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Bulletin of the Agricultural Chemical Society of Japan最新文献

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Formation of Aroma Components in Roasted or Pan-fired Green Tea by Roasting or Pan-firing Treatment. 焙炒或煎炒绿茶香气成分的形成。
Pub Date : 1999-01-01 DOI: 10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.893
M. Kawakami, T. Yamanishi
露天栽培と被覆栽培による荒茶および焙焼度を2段階に変えたほうじ茶と釜炒り茶の香気組成を比較して,加熱操作が香気形成に及ぼす影響を調べた.その結果以下の知見が得られた. (1) 荒茶では,緑茶の主要香気成分と考えられているテルペンアルコールに加え,maltol, coumarin, pyridine, indoleなど甘い香りや異臭成分の組成比が高く,複雑な緑茶香気の形成に寄与していた. (2) ほうじ茶および釜炒り茶では,ピラジン,ピロール,フラン,ピラノンなど,糖とアミノ酸によるMaillard反応生成物が香気の主たる部分を占め,焙じ香の要因となっていた,特に,L-テアニンとD-グルコース,D-キシロースの加熱で生成する1-ethyl-3, 4-dehydropyrrolidoneの生成量が大きかった. (3) ほうじ茶から86化合物が,釜炒り茶から44化合物が新たに同定された.その多くは焙焼香気に寄与するものであったが,荒茶や釜炒り茶に認められたsulfinylbismethaneとsulfonylbisme-thaneは,緑茶香気にとって重要な含硫化合物と考えられた. (4) ほうじ条件として,茎が入る場合には強めの150°C, 12minが,茶葉だけの場合には温度を下げ,時間を短くしたマイルドな条件の130°C,10minが適していた.また,100°C,15minの条件では十分な焙じ香を得ることができなかった. (5) 露天,被覆の栽培法の違いが焙焼香気形成に及ぼす影響はそれほど大きくはなかった,しかし釜炒り茶では,露天茶はアルコールの含有比が高いが,被覆茶はピラジン,ピロールなど含窒素焙焼香気成分の含有比がかなり高いという差異が認められた. 本研究を進めるにあたり,試料提供と試料の焙焼をご担当いただいた静岡すいこう園の水越良和氏に深謝いたします.
对露天栽培和覆盖栽培的荒茶以及焙烧度改为2阶段的焙炒茶和釜炒茶的香气组成进行了比较,调查了加热操作对香气形成产生的影响。其结果得到了以下见解。粗茶中,除了被认为是绿茶的主要香气成分的萜醇之外,还添加了maltol、coumarin、pyridine、indole等甜香和异臭成分的组成比例较高,有助于形成复杂的绿茶香气。焙炒茶和釜炒茶中,吡嗪、吡咯、呋喃、吡喃酮等糖和氨基酸的Maillard反应生成物占香气的主要部分,是焙炒香的主要原因,特别是L-茶氨酸和D-葡萄糖,D-木糖加热生成1-ethyl-3,4-dehydropyrrolidone的生成量很大。(3)在焙烤茶中新发现86种化合物,在釜炒茶中新发现44种化合物。其中很多化合物都是对焙烤香气有贡献的产物,但在荒茶和釜炒茶中被认定为sulfinylbismethane和sulfonylbisme-thane被认为是对绿茶香气很重要的含硫化合物。(4)作为法制条件,茎进入时要在150°C的强度下,12min,如果只有茶叶的话,温度降低,时间缩短的温和条件130°C,10min比较合适。另外,100°C,15min的条件不能得到充分的焙香。露天和覆膜栽培方法的不同对焙烤香气形成的影响并不大,但是在釜炒茶中,露天茶的酒精含量比较高,而覆膜茶的吡嗪、吡啶等含氮焙烤香气成分的含量比相当高。的差异被认可了。在此,我们向静冈水工园的水越良和先生表示深深的谢意,水越良和先生负责提供样品和焙烧样品。
