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The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan最新文献

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The Conditions of Formation of Dawsonite and Its Crystal Structure Dawsonite的形成条件及其晶体结构
Pub Date : 1971-01-01 DOI: 10.1246/NIKKASHI1898.74.12_2411
Sangwook Kwon, Byong-Ho Kim, Heishichi Ishikawa
アルミン酸ナトリウムの二酸化炭素分解によるアルミナ生成の際, 不純物として夾雑されるものがドーソナイトであることが最近知られて来た。著者らはドーソナイトを不純物でなく主成分として純度の高いものを生成させるためその生成条件について検討した。又, X線回折, 電子回折, 赤外吸収スペクトル等によりその化学構造についても究明した。その結果, 生成条件はアルミン酸ナトリウム調製の出発アルミナにより多少異なるが, アルミン酸ナトリウム溶液中のアルカリが中和され, アルミナが過飽和状態にある溶液に HCO3- が多量存在する場合ドーソナイトが生成されることが判った。この条件を満足させるにはアルミン酸ナトリウム溶液の Na2O/Al2O3 モル比が大きいこと, 温度は 50~90℃, 二酸化炭素の吹込み速度が急激であることなどである。ドーソナイトの性状は, 真比重 2.44 で嵩比重は生成条件によって異なり最適条件で生成されたものは 0.21 であった。生成条件, 赤外吸収スペクトルなどにより示性式は NaAlO(OH)HCO3 と推定された。結晶構造は 5.7Å を周期とする繊維状結晶で 5.7Å, 2.8 に非常に強いピークを現わすX線回折図を示す。単位格子は a : 6.71Å, b : 10.411Å, c : 5.58Å で単位結晶は4分子からなり, NaO4(OH)2 と AlO2(OH)4 のややゆがんだ8面体と平面状の CO3 グループから成立し CO3 グループの1個の酸素は水素結合しているものと推定された。
最近才知道,在由精胺酸钠分解二氧化碳生成氧化铝时,作为杂质掺杂的东西是道子石。作者们为了使道子石不是杂质而是作为主要成分生成纯度高的东西,对其生成条件进行了研究。另外,还通过X射线衍射、电子衍射、红外吸收光谱等查明了其化学结构。结果,虽然生成条件因配制铝胺酸钠的起始氧化铝而有所不同,但中和了铝胺酸钠溶液中的碱,氧化铝处于过饱和状态的溶液中存在大量HCO3-时,就会生成多子石。满足这一条件的条件包括:精胺酸钠溶液的Na2O/Al2O3摩尔比大;温度为50 ~ 90℃;二氧化碳的吹入速度急剧等。道子石性状方面,真比重为2.44,大小比重因生成条件不同而不同,最佳条件下生成的道子石性状为0.21。根据生成条件、红外吸收光谱等推测,其示性式为NaAlO(OH)HCO3。结晶结构为以5.7 A为周期的纤维状结晶,在5.7 A和2.8处显示出非常强的峰值的X射线衍射图。单位格子为a∶6.71 a, b∶10.411 a, c∶5.58 A,单位晶体由4个分子组成,NaO4(OH)2和AlO2(OH)4的8面体和平面状的CO3组成立,CO3组的一个氧被推测为氢键结合。
{"title":"The Conditions of Formation of Dawsonite and Its Crystal Structure","authors":"Sangwook Kwon, Byong-Ho Kim, Heishichi Ishikawa","doi":"10.1246/NIKKASHI1898.74.12_2411","DOIUrl":"https://doi.org/10.1246/NIKKASHI1898.74.12_2411","url":null,"abstract":"アルミン酸ナトリウムの二酸化炭素分解によるアルミナ生成の際, 不純物として夾雑されるものがドーソナイトであることが最近知られて来た。著者らはドーソナイトを不純物でなく主成分として純度の高いものを生成させるためその生成条件について検討した。又, X線回折, 電子回折, 赤外吸収スペクトル等によりその化学構造についても究明した。その結果, 生成条件はアルミン酸ナトリウム調製の出発アルミナにより多少異なるが, アルミン酸ナトリウム溶液中のアルカリが中和され, アルミナが過飽和状態にある溶液に HCO3- が多量存在する場合ドーソナイトが生成されることが判った。この条件を満足させるにはアルミン酸ナトリウム溶液の Na2O/Al2O3 モル比が大きいこと, 温度は 50~90℃, 二酸化炭素の吹込み速度が急激であることなどである。ドーソナイトの性状は, 真比重 2.44 で嵩比重は生成条件によって異なり最適条件で生成されたものは 0.21 であった。生成条件, 赤外吸収スペクトルなどにより示性式は NaAlO(OH)HCO3 と推定された。