現できること.","PeriodicalId":315038,"journal":{"name":"Shokubutsu Kankyo Kogaku","volume":"33 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2006-03-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"123125789","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
引用次数: 14
画像処理を用いた農産物の等階級選別手法に関する研究(第2報) : カラーCCDカメラを用いた農産物の質量推定実験 使用图像处理的农产品等阶级筛选方法的研究(第2报):使用彩色CCD照相机的农产品质量推定实验
Pub Date : 2006-03-01 DOI: 10.2525/SHITA.18.18
充隆 栗田, 直樹 近藤
レンブ, バレイショ, トマトの自動選別システムにおいて, 画像処理を用いて, カメラ数や体積計算方法を検討し, 質量推定実験を行った結果, 以下の知見が得られた. 1) レンブに関しては, 上横2カメラの画像から体積を円錐モデルで近似し, 比重パラメータを乗じた方法が最も結果がよく, 誤差平均9.2 gの計測精度であった.2) バレイショに関しては, 直交する3方向に配置した3カメラの投影面積から体積を近似し, 比重パラメータを乗じる方法が最も結果がよく, 誤差平均7.1 gの計測精度であった.3) トマトに関しては, 直交する3方向に配置した3カメラの投影面積から体積を近似し, 比重パラメータを乗じる方法で誤差平均7.1 gと十分な精度が得られた. 等級項目の計測に必要とされる6カメラを用いた場合には, 誤差平均6.3 gの計測精度を得た.
在lenb、巴莱西和番茄的自动分拣系统中,利用图像处理研究了照相机数量和体积计算方法,并进行了质量估计实验,结果得出以下见解:1)关于lenb。用圆锥模型从上横2相机的图像中近似体积,乘以比重参数的方法结果最好,计测精度为平均误差9.2 g。根据配置在正交的3个方向上的3个相机的投影面积来近似体积,再乘以比重参数的方法结果最好,测量精度为平均误差7.1 g。利用配置在正交的3个方向上的3个相机的投影面积来近似体积,再乘上比重参数的方法,得到了误差平均7.1 g的充分精度。在使用测量等级项目所需的6相机时,测量精度达到了平均误差6.3 g。
{"title":"画像処理を用いた農産物の等階級選別手法に関する研究(第2報) : カラーCCDカメラを用いた農産物の質量推定実験","authors":"充隆 栗田, 直樹 近藤","doi":"10.2525/SHITA.18.18","DOIUrl":"https://doi.org/10.2525/SHITA.18.18","url":null,"abstract":"レンブ, バレイショ, トマトの自動選別システムにおいて, 画像処理を用いて, カメラ数や体積計算方法を検討し, 質量推定実験を行った結果, 以下の知見が得られた. 1) レンブに関しては, 上横2カメラの画像から体積を円錐モデルで近似し, 比重パラメータを乗じた方法が最も結果がよく, 誤差平均9.2 gの計測精度であった.2) バレイショに関しては, 直交する3方向に配置した3カメラの投影面積から体積を近似し, 比重パラメータを乗じる方法が最も結果がよく, 誤差平均7.1 gの計測精度であった.3) トマトに関しては, 直交する3方向に配置した3カメラの投影面積から体積を近似し, 比重パラメータを乗じる方法で誤差平均7.1 gと十分な精度が得られた. 等級項目の計測に必要とされる6カメラを用いた場合には, 誤差平均6.3 gの計測精度を得た.","PeriodicalId":315038,"journal":{"name":"Shokubutsu Kankyo Kogaku","volume":"18 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2006-03-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"133007643","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
引用次数: 2
温室における燃焼式蓄熱型二酸化炭素施肥システムの省エネルギー性・環境負荷低減性・経済性評価 温室燃烧式蓄热型二氧化碳施肥系统的节能性、降低环境负荷、经济性评价
Pub Date : 2005-12-01 DOI: 10.2525/SHITA.17.205
川村 淳浩, 秋澤 淳, 柏木 孝夫
This study evaluated three types of combustion type CO2 fertilization systems: The thermal storage type (excess heat energy is stored and used for heating), the heat waste type (excess heat is discharged outdoors), and the diffusion type (excess heat is discharged indoors). We analyzed the validity, energy-conserving, environmental load-reducing, and cost-reducing characteristics of these types, and reached the following conclusions.1)The excess heat generated by combustion type CO2 fertilization accounted for several percentages of the daily cumulative solar irradiation during the intermediate period under the standard condition in this study (amount of CO2 fertilization,48 g (CO2) m-2d-1). The thermal storage type is expected to prevent the aggravation of the thermal/humidity environment in the greenhouse and decrease the efficiency of supplied CO2.2)Using the thermal storage type,a maximal energy conservation of 8% and a reduction in CO2 discharge can be expected in large greenhouses (annual energy consumption in the entire greenhouse, about 3 GWh) under the standard conditions of this study (summer/intermediate period ratio, 0.33; thermal storage/discharge efficiency, 0.8).3)The unit cost of CO2 fertilization using this thermal storage type was about 25 yen kg-1 (during depreciation) and about 12 yen kg-1 (after depreciation) under the standard conditions of this study (summer/intermediate period ratio, 0.33; price of unit quantity of heat, 5.5 yen kWh-1; thermal storage/discharge efficiency, 0.8). To reduce the unit cost of CO2fertilization, improvement in thermal storage/discharge efficiency, a decrease in fuel cost, and an increase in the number of days in operation during the intermediate period are necessary.