{"title":"Formation of Aroma Components in Roasted or Pan-fired Green Tea by Roasting or Pan-firing Treatment.","authors":"M. Kawakami, T. Yamanishi","doi":"10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.893","DOIUrl":"https://doi.org/10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.893","url":null,"abstract":"露天栽培と被覆栽培による荒茶および焙焼度を2段階に変えたほうじ茶と釜炒り茶の香気組成を比較して,加熱操作が香気形成に及ぼす影響を調べた.その結果以下の知見が得られた. (1) 荒茶では,緑茶の主要香気成分と考えられているテルペンアルコールに加え,maltol, coumarin, pyridine, indoleなど甘い香りや異臭成分の組成比が高く,複雑な緑茶香気の形成に寄与していた. (2) ほうじ茶および釜炒り茶では,ピラジン,ピロール,フラン,ピラノンなど,糖とアミノ酸によるMaillard反応生成物が香気の主たる部分を占め,焙じ香の要因となっていた,特に,L-テアニンとD-グルコース,D-キシロースの加熱で生成する1-ethyl-3, 4-dehydropyrrolidoneの生成量が大きかった. (3) ほうじ茶から86化合物が,釜炒り茶から44化合物が新たに同定された.その多くは焙焼香気に寄与するものであったが,荒茶や釜炒り茶に認められたsulfinylbismethaneとsulfonylbisme-thaneは,緑茶香気にとって重要な含硫化合物と考えられた. (4) ほうじ条件として,茎が入る場合には強めの150°C, 12minが,茶葉だけの場合には温度を下げ,時間を短くしたマイルドな条件の130°C,10minが適していた.また,100°C,15minの条件では十分な焙じ香を得ることができなかった. (5) 露天,被覆の栽培法の違いが焙焼香気形成に及ぼす影響はそれほど大きくはなかった,しかし釜炒り茶では,露天茶はアルコールの含有比が高いが,被覆茶はピラジン,ピロールなど含窒素焙焼香気成分の含有比がかなり高いという差異が認められた. 本研究を進めるにあたり,試料提供と試料の焙焼をご担当いただいた静岡すいこう園の水越良和氏に深謝いたします.","PeriodicalId":9443,"journal":{"name":"Bulletin of the Agricultural Chemical Society of Japan","volume":"14 1","pages":"893-906"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1999-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"87218969","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
引用次数: 18
Conditions Influencing the Growth-Promoting/Sustaining Effects of Carbon Material in Agar Plates. 影响琼脂平板中碳材料促/维持生长效果的条件。
Pub Date : 1999-01-01 DOI: 10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.1181
S. Endo, H. Ohshima, Shuta Takayanagi, A. Fujino, K. Endoh, Y. Nishikawa, M. Matsuhashi
黒鉛(グラファイト)粉末や活性炭を富栄養寒天培地に混じると,通常では生育できないストレス条件下でも,B. carboniphilusや淋菌,レジオネラ菌などの増殖をひき起こすことが知られている.本報の実験ではすべてB. carboniphilusを用いたが,コロニー形成率で測定したこの菌の増殖は寒天培地中の炭素素材の量におよそ比例した.そしてこの菌の増殖の顕著な性質は,ぺトリ皿をアルミホイルで包んで外部の波動のあるもの,例えば電磁波のあるものから遮へいした場合,完全とはいえないもののかなりの増殖の阻害が見られることであった.寒天培地中に炭素素材を入れたときの菌の増殖は43°Cから43.5°Cで最大であり,44°C以上ではおそらくこの菌固有の性質から炭素素材があっても菌は著しく生えにくくなった.42°C以下では炭素素材がなくても完全に致死的ではなかった.炭素素材のあるとき,寒天培地からKClを1%減らすと,43.5°Cでの生育はかえって減少した.また固形ストレス培地中の寒天濃度を高めると炭素素材存在下の生育は大きく増大した.このようにストレス寒天培地上のB.carboniphitusの増殖は炭素素材の量,KClの濃度,寒天の濃度,培養温度,および外部からの波動などによって影響を受ける.これらの性質は以前に報告した炭素素材の遠隔効果と似ており,炭素素材の近接的効果も遠隔効果と同様に光音響転換による音波シグナルの伝達が主要な機構を占めていることを示唆する.