結晶構造は 5.7Å を周期とする繊維状結晶で 5.7Å, 2.8 に非常に強いピークを現わすX線回折図を示す。単位格子は a : 6.71Å, b : 10.411Å, c : 5.58Å で単位結晶は4分子からなり, NaO4(OH)2 と AlO2(OH)4 のややゆがんだ8面体と平面状の CO3 グループから成立し CO3 グループの1個の酸素は水素結合しているものと推定された。","PeriodicalId":22880,"journal":{"name":"The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan","volume":"40 1","pages":"2411-2415"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1971-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"87896984","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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Pyrolysis Gas Chromatography of Low Hydrocarbon Compounds and Polyethylene 低碳氢化合物和聚乙烯的热解气相色谱法
Pub Date : 1971-01-01 DOI: 10.1246/NIKKASHI1898.74.5_885
Toshio Abo, Teizo Watanabe
低分子炭化水素の熱分解機構を明らかにする目的で,炭素数5から36までの直鎖飽和炭化水素を温度550~750℃で熱分解を行ない,熱分解ガスクロマトグラフィーによって分析した。熱分解がランダムな炭素鎖の切断によって起こるとして導かれた確率論の式と比較した結果,熱分解はランダムな分解が起こり,さらに二次反応として,いわゆる解重合反応が起こり,また,分子内水素転位反応が起こるものと推定された。また,ポリエチレソの熱分解もラソダムな分解であるが,600℃の低い熱分解温度では反応初期において生じたアルキルラジカルはまだガス化していないため,熱分解温度でガス化している低分子炭化水素の熱分解に較べて分子内水素転位反応が起こりやすいものと推定された。
为了明确低分子碳氢化合物的热分解机制,在550 ~ 750℃的温度下,对碳数为5 ~ 36的直链饱和碳氢化合物进行热分解,并通过热分解气相色谱法进行了分析。热分解是由随机的碳链断裂所导出的概率论公式进行比较的结果是,热分解发生随机的分解,进而作为二级反应发生所谓的解聚反应,还有分子内氢重排反应也发生。被推测为是。另外,聚乙二醇的热分解也是氡式的分解,在600℃的低热分解温度下,反应初期产生的烷基自由基还没有气化,因此与在热分解温度下气化的低分子碳氢化合物的热分解相比据推测,很容易发生手分子内氢重排反应。
{"title":"Pyrolysis Gas Chromatography of Low Hydrocarbon Compounds and Polyethylene","authors":"Toshio Abo, Teizo Watanabe","doi":"10.1246/NIKKASHI1898.74.5_885","DOIUrl":"https://doi.org/10.1246/NIKKASHI1898.74.5_885","url":null,"abstract":"低分子炭化水素の熱分解機構を明らかにする目的で,炭素数5から36までの直鎖飽和炭化水素を温度550~750℃で熱分解を行ない,熱分解ガスクロマトグラフィーによって分析した。熱分解がランダムな炭素鎖の切断によって起こるとして導かれた確率論の式と比較した結果,熱分解はランダムな分解が起こり,さらに二次反応として,いわゆる解重合反応が起こり,また,分子内水素転位反応が起こるものと推定された。また,ポリエチレソの熱分解もラソダムな分解であるが,600℃の低い熱分解温度では反応初期において生じたアルキルラジカルはまだガス化していないため,熱分解温度でガス化している低分子炭化水素の熱分解に較べて分子内水素転位反応が起こりやすいものと推定された。","PeriodicalId":22880,"journal":{"name":"The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan","volume":"18 1","pages":"885-888"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1971-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"85087678","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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Condensation Process of Dicalcium Phosphate 磷酸二钙的缩合过程