本研究评价了三种燃烧型CO2施肥系统:蓄热型(储存多余热能用于加热)、余热型(将多余热量排放到室外)和扩散型(将多余热量排放到室内)。研究结果表明:①在本研究标准条件下(CO2施肥量为48 g (CO2) m-2d-1),燃烧型CO2施肥产生的余热占中期日累积太阳辐照量的几个百分比;蓄热式可防止温室热湿环境恶化,降低供气CO2效率2.2)在本研究标准条件下(夏季/中期比0.33;3)在本研究标准条件下(夏季/中期比0.33),采用该蓄热方式CO2施肥的单位成本约为25日元kg-1(折旧期间),约为12日元kg-1(折旧后);单位热量价格5.5日元kWh-1;蓄热/放热效率0.8)。为了降低co2施肥的单位成本,必须提高蓄热/排放效率,降低燃料成本,增加中间阶段的运行天数。
{"title":"温室における燃焼式蓄熱型二酸化炭素施肥システムの省エネルギー性・環境負荷低減性・経済性評価","authors":"川村 淳浩, 秋澤 淳, 柏木 孝夫","doi":"10.2525/SHITA.17.205","DOIUrl":"https://doi.org/10.2525/SHITA.17.205","url":null,"abstract":"This study evaluated three types of combustion type CO2 fertilization systems: The thermal storage type (excess heat energy is stored and used for heating), the heat waste type (excess heat is discharged outdoors), and the diffusion type (excess heat is discharged indoors). We analyzed the validity, energy-conserving, environmental load-reducing, and cost-reducing characteristics of these types, and reached the following conclusions.1)The excess heat generated by combustion type CO2 fertilization accounted for several percentages of the daily cumulative solar irradiation during the intermediate period under the standard condition in this study (amount of CO2 fertilization,48 g (CO2) m-2d-1). The thermal storage type is expected to prevent the aggravation of the thermal/humidity environment in the greenhouse and decrease the efficiency of supplied CO2.2)Using the thermal storage type,a maximal energy conservation of 8% and a reduction in CO2 discharge can be expected in large greenhouses (annual energy consumption in the entire greenhouse, about 3 GWh) under the standard conditions of this study (summer/intermediate period ratio, 0.33; thermal storage/discharge efficiency, 0.8).3)The unit cost of CO2 fertilization using this thermal storage type was about 25 yen kg-1 (during depreciation) and about 12 yen kg-1 (after depreciation) under the standard conditions of this study (summer/intermediate period ratio, 0.33; price of unit quantity of heat, 5.5 yen kWh-1; thermal storage/discharge efficiency, 0.8). To reduce the unit cost of CO2fertilization, improvement in thermal storage/discharge efficiency, a decrease in fuel cost, and an increase in the number of days in operation during the intermediate period are necessary.","PeriodicalId":315038,"journal":{"name":"Shokubutsu Kankyo Kogaku","volume":"90 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2005-12-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"132200066","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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A Neural-Network Model for Predicting the Quality of 'Satsuma' Mandarin 预测“萨摩”普通话质量的神经网络模型
Pub Date : 2005-06-01 DOI: 10.2525/SHITA.17.90
Tetsuo Morimoto, Y. Ouchi, Masayuki Yoshinouchi
本研究は,ニューラルネットワークを利用して,温州ミカンの収穫時期における品質(糖度とクエン酸含量)の値を,それまでの品質および気象の時系列データから予測するモデルを開発した.学習およびモデル検証用のデータは,7年間,8~11月にかけて収集された七つのデータセットであり,各データは4点(8~11月)の時系列からなる.このうち六つを学習用に,一つをモデル検証用に用いた.品質に大きな影響を与える気象要因は降雨量と日照時間であり,とくに降雨量が顕著であった.それで2入力(降雨量と日照時間)-2出力(糖度とクエン酸含量)モデルを構築した.入力(気象要因)と出力(果実の品質)の関係は,非線形特性が強く,また実測データのばらつきが大きいので数式によるモデル化は困難であるが,3層のニューラルネットワークを用いて,入力と出力の現在および過去の時系列データを使用し,最適な学習回数,システムパラメータ数,中間層ニューロン数を選ぶことにより,精度の高いモデルを構築できた.