将石墨粉末和活性炭与富营养寒天培养基混合后,即使在通常不能生长的压力条件下,也能引起B. carboniphilus、淋菌、军团菌等的增殖。在本报的实验中全部B.虽然使用了carboniphilus,但根据菌落形成率测定,这种细菌的增殖与琼脂培培基中碳材料的量大约成比例。而且这种细菌增殖的显著性质是,用铝箔纸包着培托皿,在外部波动时例如,在遮挡有电磁波的物体时,可以看到并不完全的物体的大量增殖受到了阻碍。在琼脂培养基中加入碳材料时,细菌的增殖在43°C至43.5°C时最大,在44°C以上,由于这种细菌固有的性质,即使有碳材料,细菌也很难显著生长。在42°C以下,碳材料就会变弱。也不是完全致死的。有碳素材料时,如果将琼脂培养基中的KCl减少1%,则在43.5°C下的生长反而减少。另外,如果提高固体压力培养基中的琼脂浓度,则在碳素材料存在下的生长大幅增大。上面的B.carboniphitus的增殖受到碳素材料的量、KCl的浓度、琼脂的浓度、培养温度以及外部波动等的影响。这些性质与之前报告的碳素材料的远程效果相似,因此受到碳素这表明,素材的邻近效果和远程效果一样,主要是通过光声转换来传递声波信号。
{"title":"Conditions Influencing the Growth-Promoting/Sustaining Effects of Carbon Material in Agar Plates.","authors":"S. Endo, H. Ohshima, Shuta Takayanagi, A. Fujino, K. Endoh, Y. Nishikawa, M. Matsuhashi","doi":"10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.1181","DOIUrl":"https://doi.org/10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.1181","url":null,"abstract":"黒鉛(グラファイト)粉末や活性炭を富栄養寒天培地に混じると,通常では生育できないストレス条件下でも,B. carboniphilusや淋菌,レジオネラ菌などの増殖をひき起こすことが知られている.本報の実験ではすべてB. carboniphilusを用いたが,コロニー形成率で測定したこの菌の増殖は寒天培地中の炭素素材の量におよそ比例した.そしてこの菌の増殖の顕著な性質は,ぺトリ皿をアルミホイルで包んで外部の波動のあるもの,例えば電磁波のあるものから遮へいした場合,完全とはいえないもののかなりの増殖の阻害が見られることであった.寒天培地中に炭素素材を入れたときの菌の増殖は43°Cから43.5°Cで最大であり,44°C以上ではおそらくこの菌固有の性質から炭素素材があっても菌は著しく生えにくくなった.42°C以下では炭素素材がなくても完全に致死的ではなかった.炭素素材のあるとき,寒天培地からKClを1%減らすと,43.5°Cでの生育はかえって減少した.また固形ストレス培地中の寒天濃度を高めると炭素素材存在下の生育は大きく増大した.このようにストレス寒天培地上のB.carboniphitusの増殖は炭素素材の量,KClの濃度,寒天の濃度,培養温度,および外部からの波動などによって影響を受ける.これらの性質は以前に報告した炭素素材の遠隔効果と似ており,炭素素材の近接的効果も遠隔効果と同様に光音響転換による音波シグナルの伝達が主要な機構を占めていることを示唆する.","PeriodicalId":9443,"journal":{"name":"Bulletin of the Agricultural Chemical Society of Japan","volume":"54 1","pages":"1181-1186"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1999-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"75107748","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
引用次数: 0
Bacteria in Ecosystem. 生态系统中的细菌。
Pub Date : 1999-01-01 DOI: 10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.623
Kenjiro Kato
{"title":"Bacteria in Ecosystem.","authors":"Kenjiro Kato","doi":"10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.623","DOIUrl":"https://doi.org/10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.623","url":null,"abstract":"","PeriodicalId":9443,"journal":{"name":"Bulletin of the Agricultural Chemical Society of Japan","volume":"52 1","pages":"623-625"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1999-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"74075257","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
引用次数: 1
Biodiversity of Unculturable Soil Microorganisms. 不可培养土壤微生物的生物多样性。
Pub Date : 1999-01-01 DOI: 10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.614
H. Oyaizu, Hongik Kimu, D. Honda
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Characteristics of the Gut Immune Response. 肠道免疫反应的特点。
Pub Date : 1999-01-01 DOI: 10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.523
S. Hachimura, M. Goto, Tadashi Yoshida, M. Hashiguchi, S. Kaminogawa
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A Criterion for the Optimization of the Process Producing L-Cystine on an Industrial Scale. 工业规模生产l -胱氨酸工艺优化标准。
Pub Date : 1999-01-01 DOI: 10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.1167
Yasushi Yamamoto, Kunihiko Akashi, Kobayashi Tadao, T. Utagawa, Itsuo Fujita
DL-2-アミノチアゾリン-4-カルボン酸からL-シスチンを工業的に生産することを目的として,その反応の最適化を行うための管理指標の探索を行った. 本反応においては蓄積するCysHおよび発生する硫化水素が反応に阻害的に作用する.この影響を小さくするためには生成したCysHを化学的に酸化してCysにすることが有効であった. しかしながら,酸化に必要な溶存酸素は酵素反応に阻害的に作用し,酵素を失活させていると考えられる.これに対し,極めて低い濃度の溶存酸素の測定に有効な酸化還元電位を管理指標に酵素反応実験を行い,-450mVの酸化還元電位の条件で高い反応収率と反応速度が得られることを見いだした.この結果は,工業化の試験プラントにおいても再現し,ATC75mg/mLの反応液から反応収率83%の成績が得られた.このことから,酸化還元電位を指標としたプロセス管理が適切であることが確認された.