Pub Date : 1971-01-01 DOI: 10.1246/NIKKASHI1898.74.4_624
Seiichi Matsuno, Kenichi Takai
リン酸一水素カルシウム CaHPO4 について, DTA, TGA, X線分析および IR 分析などを行ない, その加熱変化過程について詳細に検討を加えた。リン酸一水素カルシウムを大気圧下, 5℃/min の加熱速度で DTA を行なうと, 350℃ 付近から徐々に, 395℃ 付近をすぎると急速に進む二段階で脱水縮合反応が起こった。この反応過程について, 反応速度論的な面から検討した結果, logk~1/T の関係, すなわち Arrhenius プロットが上に凹の屈曲した直線を示した。また, この際に必要な見かけの活性化エネルギーは試料の種類により多少な異なるが, 第一段目は ΔE1=31~38kcal/mol, 第二段目では ΔE2=50~61kcal/mol の値が得られた。一方, DTA 測定値から Kissinger の式を用いて求めると, ΔE1=30kcal/mol, ΔE2=49kcal/molとなった。これらの結果を基にしてリン酸一水素カルシウムの脱水縮合反応について若干の考察を行なった。なお, 脱水縮合反応により生成したγ-ピロリン酸石灰の結晶は, 加熱とともに徐々に生長発達するが, その間に P-O-P 結合の強さや結晶の対称性の増加などが予想された。
对磷酸一氢钙CaHPO4进行了DTA、TGA、X射线分析及IR分析等,对其加热变化过程进行了详细研究。磷酸一氢钙在大气压下,以5℃/min的加热速度进行DTA,从350℃附近开始逐渐脱水,超过395℃附近后迅速进行,发生了两阶段脱水缩合反应。对该反应过程,从反应速度的角度进行研究的结果显示,logk ~ 1/T的关系,即Arrhenius图呈向上凹陷的弯曲直线。另外,该时所需的表面活性化的能源是样本的种类的多少而不同,第一级眼睛是狄拉克δe1 = 31 - 38 kcal / mol,第二段是狄拉克δe2 = 50 ~ 61 kcal / mol,得到的值。另一方面,dta测定值从kissinger,要求使用的仪式和狄拉克δe1 = 30 kcal / mol,狄拉克δe2 = 49 kcal / mol。基于这些结果,我们对磷酸一氢钙的脱水缩合反应进行了一些考察。另外,通过脱水缩合反应生成的γ-焦磷酸石灰结晶随着加热逐渐生长发育,预计在此期间P-O-P结合强度和结晶对称性会增加。
{"title":"Condensation Process of Dicalcium Phosphate","authors":"Seiichi Matsuno, Kenichi Takai","doi":"10.1246/NIKKASHI1898.74.4_624","DOIUrl":"https://doi.org/10.1246/NIKKASHI1898.74.4_624","url":null,"abstract":"リン酸一水素カルシウム CaHPO4 について, DTA, TGA, X線分析および IR 分析などを行ない, その加熱変化過程について詳細に検討を加えた。リン酸一水素カルシウムを大気圧下, 5℃/min の加熱速度で DTA を行なうと, 350℃ 付近から徐々に, 395℃ 付近をすぎると急速に進む二段階で脱水縮合反応が起こった。この反応過程について, 反応速度論的な面から検討した結果, logk~1/T の関係, すなわち Arrhenius プロットが上に凹の屈曲した直線を示した。また, この際に必要な見かけの活性化エネルギーは試料の種類により多少な異なるが, 第一段目は ΔE1=31~38kcal/mol, 第二段目では ΔE2=50~61kcal/mol の値が得られた。一方, DTA 測定値から Kissinger の式を用いて求めると, ΔE1=30kcal/mol, ΔE2=49kcal/molとなった。これらの結果を基にしてリン酸一水素カルシウムの脱水縮合反応について若干の考察を行なった。なお, 脱水縮合反応により生成したγ-ピロリン酸石灰の結晶は, 加熱とともに徐々に生長発達するが, その間に P-O-P 結合の強さや結晶の対称性の増加などが予想された。","PeriodicalId":22880,"journal":{"name":"The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan","volume":"12 1","pages":"624-630"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1971-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"90773229","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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Effect of Adding Cations on the Oxidation and the Phase Transformation of Co-precipitated Magnetite 添加阳离子对共沉淀磁铁矿氧化及相变的影响