本研究利用神经网络开发了一种模型,该模型可以根据之前的质量和天气的时间序列数据,预测温州桔子收获时期的质量(糖度和柠檬酸含量)值。用于学习和模型验证的数据是7年期间在8 ~ 11月收集的7个数据集,每个数据由4个点(8 ~ 11月)组成。其中6个用于学习,1个用于模型验证。影响质量较大的气象因素是降雨量和日照时间,降雨量尤为明显。因此建立了2输入(降雨量和日照时间)- 2输出(糖度和柠檬酸含量)模型。输入(气象因素)和输出(果实质量)的关系具有很强的非线性特性,而且实测数据的偏差很大,因此很难通过公式进行建模,但可以利用3层神经网络,通过使用输入和输出的当前和过去的时间序列数据,选择最佳的学习次数、系统参数数量和中间层神经元数量,能够构建精度较高的模型。
{"title":"A Neural-Network Model for Predicting the Quality of 'Satsuma' Mandarin","authors":"Tetsuo Morimoto, Y. Ouchi, Masayuki Yoshinouchi","doi":"10.2525/SHITA.17.90","DOIUrl":"https://doi.org/10.2525/SHITA.17.90","url":null,"abstract":"本研究は,ニューラルネットワークを利用して,温州ミカンの収穫時期における品質(糖度とクエン酸含量)の値を,それまでの品質および気象の時系列データから予測するモデルを開発した.学習およびモデル検証用のデータは,7年間,8~11月にかけて収集された七つのデータセットであり,各データは4点(8~11月)の時系列からなる.このうち六つを学習用に,一つをモデル検証用に用いた.品質に大きな影響を与える気象要因は降雨量と日照時間であり,とくに降雨量が顕著であった.それで2入力(降雨量と日照時間)-2出力(糖度とクエン酸含量)モデルを構築した.入力(気象要因)と出力(果実の品質)の関係は,非線形特性が強く,また実測データのばらつきが大きいので数式によるモデル化は困難であるが,3層のニューラルネットワークを用いて,入力と出力の現在および過去の時系列データを使用し,最適な学習回数,システムパラメータ数,中間層ニューロン数を選ぶことにより,精度の高いモデルを構築できた.","PeriodicalId":315038,"journal":{"name":"Shokubutsu Kankyo Kogaku","volume":"2014 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2005-06-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"128015721","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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Controlling the Lengths of Hypocotyl and Individual Internodes of Tomato Seedlings by Changing DIF with Time 随时间变化DIF对番茄幼苗下胚轴和单株节间长度的控制
Pub Date : 2005-06-01 DOI: 10.2525/SHITA.17.68
Yasuyo Koyano, C. Chun, T. Kozai
本試験では, 閉鎖型苗生産システムにおいて+10または-10℃ のDIF を6-8日毎に与えた条件下でのトマト実生の胚軸長, 各節間長, さらには胚軸および各節間の日伸長速度の経日変化を調査した. その結果, 各節間長の日伸長速度の経日変化はガウス曲線で近似でき, 各節間の伸長は初期の遅延段階, 急速生長段階, およびプラトー段階に分けられた. 日伸長速度が最大値に達するまでの日数, 言い換えれば, 急速生長段階の時期は節間ごとに異なった. 試験開始後22日目の各節間長の試験区による違いは, 各節間の急速生長段階におけるDIFの値により, ほぼ説明できたことから, 胚軸および各節間の急速生長段階時に処理するDIF を変えることで各節間長が制御できる可能性が示された. たとえば, 接ぎ木苗生産において胚軸長および各節間長の制御が可能になれば, 作業能率と苗質の向上がはかれる.