以从DL-2-氨基硫唑啉-4-羧酸中工业生产L-胱氨酸为目的,探索了优化该反应的管理指标。在本反应中,累积的CysH和产生的硫化氢对反应起阻碍作用。为了减小这种影响,将生成的CysH化学氧化为Cys是有效的。但是,氧化所需的溶解氧会对酶反应产生抑制作用,使酶失活。对此,以测定极低浓度溶解氧时有效的氧化还原电位为管理指标进行了酶反应实验,结果显示:-450m发现在V的氧化还原电位条件下可获得高反应收率和反应速度,这一结果在工业化试验设备中也得到了再现,在ATC75mg/mL的反应液中获得了83%的反应收率。,确认了以氧化还原电位为指标的工艺管理是正确的。
{"title":"A Criterion for the Optimization of the Process Producing L-Cystine on an Industrial Scale.","authors":"Yasushi Yamamoto, Kunihiko Akashi, Kobayashi Tadao, T. Utagawa, Itsuo Fujita","doi":"10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.1167","DOIUrl":"https://doi.org/10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.1167","url":null,"abstract":"DL-2-アミノチアゾリン-4-カルボン酸からL-シスチンを工業的に生産することを目的として,その反応の最適化を行うための管理指標の探索を行った. 本反応においては蓄積するCysHおよび発生する硫化水素が反応に阻害的に作用する.この影響を小さくするためには生成したCysHを化学的に酸化してCysにすることが有効であった. しかしながら,酸化に必要な溶存酸素は酵素反応に阻害的に作用し,酵素を失活させていると考えられる.これに対し,極めて低い濃度の溶存酸素の測定に有効な酸化還元電位を管理指標に酵素反応実験を行い,-450mVの酸化還元電位の条件で高い反応収率と反応速度が得られることを見いだした.この結果は,工業化の試験プラントにおいても再現し,ATC75mg/mLの反応液から反応収率83%の成績が得られた.このことから,酸化還元電位を指標としたプロセス管理が適切であることが確認された.","PeriodicalId":9443,"journal":{"name":"Bulletin of the Agricultural Chemical Society of Japan","volume":"1 1","pages":"1167-1172"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1999-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"86801889","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
引用次数: 3
Chemistry and Genetics on Sex Pheromone Signaling in Enterococcus faecalis. 粪肠球菌性信息素信号的化学和遗传学研究。
Pub Date : 1999-01-01 DOI: 10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.1155
J. Nakayama
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Essential Molecules for Cell Growth in Yeast: Control of Cell Proliferation by Calcium-signaling Pathway. 酵母细胞生长必需分子:钙信号通路对细胞增殖的控制。
Pub Date : 1999-01-01 DOI: 10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.887
D. Hirata
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引用次数: 0
Elastase Activity in Natto, and Its Relation to Nattokinase. 纳豆弹性酶活性及其与纳豆激酶的关系
Pub Date : 1999-01-01 DOI: 10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.1187
H. Sumi, M. Yoshikawa, Tomoko Baba, Kiminori Matsuda, H. Kubota
In commercially obtained natto, 12 kinds of cereal and okara-natto preparations, both elastase and nattokinase activities were found. Particularly, in the natto preparations fermented with broad beans, soybeans, or green beans showed much stronger elastase activity, and it was also confirmed in Bacillus natto cells after ultrasonication. Using the commercially obtained nattokinase and natto extract, elastase activity in the eluate of isoelectricfocussing was parallel to that of nattokinase activity. Highly purified natto-elastase was proved to be identical to nattokinase by pI (about 8.7, isoelectric focussing), molecular weight (about 20, 000, gel filtration), and also by NH2-terminal amino acid sequence (21 residues) identified by Edmans method.