Pub Date : 1971-01-01 DOI: 10.1246/NIKKASHI1898.74.8_1601
R. Furuichi, T. Ishii, F. Sato, Yasuhiro Masukawa
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Specific Surface Area and Pore Size Distribution of Spherical Active Carbon from Miike Coal Miike煤球形活性炭的比表面积和孔径分布
Pub Date : 1971-01-01 DOI: 10.1246/NIKKASHI1898.74.10_1981
Hiroshi Kitagawa
三池炭の水蒸気賦活を行ない比表面積, 細孔分布の変化を調べた。実験条件は炭化温度 350~1000℃, 賦活温度 800~1000℃, 賦活時間 1~16hr, 水蒸気量2.57g-H20/9-char・hrである。炭化温度 350, 600℃ のチャーを水蒸気賦活すると, 比表面積は重量減少率とともに増加し, 賦活温度 800~900℃では賦活温度による差はなかった。800~1000℃のチャーの場合, 同一重量減少率では低温で賦活した活性炭の方が比表面積が大きかった。チャーを塩酸洗浄して灰分を 1/2 以下に除去した後水蒸気賦活すると, 未処理炭を賦活した場合に較べて 200~350m2/g ほど比表面の大きな活性炭ができた。石炭を基準とする活性炭収率が同じ点で比表面積を比較してみると炭化温度による差はあまりないから, 熱経済の観点からすれぽ炭化温度は低い方が経済的である。チャーと水蒸気の反応は賦活温度が 900℃を超えると, 水蒸気の拡散が律速段階となり, 比表面積の大きな活性炭が得られないので, この温度域で活性炭を製造することは好ましくない。三池炭を原料とする活性炭は市販粒状活性炭に較べて, 半径 1000Å以上の細孔が著しく多い, などの結論を得た。
对三池炭进行水蒸气赋活,调查了比表面积和细孔分布的变化。实验条件为碳化温度350 ~ 1000℃,赋活温度800 ~ 1000℃,赋活时间1 ~ 16hr,水蒸气量2.57g- h20 /9-char·hr。对碳化温度为350、600℃的模型进行水蒸气赋活时,比表面积随重量减减率而增加,在赋活温度为800 ~ 900℃时,没有因赋活温度而产生差异。在800 ~ 1000℃的工况下,同等重量减减率下,低温赋活活性炭的比表面积更大。用盐酸清洗木炭,除去1/2以下的灰分后,进行水蒸气赋活,与赋活未处理木炭时相比,产生了表面比200 ~ 350m2/g大的活性炭。在以煤炭为基准的活性炭收率相同的情况下,比较一下比表面积,由于碳化温度的差异不大,所以从热经济的观点来看,碳化温度低比较经济。彻和水蒸气的反应在赋活温度超过900℃时,水蒸气的扩散成为律速阶段,不能得到比表面积大的活性炭,因此不宜在该温度范围内制造活性炭。得到如下结论:以三池炭为原料的活性炭与市售粒状活性炭相比,半径1000a以上的细孔明显多。
{"title":"Specific Surface Area and Pore Size Distribution of Spherical Active Carbon from Miike Coal","authors":"Hiroshi Kitagawa","doi":"10.1246/NIKKASHI1898.74.10_1981","DOIUrl":"https://doi.org/10.1246/NIKKASHI1898.74.10_1981","url":null,"abstract":"三池炭の水蒸気賦活を行ない比表面積, 細孔分布の変化を調べた。実験条件は炭化温度 350~1000℃, 賦活温度 800~1000℃, 賦活時間 1~16hr, 水蒸気量2.57g-H20/9-char・hrである。炭化温度 350, 600℃ のチャーを水蒸気賦活すると, 比表面積は重量減少率とともに増加し, 賦活温度 800~900℃では賦活温度による差はなかった。800~1000℃のチャーの場合, 同一重量減少率では低温で賦活した活性炭の方が比表面積が大きかった。チャーを塩酸洗浄して灰分を 1/2 以下に除去した後水蒸気賦活すると, 未処理炭を賦活した場合に較べて 200~350m2/g ほど比表面の大きな活性炭ができた。石炭を基準とする活性炭収率が同じ点で比表面積を比較してみると炭化温度による差はあまりないから, 熱経済の観点からすれぽ炭化温度は低い方が経済的である。チャーと水蒸気の反応は賦活温度が 900℃を超えると, 水蒸気の拡散が律速段階となり, 比表面積の大きな活性炭が得られないので, この温度域で活性炭を製造することは好ましくない。