本试验中,在封闭式育苗生产系统中,每6-8天给予+10或-10℃DIF条件下,西红柿实生胚轴长度、各节间长度;进一步调查了胚轴及各节间的日伸长速度的每日变化,结果发现,各节间长度的日伸长速度的每日变化可以用高斯曲线来近似,各节间的伸长可以分为初始延迟阶段、快速生长阶段、以及被分为柏拉图阶段。日扩张速度达到最大值所需的天数,换句话说,快速生长阶段的时期在每个节间是不同的。由于通过各节间快速生长阶段的DIF值,可以大致说明测试开始后第22天各节间长度根据测试区域的不同,通过改变胚轴和各节间快速生长阶段时处理的DIF,可以控制各节间长度。例如,如果在嫁接秧苗生产中可以控制胚轴长度和各节间长度,工作效率和苗质得到提高。
{"title":"Controlling the Lengths of Hypocotyl and Individual Internodes of Tomato Seedlings by Changing DIF with Time","authors":"Yasuyo Koyano, C. Chun, T. Kozai","doi":"10.2525/SHITA.17.68","DOIUrl":"https://doi.org/10.2525/SHITA.17.68","url":null,"abstract":"本試験では, 閉鎖型苗生産システムにおいて+10または-10℃ のDIF を6-8日毎に与えた条件下でのトマト実生の胚軸長, 各節間長, さらには胚軸および各節間の日伸長速度の経日変化を調査した. その結果, 各節間長の日伸長速度の経日変化はガウス曲線で近似でき, 各節間の伸長は初期の遅延段階, 急速生長段階, およびプラトー段階に分けられた. 日伸長速度が最大値に達するまでの日数, 言い換えれば, 急速生長段階の時期は節間ごとに異なった. 試験開始後22日目の各節間長の試験区による違いは, 各節間の急速生長段階におけるDIFの値により, ほぼ説明できたことから, 胚軸および各節間の急速生長段階時に処理するDIF を変えることで各節間長が制御できる可能性が示された. たとえば, 接ぎ木苗生産において胚軸長および各節間長の制御が可能になれば, 作業能率と苗質の向上がはかれる.","PeriodicalId":315038,"journal":{"name":"Shokubutsu Kankyo Kogaku","volume":"78 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2005-06-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"128599444","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)の試験管内世代交代 白荠(Arabidopsis thaliana)试管内世代交替
Pub Date : 2005-01-05 DOI: 10.2525/SHITA.17.34
伯彦 岩崎, 裕子 佐藤, 繁 久島
試験管内で生活環を完結しあるいは制御できれば, 母系半数体育種, 試験管内世代交代促進, 試験管内交雑育種等の育種操作を植物工場内で成り立たせ, 植物育種工場とも言える植物産業を育成できるのではないかと考えられる. 試験管内での植物の生活環の完結の事例は少ない. 事例を増やし, 生活環の完結し難い部分を解析できる系が得られると新しい研究分野と産業分野の育成が進むと考えられる. 本研究では, シロイヌナズナ (Arabidopsis thaliana) を用いて試験管内での生活環を検討した. シロイヌナズナ種子を通気膜をつけた225 ml の培養瓶に分注した30 g/l ショ糖, 8 g/l 寒天を含むムラシゲスクーグ培地で22℃, 16時間明期で培養すると, 100% の培養体から花芽が誘導され, 67%の培養体が種子を形成し, 生活環が試験管内で完結可能となった.試験管内で得られたすべての種子がポット栽培で発芽し, 生育した幼植物に形態上の変異はみられず, 試験管内種子は正常と考えられた.試験管内で形成された種子は試験管内で, 発芽し, 花芽が誘導され, 第3世代の種子が試験管内で形成され, 連続的に生活環の完結が可能と示唆された. 本系は試験管内での生活環, 試験管内世代交代促進, 試験管内交雑育種等の研究に役立つモデル系として活用可能と考えられた.