在市购纳豆、12种谷物和豆蔻纳豆制剂中均发现了弹性蛋白酶和纳豆激酶活性。其中,以蚕豆、大豆、青豆为原料发酵的纳豆制品弹性酶活性更强,超声波检测纳豆芽孢杆菌细胞也证实了这一点。利用市购纳豆激酶和纳豆提取物,等电聚焦洗脱液中的弹性酶活性与纳豆激酶活性平行。高纯度纳豆弹性酶通过pI(约8.7,等电聚焦)、分子量(约20,000,凝胶过滤)和nh2末端氨基酸序列(21个残基)被证明与纳豆激酶相同。
{"title":"Elastase Activity in Natto, and Its Relation to Nattokinase.","authors":"H. Sumi, M. Yoshikawa, Tomoko Baba, Kiminori Matsuda, H. Kubota","doi":"10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.1187","DOIUrl":"https://doi.org/10.1271/NOGEIKAGAKU1924.73.1187","url":null,"abstract":"In commercially obtained natto, 12 kinds of cereal and okara-natto preparations, both elastase and nattokinase activities were found. Particularly, in the natto preparations fermented with broad beans, soybeans, or green beans showed much stronger elastase activity, and it was also confirmed in Bacillus natto cells after ultrasonication. Using the commercially obtained nattokinase and natto extract, elastase activity in the eluate of isoelectricfocussing was parallel to that of nattokinase activity. Highly purified natto-elastase was proved to be identical to nattokinase by pI (about 8.7, isoelectric focussing), molecular weight (about 20, 000, gel filtration), and also by NH2-terminal amino acid sequence (21 residues) identified by Edmans method.","PeriodicalId":9443,"journal":{"name":"Bulletin of the Agricultural Chemical Society of Japan","volume":"36 1","pages":"1187-1190"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1999-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"80936374","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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Taxonomic Criteria and Phylogeny of the Class Actinobacteria. 放线菌纲的分类标准和系统发育。
Pub Date : 1999-01-01 DOI: 10.1271/nogeikagaku1924.73.619
Ken-ichiro Suzuki, T. Kudo
現在,細 菌の分類体系は16S rRNAの 塩基配列に 基づく系統分類がその骨格を形成 している.こ れは, プローブによる特定の微生物の検出や,部 分塩基配列 を用いた同定を可能とし,日 進月歩の関連技術と合わ せて最もトレンドかつ普遍性の高い分類手法として定 着しつつある.一 方,化 学分類は系統分類に先行 して 普及 し,微 生物の培養特性に依存 しない細胞成分分析 に基づく分類法として,分 析機器の進歩とともにその 応用範囲を広げてきた.rRNA遺 伝子に基づ く分類 は,生 物間の距離を捉えるのに有効であるが,そ こか ら直接的に,形 態はもちろん,そ の生物のもつ機能や 生理的な特徴を明らかにするのは困難である.昔 か ら,生 物にとって何が最も本質的な性状かを追いつづ けてきた分類学には時代を反映するものが見える.本 稿では化学分類学的指標としてよく用いられている細 胞壁ペプチ ドグリカン,菌 体脂肪酸,そ してイソプレ ノイドキノンの分類学的解析の例を挙げ,系 統分類と の関係を考察する. 2.Actinobacteria 16S rRNA遺 伝 子 の塩基 配 列 は,特 に細 菌 の高次 分 類群 の体 系化 に重 要 な役 割 を果 た してお り,そ れ によ り グラ ム陽 性細 菌 を高GC含 量細 菌 群 と低GC含 量細 菌群 とに大別 で きる ことが知 られ て い る.Bacillus属 や乳 酸菌 を禽 む低GC含 量細 菌 群 は まだ分類 群 と して 命名 され て い ないが,放 線 菌 といわ ゆ るコ リネ フォル ム細菌,Micracoccus属 な どを含 む高GC含 量細 菌群