三池炭を原料とする活性炭は市販粒状活性炭に較べて, 半径 1000Å以上の細孔が著しく多い, などの結論を得た。","PeriodicalId":22880,"journal":{"name":"The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan","volume":"9 1","pages":"1981-1986"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1971-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"73393448","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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Chlorination of Vanadium Pentoxide 五氧化二钒的氯化反应
Pub Date : 1971-01-01 DOI: 10.1246/NIKKASHI1898.74.5_828
Y. Saeki, T. Ono, Ryoko Matsuzaki
五酸化バナジウムの塩素化過程,および塩素化生成物におよぼす塩素化温度,炭素混合比および塩素ガス流量の影響などについて詳細に調べた。炭素質が存在しない場合,五酸化バナジウムと塩素ガスとの反応は約525℃ から開始し,オキシ三塩化バナジウムを生成する。炭素質が存在する場合,五酸化バナジウムと塩素ガスとの反応は約205℃ から開始する。この場合,塩素化生成物は塩素化温度および炭素混合比により影響をうけ,オキシ三塩化バナジウム,オキシ三塩化バナジウムと四塩化バナジウムの混合物,あるいは四塩化バナジウムが得られる。五酸化バナジウムにモル比で5倍量の炭素質を混合し,1000℃ で塩素化することにより四塩化バナジウムが製造できる。さらに,五酸化バナジウムの塩素化による四塩化バナジウムの生成について若干の考察を加えた。
详细调查了五氧化钒的氯化过程、氯化温度、碳混合比以及氯气流量对氯化生成物的影响等。不存在碳质时,五氧化二钒与氯气的反应从约525℃开始,生成氯化三氯化钒。碳质存在时,五氧化钒与氯气的反应从约205℃开始。在这种情况下,氯化生成物受氯化温度和碳混合比的影响,可得到氯化三氯化钒、氯化三氯化钒和四氯化钒的混合物或四氯化钒。在五氧化二钒中混合摩尔比5倍量的碳质,在1000℃下氯化,就可以制造四氯化钒。另外,对五氧化二钒氯化生成四氯化钒作了一些考察。
{"title":"Chlorination of Vanadium Pentoxide","authors":"Y. Saeki, T. Ono, Ryoko Matsuzaki","doi":"10.1246/NIKKASHI1898.74.5_828","DOIUrl":"https://doi.org/10.1246/NIKKASHI1898.74.5_828","url":null,"abstract":"五酸化バナジウムの塩素化過程,および塩素化生成物におよぼす塩素化温度,炭素混合比および塩素ガス流量の影響などについて詳細に調べた。炭素質が存在しない場合,五酸化バナジウムと塩素ガスとの反応は約525℃ から開始し,オキシ三塩化バナジウムを生成する。炭素質が存在する場合,五酸化バナジウムと塩素ガスとの反応は約205℃ から開始する。この場合,塩素化生成物は塩素化温度および炭素混合比により影響をうけ,オキシ三塩化バナジウム,オキシ三塩化バナジウムと四塩化バナジウムの混合物,あるいは四塩化バナジウムが得られる。五酸化バナジウムにモル比で5倍量の炭素質を混合し,1000℃ で塩素化することにより四塩化バナジウムが製造できる。さらに,五酸化バナジウムの塩素化による四塩化バナジウムの生成について若干の考察を加えた。","PeriodicalId":22880,"journal":{"name":"The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan","volume":"47 1","pages":"828-831"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1971-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"77413647","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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Critical Relative Humidities and Hygroscopicity Potentials of Some Fertilizer Salts 某些肥料盐的临界相对湿度和吸湿势
Pub Date : 1971-01-01 DOI: 10.1246/NIKKASHI1898.74.9
T. Kanazawa, M. Chikazawa, M. Kaiho