如果能在试管内完成或控制生活环节,就可以在植物工厂内完成母系半体育种、试管内促进世代交替、试管内杂交育种等育种操作,可以认为是可以培育植物育种工厂的植物产业。试管内植物的生活环节完成的事例很少,如果增加事例,得到能够解析生活环节难以完成的部分的体系的话,新的研究领域和产业领域的培育将会进步。在本研究中,使用白荠菜(Arabidopsis thaliana)研究了试管内的生活环节。将白荠菜种子倒入带通气膜的225毫升培养瓶中,注30g /l蔗糖;在含有8g /l琼脂的紫色培养基中,在22℃、16小时的明期下进行培养,100%的培养体诱导花芽,67%的培养体形成种子,可在试管内完成生活环。试管内获得的所有种子均通过壶栽培发芽,生长的幼苗未出现形态上的变异,认为试管内种子正常。在试管内形成的种子在试管内发芽,诱导出花芽,第三代种子在试管内形成,可以连续完成生活环节。本系统被认为是对试管内的生活环,试管内世代交替促进,试管内杂交育种等的研究有用的模型系统。
{"title":"シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)の試験管内世代交代","authors":"伯彦 岩崎, 裕子 佐藤, 繁 久島","doi":"10.2525/SHITA.17.34","DOIUrl":"https://doi.org/10.2525/SHITA.17.34","url":null,"abstract":"試験管内で生活環を完結しあるいは制御できれば, 母系半数体育種, 試験管内世代交代促進, 試験管内交雑育種等の育種操作を植物工場内で成り立たせ, 植物育種工場とも言える植物産業を育成できるのではないかと考えられる. 試験管内での植物の生活環の完結の事例は少ない. 事例を増やし, 生活環の完結し難い部分を解析できる系が得られると新しい研究分野と産業分野の育成が進むと考えられる. 本研究では, シロイヌナズナ (Arabidopsis thaliana) を用いて試験管内での生活環を検討した. シロイヌナズナ種子を通気膜をつけた225 ml の培養瓶に分注した30 g/l ショ糖, 8 g/l 寒天を含むムラシゲスクーグ培地で22℃, 16時間明期で培養すると, 100% の培養体から花芽が誘導され, 67%の培養体が種子を形成し, 生活環が試験管内で完結可能となった.試験管内で得られたすべての種子がポット栽培で発芽し, 生育した幼植物に形態上の変異はみられず, 試験管内種子は正常と考えられた.試験管内で形成された種子は試験管内で, 発芽し, 花芽が誘導され, 第3世代の種子が試験管内で形成され, 連続的に生活環の完結が可能と示唆された. 本系は試験管内での生活環, 試験管内世代交代促進, 試験管内交雑育種等の研究に役立つモデル系として活用可能と考えられた.","PeriodicalId":315038,"journal":{"name":"Shokubutsu Kankyo Kogaku","volume":"29 1","pages":"0"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"2005-01-05","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"129265214","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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期刊
Shokubutsu Kankyo Kogaku
全部 Acc. Chem. Res. ACS Applied Bio Materials ACS Appl. Electron. Mater. ACS Appl. Energy Mater. ACS Appl. Mater. Interfaces ACS Appl. Nano Mater. ACS Appl. Polym. Mater. ACS BIOMATER-SCI ENG ACS Catal. ACS Cent. Sci. ACS Chem. Biol. ACS Chemical Health & Safety ACS Chem. Neurosci. ACS Comb. Sci. ACS Earth Space Chem. ACS Energy Lett. ACS Infect. Dis. ACS Macro Lett. ACS Mater. Lett. ACS Med. Chem. Lett. ACS Nano ACS Omega ACS Photonics ACS Sens. ACS Sustainable Chem. Eng. ACS Synth. Biol. Anal. Chem. BIOCHEMISTRY-US Bioconjugate Chem. BIOMACROMOLECULES Chem. Res. Toxicol. Chem. Rev. Chem. Mater. CRYST GROWTH DES ENERG FUEL Environ. Sci. Technol. Environ. Sci. Technol. Lett. Eur. J. Inorg. Chem. IND ENG CHEM RES Inorg. Chem. J. Agric. Food. Chem. J. Chem. Eng. Data J. Chem. Educ. J. Chem. Inf. Model. J. Chem. Theory Comput. J. Med. Chem. J. Nat. Prod. J PROTEOME RES J. Am. Chem. Soc. LANGMUIR MACROMOLECULES Mol. Pharmaceutics Nano Lett. Org. Lett. ORG PROCESS RES DEV ORGANOMETALLICS J. Org. Chem. J. Phys. Chem. J. Phys. Chem. A J. Phys. Chem. B J. Phys. Chem. C J. Phys. Chem. Lett. Analyst Anal. Methods Biomater. Sci. Catal. Sci. Technol. Chem. Commun. Chem. Soc. Rev. CHEM EDUC RES PRACT CRYSTENGCOMM Dalton Trans. Energy Environ. Sci. ENVIRON SCI-NANO ENVIRON SCI-PROC IMP ENVIRON SCI-WAT RES Faraday Discuss. Food Funct. Green Chem. Inorg. Chem. Front. Integr. Biol. J. Anal. At. Spectrom. J. Mater. Chem. A J. Mater. Chem. B J. Mater. Chem. C Lab Chip Mater. Chem. Front. Mater. Horiz. MEDCHEMCOMM Metallomics Mol. Biosyst. Mol. Syst. Des. Eng. Nanoscale Nanoscale Horiz. Nat. Prod. Rep. New J. Chem. Org. Biomol. Chem. Org. Chem. Front. PHOTOCH PHOTOBIO SCI PCCP Polym. Chem.
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