目前,细菌的分类体系以16s rRNA的碱基序列为基础的系统分类形成了骨架。可通过探针对特定微生物进行检测,并利用部分碱基序列进行鉴定,与日进月步的相关技术相结合,目前已成为最具发展趋势和普遍性的分类方法。另一方面,化学分类先于系统分类普及,作为不依赖微生物培养特性的基于细胞成分分析的分类法,随着分析仪器的进步其应用范围也在不断扩大。区分类对于捕捉生物之间的距离是有效的,但是从那里直接地,形态不用说,那个生物所具有的功能和生理特征明确是困难的。自古以来,对于生物来说什么是最本质的性状,在分类学中可以看到反映时代的东西。本稿列举了经常作为化学分类学指标使用的细胞壁肽聚糖,菌体脂肪酸,以及异戊二烯的分类学分析的例子,考察了与系统分类的关系。Actinobacteria 16s rRNA遗传子的碱基配列,特别对细菌的高阶分类群的体系化起重要作用,因此可使细阳已知可将性细菌大致分为高GC含量细菌群和低GC含量细菌群。以Bacillus属和乳酸菌为主的低GC含量细菌群还没有被分类。虽然没有被命名,但是含有被称为放线菌的yulkorinform细菌和Micracoccus属等的高GC含量细菌群
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Bulletin of the Agricultural Chemical Society of Japan
全部 Acc. Chem. Res. ACS Applied Bio Materials ACS Appl. Electron. Mater. ACS Appl. Energy Mater. ACS Appl. Mater. Interfaces ACS Appl. Nano Mater. ACS Appl. Polym. Mater. ACS BIOMATER-SCI ENG ACS Catal. ACS Cent. Sci. ACS Chem. Biol. ACS Chemical Health & Safety ACS Chem. Neurosci. ACS Comb. Sci. ACS Earth Space Chem. ACS Energy Lett. ACS Infect. Dis. ACS Macro Lett. ACS Mater. Lett. ACS Med. Chem. Lett. ACS Nano ACS Omega ACS Photonics ACS Sens. ACS Sustainable Chem. Eng. ACS Synth. Biol. Anal. Chem. BIOCHEMISTRY-US Bioconjugate Chem. BIOMACROMOLECULES Chem. Res. Toxicol. Chem. Rev. Chem. Mater. CRYST GROWTH DES ENERG FUEL Environ. Sci. Technol. Environ. Sci. Technol. Lett. Eur. J. Inorg. Chem. IND ENG CHEM RES Inorg. Chem. J. Agric. Food. Chem. J. Chem. Eng. Data J. Chem. Educ. J. Chem. Inf. Model. J. Chem. Theory Comput. J. Med. Chem. J. Nat. Prod. J PROTEOME RES J. Am. Chem. Soc. LANGMUIR MACROMOLECULES Mol. Pharmaceutics Nano Lett. Org. Lett. ORG PROCESS RES DEV ORGANOMETALLICS J. Org. Chem. J. Phys. Chem. J. Phys. Chem. A J. Phys. Chem. B J. Phys. Chem. C J. Phys. Chem. Lett. Analyst Anal. Methods Biomater. Sci. Catal. Sci. Technol. Chem. Commun. Chem. Soc. Rev. CHEM EDUC RES PRACT CRYSTENGCOMM Dalton Trans. Energy Environ. Sci. ENVIRON SCI-NANO ENVIRON SCI-PROC IMP ENVIRON SCI-WAT RES Faraday Discuss. Food Funct. Green Chem. Inorg. Chem. Front. Integr. Biol. J. Anal. At. Spectrom. J. Mater. Chem. A J. Mater. Chem. B J. Mater. Chem. C Lab Chip Mater. Chem. Front. Mater. Horiz. MEDCHEMCOMM Metallomics Mol. Biosyst. Mol. Syst. Des. Eng. Nanoscale Nanoscale Horiz. Nat. Prod. Rep. New J. Chem. Org. Biomol. Chem. Org. Chem. Front. PHOTOCH PHOTOBIO SCI PCCP Polym. Chem.
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