肥料塩の吸湿度曲線の形状が試料によって異なる理由について検討した。また, 各試料の吸湿性の大小関係を, 物理化学的な因子で定量化することを試みた。用いた試料は尿素化成肥料 (UCF) , 高度化成肥料 (HGCF) , 配合化成肥料 (MCF) , 尿素 (U) の各粉末である。吸湿度曲線は, バネ秤法により 25℃, 100, 80.6, 74, 61.8(各)%rH において求めた。粉体試料を用い, 相対湿度を適当に選択することにより, 従来から観察されているこれら肥料塩の吸湿度曲線の特徴を変化させずに, 測定時間を大きく短縮することが可能となった。また種々の温度で, 各肥料塩について, 吸湿量と平衡水蒸気圧との関係を測定し, それらからおのおのについて臨界相対湿度 (CRH) を求めた。25℃ で UCF57.0, HGCF66.0, MCF68.5, U73. 4(各)%rH が得られた。従来肥料塩の吸湿度曲線は, 水溶性物質における準直線型と, 水不溶性物質を含むものにおける凸形の曲線の二つに分類されているが, その意味を平衡水蒸気圧曲線より都合良く説明することができた。さらに各温度における CRH より吸湿性の大小の比較を行なうための因子“吸湿ポテンシャル”を求めた。その結果は25℃において, UCF O.242, HGCF O.180, MCF O. 165, U O.134(各)kcal/molであった。
研究了肥料盐的吸湿度曲线的形状因样品不同而不同的理由。另外,还尝试用物理化学因子定量化各样品的吸湿性大小关系。所使用的样品包括尿素化成肥料(UCF)、高度化成肥料(HGCF)、配合化成肥料(MCF)以及尿素(U)粉末。用弹簧秤法在25℃,100、80.6、74、61.8(各)%rH时求出吸湿度曲线。通过使用粉体样品,适当地选择相对湿度,可以在不改变以往观察到的这些肥料盐的吸湿度曲线特征的情况下,大幅缩短测量时间。另外,在各种温度下测定了各肥料盐的吸湿量与平衡水蒸气压的关系,分别求出了临界相对湿度(CRH)。25℃时得到ucf57.0、HGCF66.0、mcf68.5、u73.4(各)%rH。过去肥料盐的吸湿度曲线被分为水溶性物质中的准直线型和含有水不溶性物质的凸形曲线两种,其意义比平衡水蒸气压曲线更容易解释。进一步求出了用于比较各温度下的CRH的吸湿性大小的因子“吸湿势”。结果在25℃时,UCF O.242、HGCF O.180、MCF O. 165、U O.134(各)kcal/mol。
{"title":"Critical Relative Humidities and Hygroscopicity Potentials of Some Fertilizer Salts","authors":"T. Kanazawa, M. Chikazawa, M. Kaiho","doi":"10.1246/NIKKASHI1898.74.9","DOIUrl":"https://doi.org/10.1246/NIKKASHI1898.74.9","url":null,"abstract":"肥料塩の吸湿度曲線の形状が試料によって異なる理由について検討した。また, 各試料の吸湿性の大小関係を, 物理化学的な因子で定量化することを試みた。用いた試料は尿素化成肥料 (UCF) , 高度化成肥料 (HGCF) , 配合化成肥料 (MCF) , 尿素 (U) の各粉末である。吸湿度曲線は, バネ秤法により 25℃, 100, 80.6, 74, 61.8(各)%rH において求めた。粉体試料を用い, 相対湿度を適当に選択することにより, 従来から観察されているこれら肥料塩の吸湿度曲線の特徴を変化させずに, 測定時間を大きく短縮することが可能となった。また種々の温度で, 各肥料塩について, 吸湿量と平衡水蒸気圧との関係を測定し, それらからおのおのについて臨界相対湿度 (CRH) を求めた。25℃ で UCF57.0, HGCF66.0, MCF68.5, U73. 4(各)%rH が得られた。従来肥料塩の吸湿度曲線は, 水溶性物質における準直線型と, 水不溶性物質を含むものにおける凸形の曲線の二つに分類されているが, その意味を平衡水蒸気圧曲線より都合良く説明することができた。さらに各温度における CRH より吸湿性の大小の比較を行なうための因子“吸湿ポテンシャル”を求めた。その結果は25℃において, UCF O.242, HGCF O.180, MCF O. 165, U O.134(各)kcal/molであった。","PeriodicalId":22880,"journal":{"name":"The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan","volume":"18 1","pages":"9-13"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1971-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"90309461","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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Effects of Carbon Tetrachloride on Polymerization by Metal Complexes of β-diketonates 四氯化碳对β-二酮酸酯金属配合物聚合的影响
Pub Date : 1971-01-01 DOI: 10.1246/NIKKASHI1898.74.8_1718
K. Kaeriyama, Y. Yamazaki
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Copolymerization of Acrylonitrile with Quaternary Ammonium Salts Containing Allyl Group 丙烯腈与含烯丙基季铵盐的共聚反应
Pub Date : 1971-01-01 DOI: 10.1246/NIKKASHI1898.74.4_752
I. Katsura, Takashi Yamamoto
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Effect of the Polymerization Conditions of Vinyl Acetate in the Presence of Polyvinyl Alcohol as Emulsifier on the Properties of Polyvinyl. Acetate Emulsion 聚乙烯醇为乳化剂时醋酸乙烯酯聚合条件对聚乙烯醇性能的影响。乙酸酯乳液
Pub Date : 1971-01-01 DOI: 10.1246/NIKKASHI1898.74.6_1233
S. Hayashi, Toshihiko Matsus Hita, N. Hōjō
ポリピニルアルコールを乳化剤とした酢酸ビニル乳化重合物の性質におよぼす製造どきのモノマーの滴下速度,開始剤の種類の影響を70℃以上の重合温度で調べた。過酸化水素レドックス系では,モノマーの滴下速度が遅いほど粒子は小さく,乳化重合物の粘度は高くなった。過硫酸アンモ論ウム系は,成分を重合の開始どきに全部仕込むバッチ方式では安定な乳化重合物が得られなかった。また,モノマーの滴下速度の遅い場合の結果を過酸化水素レドックス系と比較すると,粒子は大きく,乳化重合物の粘度は低下した。これらの結果は,フィルムの性質なども考慮して,ポリビニルアルコールへの酢酸ビニルのグラフト重合の度合によるものと結論した。
在70℃以上的聚合温度下,对以聚丙醇为乳化剂的醋酸乙烯乳化聚合物的性质所产生的单体滴落速度以及起始剂种类的影响进行了调查。过氧化氢正统系统中,单体滴下速度越慢,粒子就越小,乳化聚合物的粘度就越高。在过硫酸铵理论体系中,在聚合开始时将成分全部放入的分批方式无法得到稳定的乳化聚合物。另外,将单体滴下速度较慢时的结果与过氧化氢正统系统进行比较,发现粒子较大,乳化聚合物的粘度降低。考虑到胶片的性质等因素,得出的结论是乙酸乙烯酯对聚乙烯醇的植入聚合程度所致。
{"title":"Effect of the Polymerization Conditions of Vinyl Acetate in the Presence of Polyvinyl Alcohol as Emulsifier on the Properties of Polyvinyl. Acetate Emulsion","authors":"S. Hayashi, Toshihiko Matsus Hita, N. Hōjō","doi":"10.1246/NIKKASHI1898.74.6_1233","DOIUrl":"https://doi.org/10.1246/NIKKASHI1898.74.6_1233","url":null,"abstract":"ポリピニルアルコールを乳化剤とした酢酸ビニル乳化重合物の性質におよぼす製造どきのモノマーの滴下速度,開始剤の種類の影響を70℃以上の重合温度で調べた。過酸化水素レドックス系では,モノマーの滴下速度が遅いほど粒子は小さく,乳化重合物の粘度は高くなった。過硫酸アンモ論ウム系は,成分を重合の開始どきに全部仕込むバッチ方式では安定な乳化重合物が得られなかった。また,モノマーの滴下速度の遅い場合の結果を過酸化水素レドックス系と比較すると,粒子は大きく,乳化重合物の粘度は低下した。これらの結果は,フィルムの性質なども考慮して,ポリビニルアルコールへの酢酸ビニルのグラフト重合の度合によるものと結論した。","PeriodicalId":22880,"journal":{"name":"The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan","volume":"74 1","pages":"1233-1236"},"PeriodicalIF":0.0,"publicationDate":"1971-01-01","publicationTypes":"Journal Article","fieldsOfStudy":null,"isOpenAccess":false,"openAccessPdf":"","citationCount":null,"resultStr":null,"platform":"Semanticscholar","paperid":"77372648","PeriodicalName":null,"FirstCategoryId":null,"ListUrlMain":null,"RegionNum":0,"RegionCategory":"","ArticlePicture":[],"TitleCN":null,"AbstractTextCN":null,"PMCID":"","EPubDate":null,"PubModel":null,"JCR":null,"JCRName":null,"Score":null,"Total":0}
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期刊
The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan
全部 Acc. Chem. Res. ACS Applied Bio Materials ACS Appl. Electron. Mater. ACS Appl. Energy Mater. ACS Appl. Mater. Interfaces ACS Appl. Nano Mater. ACS Appl. Polym. Mater. ACS BIOMATER-SCI ENG ACS Catal. ACS Cent. Sci. ACS Chem. Biol. ACS Chemical Health & Safety ACS Chem. Neurosci. ACS Comb. Sci. ACS Earth Space Chem. ACS Energy Lett. ACS Infect. Dis. ACS Macro Lett. ACS Mater. Lett. ACS Med. Chem. Lett. ACS Nano ACS Omega ACS Photonics ACS Sens. ACS Sustainable Chem. Eng. ACS Synth. Biol. Anal. Chem. BIOCHEMISTRY-US Bioconjugate Chem. BIOMACROMOLECULES Chem. Res. Toxicol. Chem. Rev. Chem. Mater. CRYST GROWTH DES ENERG FUEL Environ. Sci. Technol. Environ. Sci. Technol. Lett. Eur. J. Inorg. Chem. IND ENG CHEM RES Inorg. Chem. J. Agric. Food. Chem. J. Chem. Eng. Data J. Chem. Educ. J. Chem. Inf. Model. J. Chem. Theory Comput. J. Med. Chem. J. Nat. Prod. J PROTEOME RES J. Am. Chem. Soc. LANGMUIR MACROMOLECULES Mol. Pharmaceutics Nano Lett. Org. Lett. ORG PROCESS RES DEV ORGANOMETALLICS J. Org. Chem. J. Phys. Chem. J. Phys. Chem. A J. Phys. Chem. B J. Phys. Chem. C J. Phys. Chem. Lett. Analyst Anal. Methods Biomater. Sci. Catal. Sci. Technol. Chem. Commun. Chem. Soc. Rev. CHEM EDUC RES PRACT CRYSTENGCOMM Dalton Trans. Energy Environ. Sci. ENVIRON SCI-NANO ENVIRON SCI-PROC IMP ENVIRON SCI-WAT RES Faraday Discuss. Food Funct. Green Chem. Inorg. Chem. Front. Integr. Biol. J. Anal. At. Spectrom. J. Mater. Chem. A J. Mater. Chem. B J. Mater. Chem. C Lab Chip Mater. Chem. Front. Mater. Horiz. MEDCHEMCOMM Metallomics Mol. Biosyst. Mol. Syst. Des. Eng. Nanoscale Nanoscale Horiz. Nat. Prod. Rep. New J. Chem. Org. Biomol. Chem. Org. Chem. Front. PHOTOCH PHOTOBIO SCI PCCP Polym. Chem.
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